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ウラジオストクに行ってきました【1日目の2】

2019-11-11 01:08:58 | 旅行
飛行機の到着時間の関係で、空港から市内への電車、アエロエクスプレスに間に合わないって思っていたけれど、パスポートコントロールで待っている時に、17時50分発になっているというアナウンスが✨。良かったー、これでタクシーに1500ルーブル(約3000円)払わなくていいし、白タクドライバーに捕まる心配もなくなった。

飛行機も早く着いたし、結果、悠々と空港から電車の駅に向かうことができました。向かっていると空港と駅を隔てるドアの前に荷物検査場があって戸惑ってたら、係員の女性に右側へ行けと指図される。タイミングよく、私の前を歩いていた男性がドアの前で立ち止まったので、『電車の時間になるまで、ここで待つのか』と、私も待ってたら、係員さんがキッと私の方を向き、「Go!」。あっ、勝手に入って良かったのかー。なんせ初めてなもんで勝手が分からず、失礼いたしました。

駅の窓口で切符を買うと、レシートみたいな切符を渡されました。


なんとも心もとない切符だこと。で、切符を買った後に未だ時間があるから、飲み物を買いに空港に戻ることに。すると、空港に入る時には荷物検査がっ。なるほど、空港から出る人はどうでもいいけど、入る人は要チェックということなんだと初めて理解。

そして、何味かわからないままドリンク買って駅に戻り、今度はトイレへ。


『WCはこちら』のサインに沿って行ったら2階分ほど下に行かされ、行ったもののプレートが貼ってあるドアがいくつもあって、どれがトイレか分からなくてウロウロ。だって、キリル文字読めないもん。すると、同じくトイレに用があった優しいロシア人男性が「トイレを探してるのかい?こう書いてあるのが男性用で、こう書いてある方が女性用なんだよ。」と教えてくれました。スパシーバ。そして、入ったトイレに驚く!えっ、まさかの和式?それと、トイレットペーパー流しちゃいけない国?やっと台湾でトイレットペーパー流せるようになったと思ってたのに、ウラジオストクもまだ下水道設備が整ってないのかー。

そんなことがありつつ、無事に電車に乗り込んだ。18時過ぎが日没時刻だから、ちょうど日が暮れ始める時間に電車が走る。




もうやばかったです。まず、太陽が日本で見るより明らかに大きい。電車の窓は汚れているし、傷がいっぱいついているのに、それを忘れさせるくらいの美しさ。そして、夕焼けの時間は小一時間続きました。


一生懸命、進行方向の夕焼け空を写真に収める私を見て、途中で向かいに座ってたおばあさんが「こっち側からの景色も見てごらん。ほら、あの長い橋、綺麗でしょ?とっても長いでしょ?」と、ご自身は通路側の席にずれて、私をご自身が座られていた窓際に座らせてくださった。そして、降りる時も「グッバイ」と声をかけて席を立たれ、トイレの時と言い、早くも私の中ではロシア人は親切な国民に認定✨。

その後、ウラジオストク駅に着いた時も、ロシア人男性が駅舎のドアを開けて先に通してくださったり、私がレシートみたいな切符を駅員さんに渡しかけたら、同じ男性が人指し指を左右に振って、「渡さなくて良いんだよ」ってことを教えてくださった。みんな、そんなに笑顔は見せないけど、とにかくむっちゃ優しい。気温は低くても、心はぽっかぽか。
コメント
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