A Pocket Full of Smile

気まぐれに何か楽しいこと、美味しいもの、素敵な場所などを書いてみようかな

高千穂峡、天岩戸神社、天安河原へ行きました

2016-06-26 18:08:33 | 旅行
高千穂の朝、空気がおだやかで、遠くに見える山の嶺にかかる雲がとてもきれいでした。


そんな景色を眺めながら、旅館から歩いて向かったのが『高千穂峡』。

ここで『貸しボート』に乗るのを旅行前からずっとずっと楽しみにしてたのに、前日は天候の関係で運行休止になってた上、夜中には大雨が降ってたし、朝になってもホームページには『運休』の文字が・・・。でも、まだボートの営業時間前(通常8時半から)だし、いずれにしろ高千穂峡は見ておきたいからと、ボートに乗るのは半ば諦めながら向かったんです。


ここで川の様子を見る前に、おみやげ屋さんに入り、高千穂峡から天岩戸神社まで走るバスについてチェック。その時に何とはなしに「今日はボート乗れないですよねぇ?」と聞いてみたら、「今日は9時から営業してますよ!」だって!この時、9時10分くらい。思わずおみやげ屋さんの店内で「やったー!」と叫んじゃいました。お話を聞いたところ、毎年この梅雨の時期は1ヶ月ほど運休することもあるらしいんです。例え、高千穂峡で雨が降っていなくても上流の天候が悪いと増水しちゃいますからね。だから、とってもラッキーでした。

ボートは30分で2000円。これ、ちょうどボートで行けるところまで行って帰ってくるのに良い時間。

真名井の滝。


空は少し曇っていたけれど、緑に覆われた切り立った崖から流れ落ちる滝の美しさったら!心洗われる景色とはこのことなんだなって思いました。



この峡谷の、この空間にいられるってことだけで本当に幸せで、本当に清々しい気持ちになれて・・・。ボートに乗れる幸運までいただけて、感動でした。

ちなみに上から眺める高千穂峡も絶景でしたよ!




次に高千穂峡から『天岩戸神社』と『天安河原』までは、『高千穂回遊バス』で向かいました。本数はそんなに多くないけど、主要な観光スポットで乗り降りできるから便利!

天岩戸神社のバス停で降りると、こんな風景が。


九州でとうもろこしが獲れるイメージはまったくと言っていいほどないんだけど、こんな感じでとうもろこしを軒下にぶら下げてるおうち(お店)は、何軒か目にしましたよ。

天岩戸神社西本宮の鳥居の前では、まずは天照大神がお出迎え。


鳥居を挟んで反対方面には、天岩戸の岩とびらを投げようとしている手力雄命が。






西本宮のご神体は天岩戸。だけど、そこに行くには別途、社務所で手続きが必要。時間も限られてることだし、今回はそこまでは行きませんでした。

そして、西本宮には神楽殿があり、ここでも夜神楽が見られるようです。


西本宮を出た後は岩戸川という川沿いを10分ほど歩いて、天安河原へ。




ここは天照大神が天岩戸へお隠れになった時に、どうすれば出てきてもらえるかと八百万の神様たちが話し合いをした場所なんだそうですが・・・。








人によれば、この場所をすごいパワースポットなんだそうです。とっても神秘的な場所だと表現される方もいらっしゃいます。感じ方は人それぞれだから、それを否定はしないけれど、私にとっては正直とても気持ちの悪い場所でした。写真は撮ったけど、今でもこれらの写真を見るのは苦手(と言いながら、写真を掲載してごめんなさい。)。たくさんの人がたくさんの願いを込めて積んでいる、無数の石。だからこそ、たくさんの念を感じるのかも。この場所に足を踏み入れた途端、急に無口になっちゃったから、やっぱり私には苦手な場所なんだろうな。

そんな感じで高千穂峡で気分が上がり、天安河原で気分がどーんと下がったけれど、最後は美しい棚田の景色に心を癒され、結果として高千穂をとっても楽しみました。


まだまだ見どころはたくさんありそうだから、またいつか訪れることができたらいいな。

【注】今回、写真のサイズがいつも以上にバラバラですみません。


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高千穂の旅館大和屋に泊まりました(その2)

2016-06-23 23:34:50 | 旅行
高千穂の『旅館大和屋』さん、貸し切りだったから本当に静かでした。逆に宿の方には「どれだけ騒いでも大丈夫ですよ!」って言われたくらいだったけど、騒ぐことなくおとなしく過ごしました。

ここは町の中では便利の良い場所にあり、高千穂神社までは徒歩10分もかからない。




だから毎晩8時から高千穂神社境内にある神楽殿で行われる夜神楽も、歩いて見に行けました。






神楽って初めて見たので興味深かったけど、観光客用に合わせてあるからかな、ちょっと『神様をそんな風に表現していいの?』と思う場面があったり、神様をだしに商売をしようとしているのがストレートに出すぎていて、少し疑問に思うところがあったのも事実。それは、私が勝手に高千穂に対して抱いていた荘厳なイメージとかけ離れていたのが理由なんですけどね。

とにかく、そういうわけで車はなくても、高千穂らしさを楽しむことができる場所にあるのが旅館大和屋さんでした。高千穂峡にも(途中、遊歩道が落石の危険により通行止めになっていたから遠回りしたので)30分以上かかったけれど徒歩で行けたし、バスセンターや観光案内所も近くて便利でした。

そして晩ごはんがおいしかっただけに、とっても期待していた朝ごはんがこれ。


白ごはんだけでなく、玄米のおかゆまで出てきて、このおかゆが美味しいこと、美味しいこと。納豆に卵、海苔の佃煮に山くらげ、焼き魚に煮豆、おみそに冷奴、きゃらぶきにいごぼうの味噌漬けとごはんの友が盛りだくさん。デザート的存在だったのは、玄米のポン菓子に豆乳をかけたもの。


お味噌汁もほっとする味だし、ご飯も炊きたてで朝から満足、満足。

この旅館、お野菜が好きで、おふくろの味が好きな食いしん坊さんにはおすすめかもっ!

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高千穂の旅館大和屋に泊まりました(その1)

2016-06-22 23:41:53 | 旅行
今回の宮崎の旅の楽しみのひとつが高千穂へ行くことでした。車の運転ができないから、頼りは公共の交通機関。宮崎ブーゲンビリア空港からまずは特急電車で1時間15分ほどかけて延岡へ。延岡から高千穂まではバスで1時間半。というわけで、空港から3時間弱かけてやっとたどり着いたのでした。宮崎県、広すぎる~。

バスを降りて数歩歩いた時に、高千穂って何て素敵な町なんだろう思う出来事が。それは小学生の男の子がただの観光客の私たちに「こんにちは!」とあいさつしてくれたんです。これが実はこの子だけでなく、そのあと出会う小学生や中学生、もしかすると高校生までもがあいさつしてくれるんです。これ、本当にうれしい。どうやら、高千穂町は町ぐるみでコミュニケーション力の高い子どもたちを育てているそう。素晴らしい~

高千穂での宿は車なしでも移動しやすいロケーションにあることを条件に探し、『旅館大和屋』さんにお世話になることにしました。


さすが、高千穂。旅館の壁に神楽の絵が描かれていました。

そして入口を入ると、これがっ!


18室ある割と大きめな旅館なのに、まさかの貸し切り!妙に恥ずかしい。

そして通されたお部屋の名前は『八方神』。おそれ多いことです。

で、貸し切りだったからか、お部屋に通された途端、旅館のおばちゃんがお風呂やご飯の時間をしきりたがったのが可笑しくて。「今日はおふたりだけなんで、お風呂はお部屋のでいいですかね?」「お風呂は何時ごろ入りますか?それに合わせてボイラーのスイッチ入れるから。」「晩ごはんは何時にしましょ?6時?6時15分?」ってな感じ。でも方言のせいか、おばちゃんのキャラクターのせいか、全然嫌な気しなかったです。だって私たちは晩ごはんは6時半がいいと言ってるのに、なぜか6時15分にしたがったりするのが面白くて、面白くて。このやり取りをおばちゃんは正座、私たちは荷物を置いただけでまだ立ったまんまの状態で数分間繰り返していたっていうのが、今思い出しても笑える。あのおばちゃん、いいキャラしてる~。

さて、その晩ごはんですが、たったふたりなのに大広間でいただきました。最初に用意されていたのがこれ。


さしみこんにゃくとなます。


さすが宮崎!地鶏の炭焼き。


マヨネーズ風味の白和え、いんげんのごま和え、金時豆の煮豆。


炊き合わせ。


名前を忘れたけど、きのこや鶏肉の上に山芋とチーズをかけた鍋。


これだけでも盛りだくさんと思っていたら、この後にこれでもかと出てきたお料理たちが・・・。まずは鮎の塩焼きと、なぜかわらび餅。


茶わん蒸し。


スモークした鱒のカルパッチョ。


天ぷら。


赤米とだご汁。


デザートに日向夏とヨーグルト。


途中からは「まだ出てくるの~?」って言っちゃうくらい、お料理が行列をなして出てきた感じ。しかもどれも美味しいから困る。洗練された感はないけど、おばあちゃんやお母さんが作ってくれたような安心できる味。結局、こういうご飯が一番美味しいような気がする。いや、実際、美味しかった~。

ちなみにヨーグルトは食べきれず、一度お部屋に持って行って冷蔵庫に入れたけれど、さすがにお腹が夜中になっても減らなかったので、勝手に翌日の朝食時にデザートとして持ち込みました(笑)。

翌日の朝食については、また次回。
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レストランコスモスの宮崎牛ステーキ丼を食べました

2016-06-22 00:34:37 | グルメ
昨年の3月に初めて行ってから、絶対にまた行きたいと思っていた宮崎に行って来ました!

ただ、旅のスタート地点の羽田空港で保安検査場を通ろうとした瞬間、乗り込むはずだった機材調整のために搭乗手続きの中断が決まり、しばらく待機。30分ほど遅れての出発となりました。

これにより宮崎到着後に乗ろうと思っていた、延岡行きの特急電車には間に合わないことが決定。次発の電車まで1時間ほど時間があったので、先に空港内でランチを済ますことに。

そんなわけで入ったのが、空港内3階にあった『レストランコスモス』さん。ここのカウンター席からは飛行機がよく見えるんですよ~。


飛行機に乗るのも、そして離着陸するのを見るのが大好きな私には、ある意味プレミアムシート☆。

興奮しながら頼んだメニューは、宮崎牛ステーキ丼!


一緒に持ってきてくださったのが、2種類のドレッシング。


日向夏味と金柑味。これを好みで使って下さいということだったので、サラダの右半分に日向夏、左半分に金柑をかけて食べてみました。どっちもさっぱりとした味だけど、日向夏の方が好み~!柑橘感が日向夏の方が際立っていて、本当においしいドレッシングでした。お店でおみやげとしても売っていたけど、残念ながら帰りには買う時間がなかったー。

そしてステーキ丼のアップ。


この丼、本当に激ウマでした!ステーキがやわらかく、適度に脂がのっていてジューシー。そして、何よりお肉の甘みと旨味がすごい。追加でかけられるタレも付いていたけれど、それには一切手を付けなくて良いくらい最初から味付けもしっかりしている。というか、本当にお肉そのものがおいしいから、あえて味付けを濃くする必要がないんですよ。宮崎牛、おそるべし!

セットについていたスープはコンソメ味。飛行機の中でも機内ドリンクでコンソメスープを飲んだけれど、やっぱりそれとは違い、まろやかなお味でした。

飛行機の遅れがあったからこそ食べられたランチ。ちょっとしたトラブルがあるのも悪くないな。
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カフェサブヒロのアボカドミルク氷を食べました

2016-06-19 09:10:45 | グルメ
だんだんかき氷が美味しい季節になってきましたね。毎年、年に一度は贅沢だったり、変わったかき氷を食べてみたいという願望があって、でも成就できない年も多かったりするんですよね。ところが今年は例年になく暑さ真っ盛りになる前に、ちょっと変わってるかき氷をいただくチャンスに恵まれました!

それは名古屋にある『カフェサブヒロ』さんでの出会い。午後からの用事までに時間があり、雨宿りも兼ねて入ったお店。


そこで普通のファイリングされたメニューとは別に、「かき氷のメニューはこちらになります」と渡されたタブレットの一番最初のページに登場したのが『アボカドミルク氷』だったんです。しかも、どうやら目玉メニューらしく、他のかき氷メニュー(しょうがやトマト、マサラチャイ、小倉抹茶氷などなど)には明記されてなかったけど、このアボカドミルク氷のページだけには『数に限りがあります』とか、『3日前のご予約をいただいた方のみ、ご提供をお約束します』などの但し書きがあったんです。もちろん、私は予約なんてしていなかったけれど、まだモーニングサービスをぎりぎりやってる時間帯だったから、おそるおそる注文してみたらOKでした!

これがアボカドミルク氷!


わぁ~い、メニューの写真よりも高さがある!アボカドも周囲にきれいに張り付いてる~!

ひと口食べて、人気の高い理由に納得。とってもまろやかなお味なんだもん。かき氷のシロップは熟したアボカドと練乳をベースに、牛乳と自家製のヨーグルトを合わせたものだそう。

もう、よくぞアボカドをかき氷にするというアイディアを思いついて下さいましたって感じです。しかも器の底にもアボカドが敷き詰めてあり、氷の下部にもしっかりとシロップがかかっている。それに氷がふわふわだから、最後の最後の方まで全然しゃばしゃばにならないんです。安いかき氷だと、最後は水っぽくて仕方がないけど、これは本当に最後までおいしさを満喫できる素晴らしいかき氷。

そしてちょうど食べ終わる頃に、あったかいお茶のサービス。


これ、本当にうれしい。

店内もとっても落ち着く雰囲気なんですよ。


お店のスタッフさんもとても落ち着いた感じの方々で、このお店の中には穏やかな空気が流れているのを感じます。ほんと、ゆっくりと過ごしたいお店。だから、今度はモーニングをゆっくりといただきに足を運びたいな。素敵なお店との出会いに感謝感謝。
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