A Pocket Full of Smile

気まぐれに何か楽しいこと、美味しいもの、素敵な場所などを書いてみようかな

パラサイト 半地下の家族を観ました

2020-02-04 23:47:00 | 映画
2月1日のこと。ふと『あっ!今日は安くで映画観れる日だー!」と気づき、気になるタイトルというだけで『パラサイト 半地下の家族』を観てきた。

最初、全然人が来なくて、これも新型コロナウイルスの影響かなーと。広々とした劇場が貸し切りに近い状態で心配したけど、本編上映直前にもう少し人が増えて少し安心。あんまりガラガラなのも寂しいもん。


そう言えば韓国映画を映画館で観るの、これが初めてかも。しかも席についてアカデミー賞候補作の紹介などが流れて初めて、この作品がかなり注目作だと知る。そのくらい、前情報ゼロ状態で乗り込んだ私。

上映後すぐは、韓国語わからないのに、耳は韓国語のセリフに、そして目は日本語の字幕をしっかりとらえ、韓国語と日本語の共通点探し。結構似てる単語があるんだなー、なんて余計なことを考えてたんだけど、気づくとストーリーに釘付け。友情、恋愛、サスペンス、家族愛、優劣、貧富、仲間意識…などなど、いろんな要素が目まぐるしく詰め込まれてて、追いつくのに大変!

上映後に後ろから歩いてきたカップルの彼氏さんが「先が読めるストーリーだったよな」なんて言ってたけど、私はそのへん疎いので、先読みする余裕なんてありませんでしたけどねっ。

むしろ、思わず感情移入しすぎて怖くて息が詰まりそうになったり、切なくて息苦しくなったり、大丈夫?って心配しすぎたり(大げさに言うと)心労が重なり、観終わったあとはぐったり。

でも、ちゃんと考えさせられる強いメッセージがあって、作品としては観て本当に良かったと思う。アカデミー賞に選ばれて欲しい。ただ、ほんまに疲れたー。私だけかな、こんなに疲れたの💦。
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箱入り息子の恋を観ました

2013-07-07 18:02:56 | 映画
言っても仕方がないけど、今日はむちゃくちゃ暑かったですね!
昨日の暑さなんてかわいかったなぁ・・・と思っていたら、今年初の猛暑日だったとか。
通りで空にもムキムキの立派な入道雲が出ていたはずです。

こんなに暑い日は出かけるのもイヤだけど、それ以上に家の中で暑さに耐えているのもイヤ。
だから適度に涼しい場所に避難するに限ります。

そんなわけで、映画を観に行くことにしました。

多摩センターのワーナー・マイカル・シネマズって、今月からイオンシネマって名前に変わってたんですね。
昨日も近くを通ったのに、全く気付きませんでした。

映画館に入ると、まだ夏休み前なのにお子様連れの人がいっぱい!
みんなも涼を求めてきたのかなぁ~。

そしてまもなく宮崎駿監督の新作『風立ちぬ』が上映されるのを記念してか、今までの宮崎映画の主人公を1枚に描いた絵がありました。



なかなか迫力があります。

そして私が観た映画は、先日またくも膜下出血の治療のために活動を一時休止することになった星野源さんと夏帆さん主演の『箱入り息子の恋』です。

それぞれ子供を思う気持ちはあれど父親と母親とでは考え方が異なっていたり、子供は子供で親を心配させまいと思う気持ちがあるからこそ自分の本心を抑えていたり、でもここぞという時には勇気を出して自分の思いのたけを言葉にしてみたり・・・それぞれの想いが交差していて、観ていてほほえましかったり、ちょっと親に対する反抗心を思い出したりしました。

夏帆さんは目の見えない役柄なんだけど、目の焦点まで演技されていて役者魂を見せられました。
きっと1カット1カットを撮り終わる度に、とっても目が疲れたでしょうね。

エンディングだけは良い意味に取るとこれからどうなるかという余韻を残した感じですが、悪く言うと尻切れトンボ感があってちょっと消化不良気味。

でもそれさえ除けば、クスっと笑える部分もあれば、涙腺ゆるむ場面も多々あって良かったですよ。

星野源さん、早く元気になって下さいね!
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舟を編むを観ました

2013-04-18 00:16:51 | 映画
今日はこの春初めて、うぐいすが啼いているのを聞きました。
いつもなら、この時期はなかなかうまく「ホ~ホケキョ」と啼けなくて、「ホ~・・・ホケッ」ってな感じになっている練習中のうぐいすの声をまず耳にするけれど、今日のうぐいすはプロの域に達していました!
本格的に春ですねぇ。

小さい頃から私は本を読むのが好きです。
でも昨年の本屋大賞の一位に輝いた、三浦しをんさんの『舟を編む』はまだ読んでいません。
そして本を読む前に映画化されちゃいました。

だけど小説が原作の映画なら本を読む前に観るに限るので、映画を観て来ました。
それこそ、松田龍平さんと宮崎あおいさんが出ているってことぐらいしか予備知識のない状態で・・・。

面白かったです!
それこそ辞書を作るというお話であることすら知らずに観たのですが、時々クスっと笑えたり、ウルっときたり、そして何より1冊の新しい辞書を編纂するという作業があんなに大変だったなんて。
考えてみればそうですよね、辞書って知らない言葉を調べるためにあるものだから、辞書を引くことで意味をきちんと知ることができる内容じゃなきゃダメだし、さらには誰が見ても理解できるものじゃないといけないし、そうそう簡単に作れるものであるわけがない。
新しい言葉だってどんどん生まれてますしねぇ。

それに自分が間違って使っていた言葉に気付かされたり、人にはやっぱり適材適所があるんだなぁ~と改めて思わされたり、作品として楽しむだけじゃなくて、色々と学ぶところもある映画でした。

今は同じ辞書でも電子辞書が幅をきかせているしネット上にも辞書があるけれど、元々、紙の辞書が好きな私としてはますます紙の辞書への愛着が湧きました。

本好きで有名なピースの又吉さんがちょこっと出演されていたのは、お愛嬌かな?
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だいじょうぶ3組を観ました

2013-04-01 00:02:30 | 映画
お天気もイマイチだし、寒いし・・・ということで、急遽映画を観に行くことにしました。

選んだ作品は『だいじょうぶ3組』。
乙武洋匡さんが自伝的に書かれた本の映画化で、ご本人が教員役としてご出演されています。

担任の先生が手足に障害があり、一人ではできないことがあるから補助教員がついているという部分は、通常の小学校ではなかなかないことだけど、5年3組という小学校のひとつのクラスの中での出来事なので、ある程度ストーリー展開が読めたりする部分は正直ありました。
でも、これが実際に乙武さんが経験されたことを元に書かれたストーリーだと思うと、映画の中だけでなく、実生活で乙武さんに教えてもらう機会があった子供たちは、他の子供たちよりも多くのことを考え、また学ぶことができただろうなぁ~。

乙武さんの演技が・・・演技というより、本当にこんな感じで子供たちと接していらっしゃったんだろうなぁと思うと、途中から涙が止まらなくなりました。
最近、映画を観るたびに泣いているかもっ。
どんだけ涙腺が弱くなっているのやら。

何と言うかストーリーよりも、乙武さんが想像以上にいろんなことをご自分でできることにも感動したんですよね。
もっと周りの人の協力を必要とされている人だと勝手に思っていた自分が恥ずかしい、失礼だったと反省です。

実は5年ほど前に、レストランで乙武さんをお見かけしたことがあります。
その時、車椅子ではなく、ご自身の足で歩かれている姿を目にして驚いたんです。
あの時も勝手に『乙武さんは歩けない』と思い込んでいた自分を恥じたんですけど、それから私は成長してなかったみたいですね。

どれだけハンデがあっても、自分の置かれている環境の中で、どうすれば何かをできるようになるんだろうと、きっといろいろと試行錯誤され、想像もつかないほど努力された結果なんでしょうね。
何だか大した努力もせずに『苦手だから』とか『そんなの大変そうだから』と諦めている自分が情けないです。
せめて努力をした上で『できる』『できない』の判断をしなきゃ。

この映画、5年3組の子供たちだけじゃなく、映画を見る人たちにもたくさんのことを教えてくれる作品ですよ。
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遺体 明日への十日間を観ました

2013-02-23 22:06:30 | 映画
年に5~6回は映画館で映画を観ます。
新しい年が明けてから、2013年最初に観る映画は何になるかな?と思いながら既に2ヶ月。
今日、やっと今年になって初めて映画館に足を運びました。

いつも行く南大沢のTOHOシネマズや、多摩センターのワーナー・マイカルでは上映していないので、初めて立川にあるシネマシティへ行きました。
しかもたった77席しかない、こじんまりとした劇場で観たのが

『遺体 明日への十日間』

中途半端に感想なんて述べると失礼にあたるし、うまく表現できない気がするので、感想を書くのはやめておきます。

ただ、私自身がいかに東日本大震災のほんの表面だけしか知らなかったのかってことは、すごく思い知らされました。
とてつもなく辛く、悲しかったです。
ずっと涙が止まらないほど・・・。

できるだけ多くの人に、この映画は観てもらいたいなと思います。
そして、それぞれが何かを感じ取り、考えて欲しいです。
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