ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

つかみ取れTake it!

2017年03月31日 | こころ
日本も桜が咲きました。

今日は、これから対馬です。

福岡空港は、新大学生、新社会人のお見送りで人がいっぱい。
お別れは、寂しいですね。
別れの後に、また新たな出会いが始まりますね。

アメリカで友だちと別れる時にこんな風に言われます。

「じゃあね。(Take it easy.)」

気楽にいこうよ。

無茶しないで。

何だか、気持ちがホッとする表現です。


でも、時として

「Take it .」

つかみ取れ。

自分の夢をつかみ取る。

一度しかない人生、ガツガツとつかみ取ろうとすることも大事。

新たな出発に、このメッセージを送ります。

「つかみ取ろう(Take it .)」

親や先生、人の期待に応えるのではなく

あなたの手で、あなたの望むことをつかみ取ろう!





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ロジャースの言葉

2017年03月27日 | カウンセリング
写真は2017年3月24日のアメリカ、ノースキャロライナ州デューク大学の桜です。そして、下の写真は、
受容、共感の大切さを世に広めた、いわゆる傾聴の神様と言われるカール•ロジャースのサイン。

"The way to do is to be" ロジャースの座右の銘だそうです。

もともとは老子の英訳からだそうです。

日本の研究書では

「カウンセリングは技術ではなく人間性である」

「いかになすべきかを追求していくと最終的にはいかにあるべきかに至る」

「相手のまえで自分がどういられるかが問われる」

と、いう風に載っています。

原典が老子とすると、これは「無為自然」の言い換えかもしれません。

あるがまま生きる、「無為自然」な在り方

「聖人処無為之事、行不言之教」
(道にしたがう賢者は、よけいな振る舞いをせず、
言葉に頼らない教えを行うものだ)

老子によれば、「聖人」=道を知って道に従う賢者を意味しています。
「道」とは、「これが道だ!」と説明できるようなものではなく、
形もなければ音もない、何にも依存せず、何にも左右されないもの。
だからこそずっと変わらない、この世の根源のようなものです。

どんな出来事があっても、
言葉で余計な説明を加えて分かったような解釈をしたり、
物事に干渉し過ぎたり、余計な作為をしたりせず、
ただこの“道”に従い、自然体であること。
…老子は、そんな「無為自然」な生き方ができる人こと“賢者”であり、
そういった生き方が理想的だと考えていたそうです。

"The way to do is to be"

ロジャースが提唱したクライアント中心療法(クライアント・センタード・セラピー)から考えると

これは、カウンセラーだけでなく
クライアントにも向けた言葉なのかもしれません。

The Beatlesの名曲「let it be」も連想させます。
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アメリカでも川の字のススメ

2017年03月24日 | こころの子育て
私は、アメリカに来ています。桜が満開。東海岸のノースキャロライナ州デューク大学という所です。アメリカの大学の中でも最も難しい大学との1つだそうです。チャペルも美しく、聖歌隊の美しい歌声「アメイジンググレイス」にも出会い、心が洗われた気分です。この大学の人気の専攻ベスト3

1位:economics
2位:psychology
3位:public policy

アメリカの大学では専攻のことをMajorといい

ほとんどの大学は、入学時にMajorを決めておく必要はなく、
2年生の終わりまでに決めればよいことになっています。

また経済学+アートなど、異なる二つの分野を専攻すること(Double Major)もできます。

広々としたキャンパスには、リスも小鳥も戯れて空気を吸うだけでものんびりと
身体が深呼吸したみたいです。

アメリカでも、日本と同じようにこちらも異常気象だそうで、雪が降ったかと思えば、翌日は夏のような暑い日デス。

ドラルド・トランプの話があちこちできこえてきます。

さて、約30年前にアメリカに留学していた友人に聞いた話。

アメリカでは、子どもを赤ちゃんの時から1人で寝せるが、子どもたちには、日本のように川の字で寝るほうがいいと言われていて
テレビで川の字になります
それが良くないと言われるよう遺伝子レベルで世界一不安が大きいと言われる日本人。

セロトニントランスポーター遺伝子の違いにより

アメリカ人は、不安になりにくい遺伝子を持つ人の割合が高い。

不安になりやすい遺伝子を持つ人の割合が低いアジアの中でも日本人が最も不安が大きいことが分かっている。
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お話しをきいてもらうこと

2017年03月17日 | こころ
今日は、快晴、長崎へ移動中です。川沿いの小さな黄色い花々が春の訪れを告げてくれます。
さて、人に自分の話をするのが苦手な方

この3つの約束を守ってもらえば、
人に話を聴いてもらうのも良いと思いませんか?

1.秘密を守る

2.言いたくないことは言わなくてもいい

3.意見を否定しない

日常生活の中で困ったなあ…

子どものこと、夫のこと、親、義理の親のこと、ママ友のこと、近所の人間関係のこと…

3つの約束のもと、話を聴いてもらうだけで、とても救われる気分になるものです。

できれば、気持ちの話をしてもらうと、さらに感情処理になります。

気持ちを受け容れてもらえると、人は、人と繋がっていると感じます。

人と繋がっていると感じる、そのことが、私たちを温かい気持ちにしてくれる…

私は、JRの座席でふんわりとした白い毛布に包まれた温もりを感じ、ゆったりと深呼吸しています。
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一輪の花…じんわり喜び

2017年03月15日 | こころの子育て
私の誕生日に離れて暮らす息子からお花が届きました。

それも、一輪の花。ホテルの宿泊と食事をプレゼントされて嬉しそうに映っている写真を
Facebookにあげている有名人親子の話を 聞きました。

私の場合、私の誕生日を息子が覚えていてくれているだけでも嬉しいです。

それで、息子が小学生の頃の話を思い出しました。

近所のスーパーマルキョウに行き、なけなしのお小遣いで、
そのスーパーマーケットで一番綺麗だと思う花を一輪買ってきてくれました。
「母さん、誕生日おめでとう」

渡された花が、「菊」だったことを思い出しました。
小さな黄色い菊。
「あ、これ、仏壇用…」と、内心思いつつお礼を言いました。

しかも、数年後の誕生日に下の息子が、
同じように小さな菊(確かピンク色だった)を買ってきた時には
「また、仏壇用…」
と、内心吹き出しそうになりながら、
必死に笑いを堪えて、ただ「ありがとう」と喜んで言ったのは、
まるで、昨日のことのようです。

今回、大学生の息子から届いた花は、ガーベラ一輪。

私が、この花を好きなことを覚えていてくれたんだ…

子どもの成長を感じると共に
なんだか、じんわり…喜びが込み上げてきます。


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「素晴らしきかな、人生」LIFE CAN BE WONDEFUL

2017年03月12日 | 映画
「素晴らしきかな、人生」久しぶりに映画を観ました。

「素晴らしきかな、人生」LIFE CAN BE WONDEFUL

あのウィル・スミス主演で、あまり喋らず、表情やたたずまいで演技する役です。

ニューヨークの広告代理店で成功を収めていたハワード(ウィル・スミス)は6歳の娘を亡くし、
深い喪失感の中にいた。私生活だけではなく仕事にも身が入らない彼の会社は傾きかけていた。

同僚たち(ケイト・ウィンスレット、エドワード・ノートン、マイケル・ペーニャ)もまた、そんなハワードと会社を心配していた。

ある日、人生ドン底のハワードの前に3人の奇妙な舞台俳優(キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレン、ジェイコブ・ラティモア)が現れる。

不可思議な言動をハワードに投げかける年代も性別も異なる彼らは一体何者なのか?

しかしその出会いは、徐々にハワードに変化をもたらした……

幼い子どもを亡くし
長く自分の世界に閉じこもる主人公に対して

心理学的な考え方の様なアプローチがとても興味深く、
私にとっては色々考えさせてくれる映画でした。

主人公が癒されていくプロセスは、
カウンセリングの過程と重なり
心から込み上げてくる感動がありました。

昨年、訪れたニューヨークの街が舞台というのもあり、
より身近に感じました。
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あの頃の安心感をもう一度

2017年03月07日 | こころ
***
自分自身のこと、そして子供たちのことに
肩の力を抜いて、向き合っていこうと思います(^-^)
今まで以上に、家族に 沢山たーくさんハグして、
ありがとう♡ を伝えていきたいと思います!
***
田中さんのコメント、ありがとうございます。
田中さんが書いてくださった様なことは、
人に言ってるクセに、私自身もあまり上手ではないので、
力を抜いて、ボチボチやります。力まず、やりましょう。

うみちゃん、お互い、たまにはゆっくりする時間を取りましょう。
***

力を抜くと言えば、ヨガの最後に「シャバーサナ」亡き骸のポーズというのがあって、
クラス中、頑張って使った筋肉も心もゆっくり緩めて
地面に横たわる究極の至福の時間があります。寝息が聴こえてきそう…可愛いでしょう?
写真は、生後8ヶ月の男の子。

この力の抜けよう…見てください。
ママに抱かれて
まさに、全身の力を抜いて、幸せそうに眠っていて、
「いいなあ〜」と思、パチッと撮らせてもらいました。

私たちは、大人になって、なかなか力の抜き方が分からないけれど、
赤ちゃんの時には、こんなに安心して力を抜いていた時代があったのでしょう…

眠る時に、是非、見習いたいです。

あの頃の安心感を、もう一度。


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