つぶやき・ツッコミ・つれづれ語り

言わないけど内心でツッコミ入れている、日常語り。

東京国立博物館へ。

2017年02月20日 | 日常のこと


先日、東京国立博物館に行ってきました。

ここで行われている
「春日大社-千年の至宝-」展へ。

鹿をモチーフにした
屏風や掛け軸や神像がたくさん。

春日大社の御神徳を伝える絵巻物が多かったです。

雅楽の衣装、
琴や笛、ものすごく大きな太鼓。

雅楽の展示コーナーで
奉納舞の映像が流れていたので
雰囲気も楽しめました。

私が足を運んだ時
たまたま鎧が勢揃いしていました。

期間中に展示の入れ替えをするのですけど
ちょうど鎧の入れ替えのタイミングの時で
勢揃いしていたのです。

柱のようなガラスケースの中に設置されているのを
前後左右から楽しんできました。

個人的に気に入ったのは瑠璃灯籠v
(名前が違うかも知れないけど)

灯籠のすかしに
青いガラスのビーズを縦列に並べたもの。

神前のレプリカがあって
展示してあった御簾飾りや灯籠が
どんな風に飾られているのか分かりやすくなっていて
ここに瑠璃色の灯籠もあったんです。

青いガラスを透かして瑠璃色に光っていました。

想像していたとおりで、きれいv

常設展も見られたので
こちらも見て回ってきました。

常設展は概ね歴史順に並んでいて

埴輪土器・銅鏡銅鐸
→仏教美術
→甲冑刀剣
→茶器酒器
→着物・化粧箱や鏡
→浮世絵

こんな感じ。

季節に合わせているみたいで
雪~梅~桜をモチーフにしたものを展示していました。

すごく私好みの取り合わせで
居心地がいい感じv

甲冑の糸威が
日の丸になるように
白と赤で作ってあったり

意向がちょっと
ユーモアに走っていた気がします。

常設展の鎧と比べると
春日大社の鎧はやっぱりすごいのねと思いました。

金糸の刺繍入りの布団とか
「梅にウグイス」というモチーフの着物が、
梅の花と「鴬」って漢字の柄だったりとか
(鴬 鴬 鴬って柄)

浮世絵の中に
本を読んでいる女性の絵姿があって
題名を見たら「つづきがよみたい」とあったり
うんうん、分かるよ、と思ったり(笑)

いろいろ大満足v

東京国立博物館、
面白いからまた足を運ぼうと思いました。

ぐんま愛シンポジウムへ。

2017年02月20日 | 日常のこと
先日グリーンドームで行われた
「ぐんま愛プロジェクト」に行ってきました。

群馬に移住しよう、就職しよう、というプロジェクトです。

第1部が講演会で
第2部はシンポジウムでした。

私が足を運んだのは
シンポジウムに
アンカンミンカンの富所さんの名前があったから。

Uターン代表だそうです。

なんで富所さんだけ?
相方の川島さんは?

みたいな感じで
気になってつい申し込んでしまいました。

会場で資料をもらったら
パネリストの所に川島さんの名前がしっかり載っていました。

なんだ(安堵)

講演会は元総務省の偉い人で

最初のあいさつが
「私は伊勢崎出身なので」
「ぐんまちゃんのバッグを使っています」
でした。

親近感、アップ。

地域によって事情は変わってくる
地域の多様性から見えてくるものがある、

当事者、住んでいる人には
当たり前になっていて見えないものがある、

群馬県をよくするヒントは
視野を変えることにあるということを学びました。

そしてパネルディスカッション。

群馬出身の落語家さん、
地域おこしに携わっている人
Uターンをした人たちが
自分の体験談を話していきました。

なんというか、
いい話ばかりじゃなくて。

群馬に住む(山間部)というのを
本当の意味で、
なかなか理解してもらえていないとか

良くしてもらっているけど、
同じ境遇を話し合える人がいないとか

群馬に移住した時に
誰もがぶつかりそうな壁の話が出てきて
生の声というのを聞かせてもらった気がしました。

この日は
アンカンミンカン目当てに足を運んだのですが

印象的だったのが
みどり市の小学校での
お笑いワークショップの話でした。

役所の職員と企画の時点から関わって
ネタを作って発表する
というのをしたことがあるそうです。

特別学級の生徒がいて
先生は無理ですと言ったのですが

本人がやりたいと言ったので
川島さんが「相方に入りますよ」って。

その子は台詞をちゃんと暗唱できていて
ステージをきちんとこなしたのを、
先生が感激してボロボロ泣いていたのだそうです。

こういうのは
東京で活動している芸人さんにはできない、
そうに群馬で仕事をすることの良さを話していました。

特別支援学級の子にとって
こういう成功体験って
人生のハードルをひとつクリアしたくらい
貴重な経験にあたるんですけど

アンカンミンカンお二人は
そこまで気付いていないみたいでした。

二人とも
お笑い芸人のくせに
普通の話の方が断然面白いんだからもう。

群馬を魅力的に伝えるというのは
こういう心温まる話を発信していくことなんじゃないかなぁ。

私なりに
群馬の魅力の伝え方を思いついたのが
今回の一番の収穫でした。