いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

奇妙な電話、あなたの税金はこんな風に使われる(怒)

2016年04月25日 21時36分57秒 | ITビジネス(独立開業と会社経営)

うちのスタッフが「株式会社〇△□という会社が、経営者と話したいと言ってるんですが・・・」と、私に電話をつないだ。
よくある電話だ。

まず、「経営者のかた」あるいは「社長さん」いますか?という電話は、100%営業である。そんな時私は「社長って誰ですか?名字と名前知ってますか?おっしゃって下さい」と言うと、引き下がる。

「儲け話」を持ってくる場合、「なんでそんなうまい話を赤の他人の私に教えるの?」「そんなに儲かるなら、前年度の確定申告書の写しを見せてください。投資部門で成果を上げているなら信用する」というと、まず引き下がる。

「借金」の場合、大概は14%~25%(って法的にいいんだっけ?)で貸しますとか言うので、「金利1%なら借りてやってもいい。もちろん無担保でな」と言うと、「いや、それは出来ません」と返すので、「そんなの、あんたの会社の経営努力が足りないからだ」と怒鳴ると引き下がる。

営業電話の断りは、頭を使うが結構楽しい(笑)。

ところが今日のはちょっと不思議?だったので、ここに書き留めます。

40代くらいの女性の声で「株式会社〇△□と申しますが、政府から会社あてに260万円の資金援助があるのをご存知ですか?若手育成・スキル向上の為のお金が支払われ、うち160万円を会社の手元に置くことができます。ご存じない経営者の方も多いので、申請のお手伝いをしたいと思います・・・・(くどくど)」

この説明が3分ほど、立て板に水的に話された。この「からくり」に興味があったので、最後まで聞いてみた。すると「つきましては一度お会いして※、お話をさせてください」等と言われたので、そこで私は話し始めた。
    ※電話は優しい女性だが、実際に来るのは男性と決まっている。

私「別に会って話さずとも分かるので、あなたの言っていることについて、まずお尋ねします。」

160万円を手元に置くってどういうこと?(ネコババ?)
あなたはボランティアではなく、会社は仲介料を取り、給料(あるいは時給)をもらっているんでしょう?
260万円は、会社の運転資金や仲介者に支払われることなく、若手のスキル育成に100%使われるべきでは?(税金の無駄遣い)

・・・・を厳しく追求した。(笑)
相手は当然ひるんだ。こういう返答は、想定外なのだ。

女性「知らない経営者の方への情報提供で・・・」
私「そんなの政府が通知することであり、民間会社が営業することではないでしょう!」

女性「仲介料と言ってもそんなに頂かないんですよ~」
私「大小の問題ではない、育成資金を使い込むのが問題だと言ってるの!」

私「納税者として、相続税や贈与税以外の、ありとあらゆる税金を払っています。税金が若手育成に使われることなく、民間会社に持っていかれることに驚いています。あなたのやっていることは正しいと思っていますか??」

と怒鳴ったら、優しい声の女性は(悪い人ではない)静かになった。

その「からくり」はこんな感じ?

1.法人に手続き申請させ、政府の若手育成資金を260万円を受け取らせる。
2.株式会社〇△□は、法人に入金された260万円のうち、仲介料60万円(推定)を支払ってもらう。
3.その他に100万円を、「預かり金」あるいは「貸付金」等の名目で、株式会社〇△□に送金させる・・・・。

株式会社〇△□は、カモになった法人(160万円の現金が欲しい、困っている会社)を利用して、160万円をせしめる・・・(詐欺?)

こんな感じかな。結構当たっていると思うんだけどな。
・・・・悪どいことを考える人が多い、世知辛い世の中です。

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ガイジン夫に見せたら「いいんじゃない?」だそうです。
でも海外の人には、市松模様ってあまり日本的ではないような?日本史も知らないと、良さが分からないかも。

菊の紋章、富士山、芸者・・・みたいなのがJAPANだからなぁ。


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