つぶやき・ツッコミ・つれづれ語り

言わないけど内心でツッコミ入れている、日常語り。

声優 神谷 明さんの講演会へ。

2017年01月28日 | 日常のこと




声優・神谷 明さんの講演会に行ってきました。

講演は地声で行われましたが

うる星やつら、キン肉マン、
北斗の拳、シティハンター、名探偵コナン
全部生で聴けました。

ヲタで良かった!

さすがにケンシロウは出ないだろうと思っていたんですが
ブルース=リーをイメージしたなんて話までしてくれました。

キン肉マンの牛丼一筋~の歌も出たし
冴羽さんの声で「前橋に来たら綺麗なお嬢さんがいっぱい」なんて言ってもらった
し。

声を出すコツを紹介するときに
「ドラえもん英会話」なる本を手にしながら
若い声の出し方はこう~、青年の声はこう~、と実践してくれました。

青年の声のあたりから乗ってきたみたいで
キャラになっていきました。

ケンシロウの低い声で
「アタタタタ!」
「お前はすでに死んでいる」

ここで英会話の本を取り出し適当なのを読み上げるんです。

(ケンシロウ声)「I have~」
(ケンシロウ声)「(訳)いとこが30人いるんだ」

いとこが30人いるケンシロウは
私の想像の限界を突破し、ひでぶーでした。

収録裏話も面白かったです。

北斗の拳の悪役キャラが
なんて叫んでやられるかいつも相談し合っていて

「アタタタタ!」
「カキ!」「バナナ!」

「アタタタタ!」
「ゴッホ!」「ゴーギャン!」

「アタタタタ」
「デッ」「ベッ」「ソッ」

などなど、あったそうです。

「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」もあったそうですが
私の耳が聞き取れなくて残念でした。

一度にたくさんの敵をやっつけたら
「カキッ」「クエバッ」「カネガッ」(略)「ホウリュウジッ」みたいな?

最終話の最後のボスを倒した時に
「アタタタタ~オワッタ~(終わった)」と言ったのが
トリビアの泉で採用してもらったとか

ゲームやパチンコなどで
まだキャラの声の収録の依頼が来るのを
ありがたいと話していました。

声を使ったパフォーマンスということで
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の朗読の披露もありました。

これはBGMに合わせて声色を変えていくというもので
ラジオ体操がかかると体操のお兄さん口調になり
尺八の演奏になると歌舞伎になり
野球場のガヤガヤがBGMになると野球中継口調になったり。

昔ばなし風、能、水中のブクブク、
みんなBGM内に物語の段落が収まるように読むのです。

声の匠とはよく言ったものです。

仲間で作成している動画が近々発表されるとか
神谷さんの出演しているNHK受信料のCMが3月頃から放送されるなど
まだまだ活躍の場が広がりそうな神谷さんでした。

質問コーナーでは
これから声優になりたいという方から質問が良かったです。

次の世代へ向けてのアドバイス、
応援メッセージになり
ググっとくる、熱い感じ終わりました。

神谷さん、とてもパワフルで、まだまだ頑張って欲しいです。

この講演で
いろんな力をいただいたような気がしました。