ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

さびしさの力

2016年10月03日 | こころ

うみちゃんコメントありがとうございます。

寂しさを感じたり認めたりできたら、その感情は解消されますか?
やり場のない寂しさはラケット感情なんでしょうか?

昭和の時代のドラマを見ていると物は少ないけどうらやましいなぁ~と思います。
人と人とのつながりとか親子も思いやりが感じられて。
今もありますが昔とすると減ってるのかな。
***


質問の答え、色々考えあぐねて、お返事遅くなりました。

アニメ「サザエさん」に出てくるような昭和の時代…

確かに、物は少ないけど、人と人のつながりが深かった頃は、
関わりが深いからこそ、煩わしく、大変だった面もあると思いますが、
不安は少なかっただろうなと思います。

心細さも少なく、いつも、どこかに信頼する誰かが居てくれる安心感が大きかったでしょうね。

ご質問についてですが、あくまでもこれは、個人的な見解です。

人は寂しいから、孤独を感じるからこそ、
人と親密になりたいと思うのでしょう。

もし、寂しいとか孤独を感じないならば、
天涯孤独の人になってしまうでしょう。

ところが、人は1人で生きていけませんので、やはり人とつながることが大事なのではないでしょうか?

ご質問の寂しさですが、
感じただけではおそらく解消しないと思います。

寂しいから人に親密さを求めていく。

そして、誰かに親密さを求めて、
それが得られないのなら、悲しいのかもしれません。
もちろん、悲しくていいですよ。

やり場のない寂しさ…
感じても感じても寂しさが解消されないようであれば、おっしゃるようにラケット感情(代理感情、使っても使っても消えない感情)かもしれません。

怒りも隠れているのかもしれません。

コメント (1)
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