登攀ではないので比較的軽量なザック。自転車通勤のおかげもあってとても快調に歩けた。会津の豪雪を期待してワクワクしながらこの日を待っていたのだが、鳳凰三山に変更になってちょっとがっかり。それでも歩きたかったので、期待しないながらも夜叉神へ向かった。
同行のメンバーはみなルート経験者で、自分だけが始めて。仕事も忙しく急な変更だったため、ほとんど調べないまま「連れてって君」状態での参加だった。どーもすいません!暖冬、暖冬と騒いでいるものの、やはり高所は寒かった。風はなかったが早朝の気温は-16度くらい。稜線で強風に吹かれればしびれる寒さになるが、ほとんど無風に近い状態だったので、日が出てくると歩くのに丁度いい感じだった。
樹林帯を抜けると、どーん!と目の前に北岳!なんとすばらしい景色!バットレスをこちらに向けて、堂々と構えたその姿は本当にすばらしかった。やっぱり雪山はかっこいいなぁ。今度はあっち側からこっちを眺めたい。もちろん厳冬期に。出来ればバットレスを・・・
あたらな夢が芽生えた山行だった。同行のみなさま、仲間に入れて頂いてありがとうございました。
(写真はもちろん北岳。当日は分かったつもりで知ったか振りしてたが、この角度からだと四尾根がよく分からないね^^;)