A Pocket Full of Smile

気まぐれに何か楽しいこと、美味しいもの、素敵な場所などを書いてみようかな

台湾に行ってきましたPart 2(第3日目の1)

2015-09-29 23:28:58 | 旅行
お部屋の煙臭さ問題で、ちょっと良いホテルに1泊できたけど、残り2泊は元々予約したホテルへ。チェックインはもちろん午後からだから、2日連チャンで『力歐時尚旅館(リオホテル)』に朝一番でスーツケースを預けに行き、身軽になった後は~。

そう、お待ちかねの朝食タイム!どうしても妹にも阜杭豆漿で朝ごはんを食べてもらいたくて、張り切って7時半頃に行ってみたら・・・あれ?あれあれ~?列がないっ!角を曲がって、入り口の階段がある辺りまで行ってみても、それは見事に列がないっ!

すると、近くにいたおじさんが中国語で何かを教えてくれました。私、本当に中国語ができません。でも台湾旅行も6~7回目になると、いくつかは聞き取れる単語が出てきて、たまに想像で理解した気になってしまう。おじさんの話も『一天』だけは聞き取れたので、おじさんが『今日は一日中やってないよ』って教えてくれたんだなと理解。後で調べたら、月曜日は定休日でした(泣)。行き当たりばったりで行動をするから、こういうことになるんですよね~。

だけど、気分はすっかり豆漿を食べるモードだったので、別のお店に移動しました!そこは前回の旅で移転したことを知らずに向かったら、当たり前だけどお店がなくなっていて、結局行けなかったところ。ハハハ。。。よくよく考えると、毎回何か壁にぶつかってるな、私。

行ったのは『鼎元豆漿』さん。


以前は中正紀念堂の目の前で『盛園豆漿』という名前で営業されていたお店です。今は中正紀念堂から10分ほど歩いた場所にありました。全然大通り沿いとかじゃないのに、店内は満席。私たちが行った少し後からは行列もできていました。

阜杭豆漿さんには日本語ができる店員さんもいるし、きっと大旦那の教育もしっかりしているので、中国語ができなくても気持ち良くオーダーできるのですが、盛園豆漿さんの店員さんはどこかピリピリしてる雰囲気。注文は注文用紙に書いて渡せばいいだけだし、幸いにも私は問題なく、そして特に何かを言われることもなく注文できたけど、私の前の前にいたお姉さんも、そして前にいた年配のご夫婦も店員のおばちゃんの口調に「怒られてるみたい…。」と、少しビビってらっしゃいました。状況から想像するに、おばちゃんは「残り2つの飯團(おにぎり)はもう少し待って」とお姉さんに、「今、それは作ってますよ」とご夫婦に言いたかっただけっぽいけど、声が大きいから口調が強く聞こえちゃうんですよね。しかも笑顔じゃないからー。

そんな雰囲気の中、注文したのは・・・。


甜豆漿(熱)と鹹豆漿


甜豆漿は『甜』という文字が付いてるけど、お砂糖は入ってなかったです。でも、調理場の豆漿のお鍋の近くに置いてある調味料の中にはお砂糖があったので、きっと注文時に入れてくださいってお願いしないとダメなんでしょうね。でも、甘みはなくても、ここの豆漿は大豆の味が濃くておいしかったです。

鹹豆漿のベースの豆漿は甜豆漿と同じだけど、刻んだ油條、ザーサイ、桜エビ、ネギなどと一緒にお酢も入っているから、まるでおぼろ豆腐のスープみたいになってます。「これも豆乳?」と妹は驚いてました。だよね~、日本ではこんな豆乳はないもんね。本当にさっぱりとしたお豆腐のスープみたいだから、日本人の口にもすごく合うし、妹も気に入ってました。

油條


これを甜豆漿に浸して食べるのが良いんです。

蛋餅


おいしかったけれど、阜杭豆漿の蛋餅の方が好き。ここのはちょっと外のクレープ生地がごわごわしてる感じかな。だけど、お店それぞれの味があるから、好みのお店を探す楽しみもありますよね。

韮菜包


肝心の中身が見えないけど、文字通りニラ饅頭です。パカッと割るとニラの匂いが一気に漂い、そして溢れんばかりにギッシリと詰まったニラが顔を出します。だけど、いい感じにニラに火が通っていて、シャクシャクとした食感も残しつつ、ニラの瑞々しさもあり、意外にあっさり食べることができました。

あー、また朝からお腹パンパンになっちゃった!【甜豆漿20元、鹹豆漿25元、油條15元、蛋餅25元、韮菜包15元】
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台湾に行ってきましたPart 2(第2日目の5)

2015-09-28 21:03:36 | 旅行
夜も9時頃になってから士林夜市へ。リニューアルされてから行くのは初めて。すると、最寄駅は同じでも市場の場所ごと変わってました。こういう時は人の波に乗っかるようにしてます。だって、慣れてきたとは言え、地図を見て歩くのはまだまだ苦手なんだもん。これは台湾だからってわけじゃなく、日本でも他の国でも同じなんですけどね。

そして、人の流れについて行ったら、ちゃんとたどり着きましたー!うん、きれいになったけど、相変わらずお店が多すぎて食べるものを選ぶのに困る。それに屋内だから、臭豆腐の匂いが結構プンプン。私はこの匂いには慣れたし、食べたこともあるから平気だけど、妹は相当臭がってました(*_*)。焼いたのは結構おいしいのに。あまりにもいろんなところで臭がるので、臭豆腐の匂いを『臭ちゃん』と名付け、この旅行中「あっ、臭ちゃんが来た(匂いがした)」などと、ちょっとフレンドリーに接してみましたよ(笑)。

いろんなお店を見た上で、いろんな種類のものを食べれそうなお店にしてみました。

食べたのは魚丸湯。


ここの魚丸湯、私が今まで食べた魚丸湯の中で2本指(3本指じゃないですよ!)に入るおいしさ。魚丸を噛むと、中からちょっと甘めの旨味が口の中いっぱいに広がるんです。これは絶品!

炒青菜。


空心菜を塩味で炒めてありました。シンプルだけど、おうちではうまく真似ができないお味。

そして紅油炒手。


辣油が結構辛い。だけど、ツルンとして中のお肉もジューシーなワンタンです。上にのってる茹でたモヤシが辛さを少し緩和してくれます。辛いけど、これまたおいしい!

どれも本当においしかったー。【魚丸湯35元、炒青菜100元、紅油炒手50元】

この後、妹はタピオカミルクティー、私はパパイヤミルクを買って、ホテルに戻りました。


両方ともビッグサイズです。【パパイヤミルク65元】

この日の総歩数は30280歩。よく歩きました!
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台湾に行ってきましたPart 2(第2日目の4)

2015-09-27 23:43:01 | 旅行
代替のホテルにチェックイン後は、そこから徒歩で10分ほどのところにある『阿宗麺線』さんへ。ここも台湾に来たら、必ず行くお店。いつもは台湾到着初日に駆けつけ1杯で食べに行っていたけど、初台湾の妹にも食べてもらいたく、2日目まで食べに行くのをガマンしてました(*^^*)。

今回は麺線(大)をひとつ買って、妹とシェアしましたよ。妹にとっては台湾到着後、初めてのご飯。私とは多少食べものの好みが違うから反応が気になるところだったけど・・・。


ひと口食べて「うわっ、おいしー!」と、妹の目が見開きましたっ!麺線が紹介されてるテレビを見て、どんな見た目かは知ってたみたいだけど、見た目には地味ですからね。想像以上に旨みたっぷりのお味に驚いたみたいです。ピリッと辛味の効いた、濃い鰹だしのスープ。そこにお素麺に似た柔らかめの麺と漢方スープで煮込んだホルモン(豚の大腸)がたっぷり、そしてトッピングにパクチー。これをお箸じゃなく、レンゲで食べるんですよ。しかもテーブル席なんてないから、無条件に立ち食いです。シチュエーション的にも『物は試しと食べてみましょ!』って食べると、そりゃ驚くよね~。それくらい、おいしいんです!お気に召して良かったよ。【麺線(大)65元】

既にすっかり日は暮れてる時間になってたけど、この後は『得力健康按摩中心站』さんへ。ここも訪台の度に通うマッサージ屋さん。施術してくれる方は全員視力障害があるけれど、マッサージの国家資格の持ち主だから腕は確か。しかも、他のマッサージ屋さんより安いのです!

2人とも全身コースを受けると伝えると「VIPルームに案内します。」と2階のお部屋に連れて行かれました。今まで2階があるなんて知らなかったよー。そして、ベッドが2つあるお部屋に案内され、そこでパジャマに着替えました。大人になってからパジャマらしいパジャマを着るのは、実家に帰った時とここに来た時だけかも(笑)。

妹は若干視力が残っていそうな若めのお兄さん、そして私は完全に盲目のいかにもベテランというおじさんが担当してくださいました。実はこのおじさんにしてもらうのは2回目。前回もすごく良かったから嬉しかったー!カタコトの日本語も癒し系だし、何より施術が丁寧。お約束のゲップも忘れずに(^_^;)。なぜかここで私がマッサージを受けると、どのマッサージ師さんも間違いなくゲップをするんです。私の悪いものを取り除く際の効果音だと捉えていて、逆にゲップをしてもらえなかったらどうしようと思ってたくらいなので、今回もちゃんと出してもらえて良かった!

妹はと言えば・・・相当、感動しておりました。こんなに丁寧で効果のあるマッサージを受けたのは初めてらしく、完全にお兄さんの腕にフォーリン・ラブ。

マッサージが終わった後はお茶とお菓子を出してもらい、さらにはお菓子をお持ち帰り用にまでいただき、夜市へ移動です。【全身コース800元】
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台湾に行ってきましたPart 2(第2日目の3)

2015-09-27 09:31:00 | 旅行
中正紀念堂に行った後、妹を迎えに行くまでまだまだ時間があったので、その場で台湾茶をボトル詰め(アイスの場合)してくれる『京盛宇』さんに行こうと思いつきました。ただ、今回はちゃんとしたガイドブックを持って来ていなかったので、過去に自分でメモをした住所が頼り。

が、やっぱりやらかしました。駅は正しかったのにMRTの出口を間違え、完全に反対側に出てしまったのです。しかも、その間違いに気付いたのは2ブロックほど歩いてから。方向音痴パワー全開です!慌てて、2ブロック分+駅の長さ+1ブロック分戻って、自分で控えてた住所までたどり着いたのですが、今度はどれだけキョロキョロしても・・・あるべきはずのビルがないっ!記憶では誠品書店という立派なビルに入っているはずなのに。そこでふと、前にお店でもらったカードがあることを思い出し、住所を再確認すると、全く違うやんかー(汗)。


間違ったと思ってUターンした場所を、そのままもう少し歩けば到着できてたのにぃ。私のバカッ!おかげで午前中だけで20000歩に届かんばかりの歩数を記録してしまいました。あーっ、最初からお店のカードを持ってることに気付けば良かったと反省。

そうやって苦労(?)の末に手に入れた、淹れたての冷たい烏龍茶(清香阿里山烏龍茶を選びました!)の美味しかったこと。だって5分ほどかけて、本当に丁寧に淹れてくださるんですよ。中身のお茶は私が美味しくいただき、ボトルは、以前私が持っていたボトルを気に入ってくれたお友だちへのおみやげに決定!【清香阿里山烏龍茶(冷)110元】

さて、迷ってるうちに何となく良い時間になってきたので、桃園空港へ行くために、とりあえず台北駅まで戻りました。しかし、この日の台北駅はいつもと様子が違った。まず、人が異常に多い!しかも、その人たちのほとんどがマレー系。だからベールを被った女性がやたらと目に付く。しかも、あちこち構わずに座り込んでるし、外では何か集会が開かれてて「アラー」だとか「ムハンマド」とか言ってるし、宗教の集まりだったのかしら。




もう少し観察したかったけど、妹を迎えに行くという大きなミッションがあったので、バスで空港へ向かいました。

だけど、順調に行きすぎて、結構早く着きすぎた~。ということで、フードコートで休憩。朝ごはんが充実しすぎていたので、さすがにきちんとランチを食べる自信はなかったから、ミックスフルーツを買いました。これがまた盛りだくさん。


メロン、キウイ、パイナップル、グァバ、リンゴ、蓮霧に、なぜかプチトマト。そう言えば、韓国に行った時もプチトマトはフルーツ扱いで、ショートケーキに乗っていたっけ。プチトマトは日本のより酸味があったけど、どのフルーツも甘くてジューシーでおいしかったです。さすが、南国!【ミックスフルーツ75元】

フルーツを堪能した後は、無事に妹とも会え、台北市内へとんぼ帰り。そしてホテルでチェックインしようとしたら・・・ 。

「お客様にご用意していたお部屋が煙臭く、清掃をする必要がありますので、今夜はここからすぐのところにある別のホテルへお泊りいただきます。」と言われ、そのまま徒歩で数分のところにある『Relite Hotel』に連れて行かれました。これが元々のホテルよりはるかに良かった~!








前日もそうだけど、何かハプニングがあってもそれをカバーしてくれるサプライズがあり、旅って本当に楽しいっ☆。
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台湾に行ってきましたPart 2(第2日目の2)

2015-09-26 23:55:06 | 旅行
あんまりにもお腹いっぱいになったので、散歩をすることにしました。目指すは中正紀念堂!いつもはその名も『中正紀念堂』という駅までMRT(地下鉄)で行くんだけれど、朝ごはん屋さんから20分ほど歩けば着きそうだったので、街の様子を楽しみながらのウォーキング。

高校のグラウンドでは学生がバスケをしている元気な姿が見えたり、かと思うと怪しげな場所も。なぜか慌てて写真を撮ったのでブレブレだけど、こんな感じでパンの耳を道路沿いの建物の前に大量に置きっぱなしにしてる家だか、お店なんかも!


合計3つ、パン耳が入ったザルが置かれてました。不思議な景色だけど、こういうのって歩いてないと気付かない。だから、旅先で歩くの大好きです。でも一体このパンの耳は何のためなんだろ?

そうこうしてるうちに見えてきました、青い瓦屋根がついてる真っ白な壁でぐるりと囲まれた敷地!


好きなんですよ、この場所。国家音楽堂と国家戯劇院の色鮮やかで、美しい建物。


そして自由廣場の門から中正紀念堂までの広大な敷地。(あっ、肝心な中正紀念堂の写真がないっ。。。)




ここの建築物はすべて大きいから、自分がとってもちっぽけに感じるんです。普段いろんなしがらみに縛られてる分、その自分をちっぽけに感じる感覚が妙に気持ちいいんですよね~。ほら、大自然の中で『地球サイズからすると、私の悩みごとなんて大したことないな』って思う、あの感覚と同じです。

10時過ぎに到着したので、本当に最後の方だけだけれど、衛兵の交代式も見られました。毎定時に行われるので、その時間に合わせて訪れるってのもアリですよね。

そして交代式を見終えた後は、1階の特別展示を見に行きました。何をやってるかは事前に調べてなかったけど、今は対日本との戦争についての展示がされていました。私はお勉強をしなかった子なので、日本と台湾が戦うことになった経緯をよく知らないけれど、南京大虐殺の絵を見た時には胸がぐっと締め付けられる思いがしました。


戦争って過去のことだと言うのは容易いけど、過去の出来事で済ませちゃうのも良くないなぁー、なんてことを思いました。そして、多くの台湾の人たちは日本がした残虐なことより、日本によってもたらされた恩恵を高く評価してくださっているような気が個人的にはすごくしていて、台湾の人たちが親日家でいてくださることが本当にありがたいなって、真面目に考える時間となりました。

戦争の展示場から少し離れたところに、ちょっとした人だかりができていて、その前の柱に京劇のポスターが貼ってあったから、てっきり演者さんでも出てくるかと人混みに混じってみたら・・・

出てきたのはトランスフォーマーじゃないかっ!


どうりで子どもがたくさんいたはずだ。それにしても横から見ると、むっちゃ後頭部が見えてます。

さらに近くで見ると、結構頭部はぼろぼろ。


きっと闘いの後に、ここに来たのかな(笑)。
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