ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

精神科医の先生にお話を聴く会

2016年10月30日 | カウンセリング
金曜日は、福岡市立若久特別支援学校にお邪魔しました。今日は、博多駅前のカウンセリングルームで、精神科の先生のお話を聴く会をしました。

以下、かいつまんで先生のお話の一部です。

***

授業中ウロウロする、奇声を発するなど発達障害に見える子どもたちの中には、
感情障害、愛着障害の子どもが含まれている可能性があります。

子どもだけでなく
カウンセリングに来られる方々には
感情処理したり、愛着の問題をカウンセリングすることが重要です。

不登校の子どもさんの相談を受けていると
心配症の親に育てられているケースを良く見ます。

親は心配するのではなく、見守りが大事です。

*心配症のお母さんに育てられると、子どもは以下の様に訴える子どもが多いです。

・嫌われるのが怖い
・失敗が怖い
・自分は出来ない
・拘束されるのが嫌
・感情が出せない
・人に合わせる
・自分で決めることができない
・人が怖い

【参加者からの質問】親が子どもを見守るとは具体的にどういうことでしょうか?

【先生の答え】子どもが自由にしたい時には、危なくない様にちゃんと見ていて、そして、自由にさせること。

子どもが「お母さんっ」て来た時には、受け入れてあげること。

感情(気持ち)も言うだけは言わせて、
出来ないことは出来ない、
出来ることは出来る
の線引きは必要で、我慢させることもあります。

大切なのは、「言うだけ言うこと」は我慢させないことです。

精神科医は、今の症状を抑えるために薬を処方します。

患者さんには、SSRIが効く人と、他の抗うつ薬や抗不安薬などが効く人がいて、その人に合わせて処方します。

これまでデパスは、抗不安薬と指定されていましたが、今年10月に近く向精神薬に指定されました。

人目が気になる場合、抗精神薬のドグマチール、エビリファイ、リスパダールなどが使われることがあります。

統合失調症の薬は、頭の中で作ってる妄想を考えるのを止めさせるのに使います。

てんかん薬は、気分の浮き沈みを平らにするという作用があります。

睡眠薬もその人その人に合わせて処方します。

認知症の方は、前頭葉の機能が落ちます。

私たちは、頭で考えて思考動いている状態と、感情を使っている時の方が頭が働く時とあるように思います。


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【失敗とはワクワクすること】

2016年10月27日 | カウンセリング
昨日は、那珂川町役場の保健講座にお邪魔しました。写真は小倉行きの列車からの秋晴れの空

【失敗とはワクワクすること】

子どもが失敗しないように、
障壁にぶつからないように
困難から避けられるように

そんな子育てをアメリカなどで「除雪車的な親」と呼ぶそうです。

これ、日本でも多いのでは、ないでしょうか?

だから、失敗が怖い

新しくやってみることに不安が大きい。

海外に行く若者が減っているのも、どうやら関係がありそうです。

例えば、初めて訪れる目的地まで車でたどり着きたい場合、
ナビ通り迷わず行こうとするときは、
このナビが除雪車的な親。

「600メートル先の交差点を左折します。」

その通り行けば、たどり着きます。

でも、ワクワクはしない。

自分で考えてもいない。

行動も言われた通りやっただけで、自発的ではない。

高校生ぐらいになると、ふと
自分が自分の意思や欲求で自分の道を選択してこなかったことに気づく子どももいる。

「親の敷いたレールに乗ってきた」と。

そんな疑問も抱かず、一生終わる人もいる。

どちらが、自分らしい人生になるのか?

目的地が、人生の目標や希望だとすると、

自分で試行錯誤を繰り返して
失敗を重ねながら
何とか辿り着いた時には、どれほど達成感を感じることか!

今日の秋晴れ
空を見上げながら、北九州の大学まで移動しています。
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熊本復興への願い

2016年10月25日 | メッセージ
熊本市に来ています。街中のビルをよく見ると、あちこちひび割れが目立ちます。
「熊本城の修理は、あと10年はかかるやろーね。」
と、ビルを清掃されていたおばちゃん。
熊本地震で被害を受けたその熊本城を訪ねました。 熊本市の中心街から少し歩くと すぐ
お城の北西を守る 戊亥櫓(いぬいやぐら)の石垣が
崩落しているのが すぐ目に飛び込んできます。お城の南西を守る 未申櫓(ひつじさるやぐら)は、
明治22年今から1889年熊本大地震で石垣が崩れて、
当日の明治政府が復旧したそうです。

近世の工法でコンクールで固めたために、
遊びがなく崩落したらしいです。

宇土櫓(うとやぐら)は、加藤清正の時代1601年〜1607年に出来た釘も何も使わず、
材木や石の置き方で組んでいた所で、崩落せずに済んだと、
ガードマンさんが丁寧に説明してくれました。

被災した熊本城を見るには、加藤神社から入った所から見られます。募金箱も設置されています。

市役所の14階の展望所から全体像が見られるとのことです。また、熊本大神宮前のガードマンさんが
手招きして

「ほら、ほら。
あの松の木に鳩が巣を作っとるとですよ」と嬉しそう。

「昨日、卵産んどっとですよ。だけん、向きが変わっとる、ほら」

「はあ〜、鳩もガンバってますね」

「だけん、私もがんばらないけん」

「がんばってください」

と、私も笑顔で、手を振りました。

明日2016年10月26日は、13時から福岡県筑紫郡 那珂川町役場で講演します。
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ヘレン・ケラー 3日間だけ目がみえるなら

2016年10月23日 | メッセージ
東京での二日間の研修を終え福岡に到着。

地下鉄でいきなり観光客と地元の人が
「博多は暑いですからね」って話し始める。

そんな会話と笑顔を交わす人々に
思わず、自分の体の力が緩むのに気がつく。

東京では、知らず知らずに力が入ってたんだなぁ。

電車でも、バスでも多くの人の視線の先はスマホ。
スマホのゲーム。
ホームでは争うように小走り。

ちょうど東京で高校時代の同窓会があって
飛び入り参加させてもらいました。

故郷の仲間と居ると、東京にいても
やっぱり体と頬の力が緩みます!

さて、今日は、ヘレン・ケラーのコラムを紹介

「3日間だけ目が見えたなら」


ヘレン・ケラーが『The Atlantic Monthly』によせたコラム。

"Three days to see"
「3日間だけ目が見えたなら」

もし目が見える日があと3日間だったら、あなたは何を見たいですか? って問いかけから始まります。

彼女が最初に見たいのは、やはりサリバン先生。


“I should like to see in her eyes that strength of character which has enabled her to stand firm in the face of difficulties, and that compassion for all humanity which she has revealed to me so often.”

そして3日目の最後に見たいものは、劇場でコメディ。

“I should run away to the theatre, to a hilariously funny play, so that I might appreciate the overtones of comedy in the human spirit.”


“I do not know what it is to see into the heart of a friend through that "window of the soul," the eye.”

目は心の窓(window of the soul)

“Use your eyes as if tomorrow you would be stricken blind.”

「あなたの目をまるで明日盲目になってしまうかのように使いなさい」
盲目のヘレンケラーの言葉は、重く、私たちに問いかけてきます。


私たちの一日一日が変わってくるのかも?

“Make the most of every sense; glory in all the facets of pleasure and beauty which the world reveals to you through the several means of contact which Nature provides. But of all the senses, I am sure that sight must be the most delightful.”

与えられた五感すべてを使って、世界の喜びや美を感じ取るべし。

でもきっと目が見えることが一番素晴らしいことに違いない。

とコラムは締められている。


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利口さと賢さの違い

2016年10月21日 | メッセージ
写真は、長崎県立北陽台高校での「ひまわり先生の命の授業」

独立開業10周年へのおめでとうのコメント、メールありがとうございました。

今日は、これから東京で研修に参加します。

さて、13世紀トルコの詩人の言葉よりご紹介。

***
利口だった昨日の私は、世界を変えたいと思っていた。

今、物事がわかるようになった私は、自分自身を変えるようにしている。


“Yesterday I was clever, so I wanted to change the world.
Today I am wise, so I am changing myself.”

- Jalaluddin Rumi
***

ジャラール・ウッディーン・ルーミー(1207年9月30日 - 1273年12月17日)は
ペルシャ語文学史上最大の神秘主義詩人である。

同時代のスーフィー・イブン・アル=アラビーと並ぶ、イスラーム神学、スーフィズムの重要な人物の一人と見なされている。

wikiより引用
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(祝)開業10周年! あらためてご挨拶〜10年分のありがとう♡

2016年10月19日 | メッセージ
独立開業してちょうど10年になりました。

このBlogも確か10年になるハズです。更新するのは、プレッシャーにもなりますが、楽しみでもあります。

10周年のこの時にdropさんからのコメント、ありがとうございます。ホントにそう思います。とても嬉しいです。福岡市の保育会で研修させていただく予定ですよ。コメント、ここに、転載します。

***
drop
そこに居たかった、率直な感想です。
友人から聞いたことがきっかけで、カウンセリングや講座など受けてきて、近ごろ夫から「変わったね~」って笑顔で言ってもらえて、嬉しさを感じつつ、主人の長所に(以前は、いつの間にか気に入らなくなってた)気づいて、ココロがあったかく自然にありがとうと言ったり、思えたりする。そんな自分にも、いいね!をしています。
私の場合、他者の見え方や感じ方がへぇ~そうなんだぁ、こんな風に思ったり考えたり、行動するんだーって、オモシロクなり、いかに、自分の感じ方が偏っていたのかを知ることが出来ましたし、辛かったことも自分で受け入れられている(カウセラーさんのお陰もあって)ような感覚があり、そうそう、自己肯定は、大きくなった感覚です。 先ずは、家庭の中や勤務先でといったとこですかね。
小さくてもいい、そういう集まりが出来ないかな~。諦めない。失敗では終らず学ぼう!笑顔や心地よさが増えますように。
***


Blogを読んでくださっている皆様
コメントをいただく皆様へ

あらためまして、福岡市でカウンセラーをしています米倉けいこです。

友人のうつがきっかけでカウンセリングをするようになって15年になりました。

こうしてカウンセリングを続けて来られたのは
ひとえに、これまでカウンセリングを受けに来てくださったクライアントさんや
ご紹介いただいた方々のおかげです。

「カウンセリングりょく」を学んだおかげで
多くの方々に出逢うことができ,
私自身の人生が大きく変わり,
人として大切なことを沢山教えていただき,本当に感謝しています。

こうして出会った仲間たちと共に
80代まで現役でカウンセラーとして活躍すべく,
現在、大学院の勉強と
ヨガや階段を使うといったテクテク
よく噛んで野菜を多く食べるといったカムカム
などの健康管理にいそしんでおります。

残されたかけがえのない時を一瞬一瞬大切に生きて行こうと思っております。拙著「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜こどもたち生まれてきてくれてありがとう〜」 写真は、学校での「命の授業」〜子どもさんたちと〜
実は、この時、右足を骨折しています。校長先生を始め、多くの方に助けていただきました。ありがとうございました。

【ひまわり先生 米倉けいこプロフィール】
九州女子大学 非常勤講師、山の手クリニックカウンセラー、朝日カルチャーセンター講師、命の授業 講師


【講座受講生、クライアントさんの感想より】
○子供や夫や職場で優しくなれたと思います。この人と上手くやっていくにはどうすればいいかと考えることができるようになりました。

○「自分はこれでいいんだ」と思えるようになりました。自分ができないときに自分を責めたり,環境を責めたりしていたけど,最近それがなくなったと感じています。皆もそれぞれにいろんなものがあると聞いて自分が楽になりました。

○お話を聞くうえで,相手の気持ちを軸にと気をつけるようになりました。自分の気持ちを出してもらうことの方が,大切と思うようになりました。

○カウンセリングを受けて,母親との関係が良くなりました。

○娘が,落ち着いてきました。この前久しぶりにお腹の底から笑いました。

○娘とお風呂に入って「あなたはこんなに大事だった」って話しをして抱きしめました。その後、授業参観の時に先生から「大切にされている時,愛されている時はどんな時か」と聞かれた時に娘が「お母さんから抱きしめられたこと」と言っているのを聞いて,この講座を受けて良かったと思いました。

講座やカウンセリングが皆様の幸せのきっかけになればと願っております。

ひまわり先生 米倉けいこ
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大人の責任〜いじめ自殺少女の写真の笑顔を忘れない

2016年10月18日 | メッセージ
何と可愛らしいあどけない笑顔の女の子。

この笑顔が二度と見られないなんて…。悲しいです。

写真の中心に写る少女が亡くなった葛西りまさん(遺族提供、画像の一部を加工しています)

東奥日報社のWeb東奥に自殺しタイプ中学生2年生の女の子の記事が写真付きで載っています。

ご遺族がいじめ防止を訴えるために、亡くなった娘さんの氏名と写真を公表したそうです。

こうした事件がある度に、マスコミが大きく取り上げ
いじめ防止が叫ばれては、しばらくすると、また忘れられていく。


今回公表に踏み切られた親御さんの決断を重く受け止めて
いじめ防止、いじめ対策について私たち一人一人が
自分が親の立場だったらと真剣に考え、この写真の瞬間にイキイキと輝いている
この女の子の笑顔をずっとずっと忘れてはいけないと思います。


この写真は、ある写真コンテストで一時は最高賞が内定した写真だそうです。


Web東奥より引用
***

 真っ赤に開く傘を背に、笑顔がはじける津軽手踊りの少女-。

今夏の黒石よされ写真コンテストで、最高賞の黒石市長賞に内定していた作品だ。

撮影された10日後に自殺した青森市の浪岡中学校2年の女子生徒(13)だと審査後に判明し、主催した黒石よされ実行委員会が一転、内定を取り消していた。

遺族は17日、撮影者から提供を受けていた作品を本紙に公開。

また、氏名を葛西りまさんと公表した。


 写真は8月15日、黒石市の日本三大流し踊り・黒石よされで、青森市の写真愛好家の男性が偶然、撮影。

男性は「表情の明るさ、漂う熱気、精いっぱい楽しむ姿にひかれた」という。

 りまさんは幼少期から手踊りをたしなみ、小学6年で仲間と日本一に。

だが、今年の全国大会が近づいていた同25日、命を絶った。遺書には「また皆で優勝したかったけど、行けなくてごめんなさい」とあった。

 本番の舞台は、りまさんの祖父(60)が周囲の希望もあって三味線を伴奏。

日本一に輝いた。舞台袖には、りまさんの扇子や傘、衣装が飾られていた。

「娘は手踊りが好きで、仲間と幸せな時間を過ごしてきた。写真のような笑顔が本来の表情。

かわいそうなだけの子どもではない」と父親(38)。

写真と氏名を公表した理由を、「いじめをなくしたいという訴えの力になると信じている」と語った。

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お母さんと保育士さんが連携する

2016年10月16日 | 講演です
長崎市の保育士さんが、お仕事が終わってから300人も集まってくれました。

長崎市保育会で
保育士さん向けに「保護者との連携」というテーマでお話しました。

とても良いテーマですね。

子どもが笑顔になるために、親と先生が協働する…

クレームを言っていては、良い方向には向いません。

協働するためには
まずは、お互いが違うことを理解することから始まります。

親も先生も子どもも、感じ方、考え方、反応パターンがそれぞれ「みんな違う」ということを。

それぞれに長所、短所があって
お互い補い合うから、社会が成り立っていることを
私たち一人一人が 理解し、OKーOKになること。

そんな願いを込めて、人格適応論を元に、タイプについて、ひまわり劇団の皆さんとお芝居を交えながら
講演させていただきました。

子どもたちが心から笑顔になりますように…
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命の授業

2016年10月13日 | 講演です
今日13日は、これから長崎県立北陽台高校の生徒さんたちに
「命の授業」をします。


先生方もお母さん方にも聴いてもらいます。


また、明日14日は、長崎市保育会の保育士さんたちに
子どものタイプ別の接し方についてお話します。

写真は、長崎市稲佐山のテレビ塔のイルミネーション。
毎日、夜8時9分から点灯。
原爆投下日の8月9日に因んだ時間。
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打たれ弱い子どもたち

2016年10月11日 | こころの子育て
今日は、長崎、通りかかった出島は、まるで鎖国時代にタイムトリップしたみたい。
クリニックでくつろぐ癒し系のわんちゃん。

【「打たれ弱い」子どもたち】

先生に怒られないようにオドオドして、他の子が怒られるのを見て不登校になるなど、いわゆる「打たれ弱い」子どもが増えてきている。

「打たれ弱い」子どもたちは、どんな気持ちを感じ、どの様に考えているのか…

「打たれ弱い」子どもは、不安、落ち込み、自己嫌悪、自責などを感じやすい。


一言で不安と言っても
「怒られたらどうしよう、嫌われたらどうしよう」という不安から、
「嫌われたら、見捨てられてしまうかもしれない」というまで、不安の大きさは子どもによってかなり違う。

これは、心に安全基地があって、基本的安心感が醸成されているかによって異なってくる。

落ち込む時に考えていることは、
「嫌われてしまった」
「何もかも上手くいかない」
「私は、いつもこうやって怒られる」
など。

自己嫌悪を感じる時は、「自分はダメだ」「自分がいや」などと考える。

この感じ方、考え方は、親がモデルになる場合が多い。
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まず行動して、人は成長するんだなあ

2016年10月08日 | メッセージ
自分のチャイルドが喜ぶこと、ワクワクすることを行動する。

行動することで、体験する。

体験することで、失敗したとしても
そこから必ず得るものがある。

誰と出会うか、
誰と一緒にやっていくのかを選ぶのは自分。

誰と何を生み出すのかも自分。

それこそ、自分の人生となる。

嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、辛いことを
誰と分かち合うのか

それとも一人で耐え忍ぶのか、

前に進むのか、立ち止まるのか

どれが正解、不正解かではなく

今は、自分がそうすると選んでいる。それでいい。


時には、人と違う道を選んで 寂しいこともある。

私たちは、寂しさを感じながら、傷つきながら、生きて行く。

そして、成長し、成熟していく。

No pain, no gain.痛みなくして得るものなし

人が喜んでくれなくても、自分が喜んでるかが大事。

さあ、今日からカウンセリング講座を習い始めた皆さん、入学おめでとう。新たなスタートですね。

これから、沢山体験して、感じ、考え、行動して
互いにいい影響を与えながら、成長しましょう。

久しぶりのアイス。対馬やまねこ空港にて、ブルーベリーアイス。
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人は変われる

2016年10月08日 | 講座
昨日から対馬でカウンセリングの講座を始めました。

人は変われること、人は元々素晴らしいことを伝えて行きたいです。



写真は、飛行機から見下ろす対馬。
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飢餓状態こそオートファジー〜空腹を楽しむ〜

2016年10月04日 | オススメです
明日10月5日に予定されていた福岡市立高取小学校の講演会は、
台風接近のため、延期になりました。

台風の被害が少ないことを祈ります。

さて、2016年ノーベル生理学・医学賞受賞に輝いた
大隅良典東工大栄誉教授の記者会見で聞いた
「オートファジー」ってどういうコトでしょう?

「細胞が自分自身の一部を分解し、栄養源としてリサイクルする」という新聞の解説…

ひょっとして、先週 丸2日断食した時の私の状態も、それかも?

ファスティングの二泊三日は、お喋りや酵素ドリンク、ヨガなどのプログラムのおかげか、
思ったより空腹感も辛くなかったのですが、

自宅に帰ってからの回復食(主にお粥)の3日間の方が、体力が落ちていて、日常生活に戻るのがしんどかったです。

身体の老廃物や有害物質を排出するデトックス効果以外にも
食事の量も、あまり入らなくなりました。

少しずつ、ヨガも復活したので、

これが続くと、かなり健康的になってくると思います。

「ストイック」なのが好きなのではなくて、
断食も健康で長生きするため、自分ひいては家族や他人を大切にするため。

そのために
大隅良典東工大栄誉教授の記者会見を見て
早速、「オートファジー」について調べてみました。

「オート」とは自分、「ファジー」は食べるという意味で、

オートファジーは、病原体を退治してくれることも分かって
ここ数年、生命科学分野で大きな注目を集めてきたそうです。

ホームページやインタビューなどから抜粋します。

***
私たちは一見安定した存在に見えますが、実は約2ヶ月で体のほとんどの部品は新しいものと入れ替わっています。

これは生物に秘められたリサイクル活動です。

またときには環境の変化に応じて体の一部をより積極的に分解することもとても重要な作業です。

つまり「日常的な地道な分解」と「激しく誘導される分解」を巧みに使い分けています。

私たちはこのどちらにも関与する「オートファジー(自食作用)」と呼ばれる細胞内の大規模な分解系を対象にして、生命体が健康状態を保ち、時には大胆に変化できる秘密を研究しています。


オートファジーは栄養飢餓時に特に激しくおこります。

食事から栄養がとれないときは、細胞は自身の一部を過剰に分解してそれを栄養素としているようです。

マウスではたった一晩の絶食によって全身で著明なオートファジーがおこります。

また、哺乳類の新生児は生まれると同時に飢餓に瀕しますが、そのような時もオートファジーをおこして生きのびていることも私たちは明らかにしました。

(中略)
ヒトの体の中では毎日300~400gのタンパク質が合成されている。一方、食事から摂取するタンパク質の量は70~80g程度にすぎない。

不足分は、自分の体を構成している細胞の中にあるタンパク質をアミノ酸に分解し、再利用することで、補っている。

たとえば ヒトは絶食しても、水だけあれば1カ月程度生き延びられるとされるが、それは体内で重要なタンパクが作り続けられているからだ。
***

なるほど…
私たちの身体は、宇宙だと例えるのも分かるなあ、
私たちの身体の中では、自らの細胞からリサイクルしてタンパク質を作り、
タンパク質をアミノ酸に分解して再利用してくれてたんだ。

私たち一人一人の身体は、すごい機能を持っていたんですね。

飢餓状態にオートファジーが起こる。

飽食の時代だからこそ、最低3時間は、空腹を楽しむとよさそう。


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さびしさの力

2016年10月03日 | こころ

うみちゃんコメントありがとうございます。

寂しさを感じたり認めたりできたら、その感情は解消されますか?
やり場のない寂しさはラケット感情なんでしょうか?

昭和の時代のドラマを見ていると物は少ないけどうらやましいなぁ~と思います。
人と人とのつながりとか親子も思いやりが感じられて。
今もありますが昔とすると減ってるのかな。
***


質問の答え、色々考えあぐねて、お返事遅くなりました。

アニメ「サザエさん」に出てくるような昭和の時代…

確かに、物は少ないけど、人と人のつながりが深かった頃は、
関わりが深いからこそ、煩わしく、大変だった面もあると思いますが、
不安は少なかっただろうなと思います。

心細さも少なく、いつも、どこかに信頼する誰かが居てくれる安心感が大きかったでしょうね。

ご質問についてですが、あくまでもこれは、個人的な見解です。

人は寂しいから、孤独を感じるからこそ、
人と親密になりたいと思うのでしょう。

もし、寂しいとか孤独を感じないならば、
天涯孤独の人になってしまうでしょう。

ところが、人は1人で生きていけませんので、やはり人とつながることが大事なのではないでしょうか?

ご質問の寂しさですが、
感じただけではおそらく解消しないと思います。

寂しいから人に親密さを求めていく。

そして、誰かに親密さを求めて、
それが得られないのなら、悲しいのかもしれません。
もちろん、悲しくていいですよ。

やり場のない寂しさ…
感じても感じても寂しさが解消されないようであれば、おっしゃるようにラケット感情(代理感情、使っても使っても消えない感情)かもしれません。

怒りも隠れているのかもしれません。

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人生は短い

2016年10月02日 | メッセージ


あなたが大好きなことをちょくちょくやりましょう。

もし、それが好きじゃなかったら、好きなことに変えましょう。

仕事が気に入らない場合は、辞めましょう。

十分な時間がないのなら、テレビを見るのを止めましょう。

自分の人生の愛を探しているのなら、そんなことはやめて、愛することを始めましょう。

分析するのを止めれば、人生はシンプルです。

全ての感情は、素晴らしい。

食べるとき、ひと噛みひと噛みを感謝しましょう。

あなたの心や腕、ハートを新しい人や事柄に開けば、お互いのでこぼこが一体化されます。

あなたの情熱は何かを見て、
そして、情熱を持った次の人を求めましょう。

その人との感動の夢を共有するのです。

ちょくちょく旅をすれば、失った自分自身を取り戻せるでしょう。

チャンスは、たった一度しか来ないから、そのチャンスをつかみましょう。

人生とは、あなたがどんな人と出会い、その人たちと何を引き起こしたかです。

だから、外に出て、生み出すことを始めましょう。

人生は短いです。

情熱を持って、夢を生きて。


NYデザインベンチャー企業
「HOLSTEE社」のマニフェスト

「これがあなたの人生です」より

米倉けいこ 意訳

“THIS IS YOUR LIFE”

DO WHAT YOU LOVE, AND DO IT OFTEN.
IF YOU DON’T LIKE SOMETHING, CHANGE IT.
IF YOU DON’T LIKE YOUR JOB, QUIT.
IF YOU DON’T HAVE ENOUGH TIME, STOP WATCHING TV.
IF YOU ARE LOOKING FOR THE LOVE OF YOUR LIFE, STOP;
THEY WILL BE WAITING FOR YOU WHEN YOU START DOING THINGS YOU LOVE.
STOP OVER ANALYZING, LIFE IS SIMPLE.
ALL EMOTIONS ARE BEAUTIFUL.
WHEN YOU EAT, APPRECIATE EVERY LAST BITE.
OPEN YOUR MIND, ARMS, AND HEART TO NEW THINGS AND PEOPLE,
WE ARE UNITED IN OUR DIFFERENCES.
ASK THE NEXT PERSON YOU SEE WHAT THEIR PASSION IS,
AND SHARE YOUR INSPIRING DREAM WITH THEM.
TRAVEL OFTEN: GETTING LOST WILL HELP YOU FIND YOURSELF.
SOME OPPORTUNITIES ONLY COME ONCE, SEIZE THEM.
LIFE IS ABOUT THE PEOPLE YOU MEET,
AND THE THINGS YOU CREATE WITH THEM
SO GO OUT AND START CREATING.
LIFE IS SHORT.
LIVE YOUR DREAM, AND WEAR YOUR PASSION.”

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