ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

感謝

2012年12月29日 | カウンセリング
カウンセリングをさせていただくようになって、11年。
あの頃、出会ったクライアントさんが、
結婚し、子どもを産んだと
時々メールなどで知らせてくださいます。

今日も高校一年の時からのクライアントさんの出産祝いに伺い、
赤ちゃんを抱っこさせていただきました。
小さい!
かわいいでしょう?まだ、生後3日目です。
もう、私もおばあちゃん気分です。


また、嫁ぎ先から里帰り中に訪ねてくれた34歳のクライアントさんは、
初めて先生に会ったの、24歳だったと振り返ってくれて
月日の経つのの速さに驚きました。

今日は、大学生の時、カウンセリングして
就職して立派に社会人に成長したクライアントさんが
お正月で帰省し、会いに来てくれました。

博多駅前のイルミネーションを案内したりして。

21歳の時、初めて来て、
もうすぐ30歳だそうです。
「先生に会うと、帰って来た感じ。」
毎回、寄ってくれるのが、嬉しいです。

みんな、立派に成長している姿を見せてもらい、ホントに嬉しく頼もしいです。
人はすごいです。
良くがんばってます。
出会った方々のおかげで、私もカウンセラーとして、
少し成長させていただきました。

10年ひと昔なんて言いますが、
私は、この10年何をやっていたのかな~。
我武者羅に勉強したり、
カウンセリングしたり、
講演したり、
子育てしたり、
家事したり。

私の人生の岐路、
熱くて深い10年だったなあ。

これからの10年について、
どう生きるかを考えてみよう。

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自分で守る

2012年12月29日 | メッセージ
震災で自らの判断で避難し、生き残り、
その上、祖父母や親を説得し、
大人の命までをも助けた
子どもたちの記録
「釜石の奇跡」という番組が放送されていました。

地震直後の釜石市小・中学校の
子どもたちの避難行動を再現したアニメや
振り返るインタビューをNHKで見ました。

その中に、釜石市の防災教育に携わってきた大学の先生が
子どもたちに教えていた3つの教訓が出てきました。

1.想定にとらわれるな

亡くなった人の多くは、津波の想定範囲外に居た方々だそうです。
多くの人々が想定にとらわれてしまったからだと言います。

想定にとらわれた大人を説得して、
大人の命をも救った子もいます。

2.最善を尽くせ

3.率先避難者たれ

人は危険にさらされても、
自分だけは大丈夫だと思い、避難出来ない傾向にあるので、
大学の先生は、子どもたちに率先して避難する人になりなさいと教えていたのです。

また、防災授業で見たスマトラ島沖地震の映像や
人が50センチの津波でも容易に流されてしまう映像が
子どもたちの正しい判断を促したようです。
それから、子どもたちは、平時からどこにどんな危険が潜んでいるか知っていました。

このことは、教育、知ることの大切さを教えてくれています。

もう一つ、みんなの命を救った教訓「津波てんげんこ」。
津波の時は、バラバラに逃げろという東北に伝わる教訓。

自分の命は、自分で守れ
逃げれば、必ず家族に会える。

一人一人が自分の命を守る姿勢と
家族がお互いを信じる信頼があったから、
それぞれがお互いを探すことなく、
素早く避難出来、自分の命を守れたのです。

「津波てんげんこ」は、
自分の身は、自分で守ろう、
お互い信頼しようという教訓なのです。

主体性、自主性、絆。

避難に関してだけでなく、
あらゆる場面で、
今の日本に大切なことをカウンセリングでも感じます。

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過去は、静かに

2012年12月25日 | メッセージ
かけがえのない人を亡くした時、思い出す「時の歩み」という詩があります。

ベートーヴェンの交響曲第9番の原詞で有名なヨーハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラー。

ドイツの詩人、歴史学者、劇作家、思想家でもあります。

彼は「時の歩み」を絶妙に表現しています。

「時の歩みは、三重である。

未来はためらいつつ近づき、

現在は矢のように早く飛び去り、

過去は永久に静かに立っている。」


私は、大切な人の死を悼み、故人を偲ぶ時、

「過去は、永久に静かに立っている。」

と、口に出し、何度も唱えます。

心の荒波が、さざ波に変わり、

心が穏やかに平静になります。

白い空を見上げ、凪の海を見下ろし、

風に吹かれ、優しく髪が揺れ

大自然に抱かれて

守られている感じさえします。

まるで、過去が、故人が私を守ってくれているかのように感じます。

「過去は、永久に静かに立っている。」

シラーは、こんな言葉も残しています。

「人は幸福の時は偉大に見えるかもしれないが、

真に向上するのは不運の時である。」

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叱る大切さ

2012年12月23日 | こころの子育て
ネグレクトは、食事を食べさせないといった身体的虐待だけだと思われがちですが、
精神的な放置虐待、つまり、無視、無関心もネグレクトです。

ヤンチャな子どものご両親に面談すると、
お母さんは、今まで愛情が足りなかったと自分を責めがちですが、
必ずしもそれだけとは、限りません。

子育てをお母さんに任せっきりのお父さんも多いなと感じます。

「子どもがこうなったのは、お前の子育てのやり方が悪いからだ。」
などと、母親に責任を押し付け、
子どもを叱りもしないほったらかしの父親です。
これは、育児放棄とも言います。

neglectの原義である「怠慢・粗略」「無視・軽視」からネグレクトと言う言葉が生まれています。

ネグレクトの定義としては、自らの実子、特に自立性や自救能力が低く、
幼児や低年齢児童の養育を著しく怠ることを指す場合が多いです。
最近の里子さんも、実の親は居るけれど、
何らかの理由での育児放棄が原因で
実の親が、育てられないケースが多いようです。

具体的には、食事や衣服の供与、
排泄物や廃棄物の始末を適切に行わない、
長時間の保護放棄などがあり、しばしば虐待を伴います。

その結果、子どもは健全な心身の発育を妨げられ、最悪の場合は死に至ることもあります。

ネグレクトの広い意味としては、養育者として果たすべき義務と責任を怠慢し放棄すること。


スーザン・フォワードは、親の責任について以下のように書いています。


○親は子どもの衣食住をはじめとする体の健康に必要としていることに
応えなくてはならない。

○親は子どもを、肉体的な危険や害から守らなくてはならない。

○親は子どもの愛情や安心感、
常に注目してやることなど、
心の面で必要としていることに応えなくてはならない。

○子どもを、心の面でも危険や害から守らなくてはならない。

○親は子どもに道徳観念と倫理観を教えなければならない。

「毒になる親」スーザン・フォワード著/毎日新聞社・刊 より


育児の責任放棄という観点から言うと、
自分は家に居たくないからといって外に出てしまい、
配偶者の暴力・暴言から子どもを守ってやらないのも、
病気の子どもを病院につれていってやらないのも、
それどころか病気の子どもをほったらかして、
自分はテレビを見ているのもネグレクト。
育児に関する知識不足で、
満足に子どもの面倒を見ていないのも、子どもに食事の仕度をしてやらないのもネグレクト。
子どもが自分で食事をなんとか用意しなければならず、
その環境に慣れてしまって
「これが当たり前」と思うようになっているのも
実はネグレクト。
きちんと叱らずに甘やかしたせいで、子どもの倫理観が欠如しているのを嘆いても、
それは親がネグレクトした結果と言えるでしょう。
「なんで、この子は、こうなんでしょう…」
と嘆く親を見ていると
「いやいや、親の責任でしょう」
と言いたくなることがあります。

育児の責任放棄・怠慢と、放任主義の違いを知っておくことも、大切です。

放任主義という名目で
子どもへの義務を果たさないことは、実は、虐待です。

放任主義というのは、
しっかりと子どもを支える環境にあってはじめて言えるものです。

子どもが間違った行動をした時に叱ったり、
失敗した時にはフォローがあるのが放任主義で、
子どもが間違った行動した時も叱らず、
失敗したとき何のフォローもされずに放置されるのがネグレクト。

「いけないことをした時は、叱られる」
「いざという時は、助けてくれる」
その確信が子どもに宿るような接し方が放任主義で、
そのような感覚は子どもの中に
「自分は愛されている」
「自分はOK」
「この世はOK」
という基本的信頼感を育てます。

けれど、ネグレクトの環境下にあっては、
「何をしても何も言われない」
「いざという時にも、どうせ助けてくれない」
と子どもが感じると、
「自分は愛されていない」
「自分はNO」
という自分や他者への不信を抱きます。

そして、アイデンティティとは、
他者との関係で自己規定するものですが、
鏡である親がネグレクトするような親では、
子どもは、コミュニケーション能力を育てることもできず、
子ども自身のアイデンティティも親のように頼りない、
たえず揺り動く不安定なものになってしまいかねません。

その上、明らかに「攻撃された傷」は、意識し不快感を感じますが、
ネグレクトのような「何も与えられない傷」は、意識しにくく、
それでいながら、
何もされないということが、子どもの心を傷つけているのです。

母性だけでなく、
「いけないことをいけない」
「ダメなことはダメ」

と、ぶつかっていく「父性」が大切です。

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好きな人と最高にうまくいく本

2012年12月21日 | オススメです

好きな人と最高にうまくいく本
ダフニー・ローズ キングマ Daphne Rose Kingma …


愛はゴールでなく、つねに過程です。

だれもが、もっと愛を欲しいと願っています。

相手は自分とは違う存在です。

あやまることは、簡単なようで難しいもの。



こんな当たり前の事が、沢山書いてあります…

真の愛をはぐくむために、オススメの本です。

Amazonで、今見たら、中古本は、一円で、ありました。

「真実の愛」が原題です。

恋人というよりも夫婦がうまくやっていくためのアドバイスの様な感じですが、
恋愛中の方にも良いと思いますよ。

大好きな友だちと上手く行くためにも役に立ちます。

気持ちを伝えるなど、
当たり前といえば当たり前の事ですが、なかなかそれが、難しいもの。

互いに思いやりが大切だと解っていても、つい、してもらえないとばかり考えて、
自分が与えることを忘れてしまいがち。

実行が難しいことばかり挙げてあり、反省させられます。

二人の間に行き詰まりを感じている方、
離婚まで考えている方、
これから二人の新たな生活が始まる方に
読んで欲しいです。


愛は、その姿を自分や相手の心のなかにしか感じることが出来ません。(中略)
本人たちが努力すれば、そのままとどまってくれますが、
そうでなければ、出て行ってしまいます。
(中略)
もし、愛がそこにあれば、それ以上何かを言ったり証明したりする必要もなく、
何かを求めたり後悔したりする余地もありません。
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ジャイアン

2012年12月18日 | カウンセリング
昨日は、朝から北九州に移動。
今朝は、里親の民さんたちと春日クローバープラザで人格タイプ研修。
里子ちゃんたちへの対応方法を一緒に考えました。


帰りには、春日市のベトナム雑貨とベトナム料理のお店に寄りました。
写真は、生春巻き、肉味噌フォー、野菜のフォー。


さて、普段私は、車でドアツードアであんまり歩かないのですが、
月曜日は、JR折尾駅から九州女子大学までテクテク15分ほど歩きます。

「痩せましたね」と、言っていただくことが増えました。
努力してます。
ニコニコ、テクテク、カムカムを。

健康に大切なのは、
ニコニコの心、
テクテクの運動、
カムカムの食事。

写真は、朝JRで移動中の朝食。


私の大好きなおにぎり、パン、ハンバーガー、麺類など
簡単で素早く、しかも安価にお腹を満たすことが出来るものは、糖質が高いので、極端に減らしています。

現在、炭水化物たちは、私の目の敵にされ
「敵」と呼ばれてしまってます。

誘惑に負けて、時々「味方」につけちゃいますが…(^_-)

時間も価格も手軽でない朝食になります。
糖質制限するなら、野菜ジュースをお茶に変えた方が良いらしいです。

写真の野菜ジュース一本200mlに13.3gの糖質が含まれていますが、
私はビタミンを摂りたいので…。

特急列車で30分の移動中、
よいしょっと朝ご飯を広げて食べる感じ。大胆不敵!
おばさんになったな~。

良く噛んで、一生懸命食べる感じ!
炭水化物の食事に比べ、時間もかかる。

さて、我が家には、水槽にメダカが居ます。いただいたので。



それが、良く見ていると、
小さな水槽に沢山入っているせいか
ジャイアンみたいな大きめのメダカが一匹、
他の小さいメダカを追い回すのです。

この現象、心理学のある実験を思い出します。
鶏を複数、ゲージで囲いこむ実験で
一番弱い鶏をみんなでつつき、
殺してしまうのが見られるそうです。

そうすると、また次に弱いターゲットを決め、つつき殺してしまいます。

残酷ですね。

ゲージを外して、放し飼いすると、
つつき殺すような行動は、無くなるそうです…。

つまり、狭い所で、管理されて抑圧されているストレスがこの行動の原因だということになります。

かわいそうに
我が家のメダカもストレスを感じてるってこと。

イジメがなくならない人間の世界もおんなじなんだな~。

管理社会をどうにかしなきゃ!って、
今更ながら思う。
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ニックネーム

2012年12月16日 | カウンセリング
長崎県対馬市立小綱小学校に伺いました。
歓迎してくださり、ありがとうございました。



子どもたちもお母さん、お父さん方、先生方は、
本当に真剣に授業に聴き入ってくれて、楽になったなどと感想をいただきました。
伺って良かったです!

対馬は、福岡空港まで、飛行機で、わずか30分。

今日は、対馬から戻り、今日は、選挙に行った後、ファミレスで勉強中。

隣りのテーブルで、
7~8歳くらいの女の子とお父さんが、二人で食事してるけど、
さっきから、一言も話さない。
お父さん、何にも話しかけないけど、
子どもに興味ないのかな…?

子どもの成長は、あっという間で、
二人きりで話す機会も少なくなるのになあ。と、老婆心。

さて、「勉強しよう」と思っても、ついさぼりたくなる。

「ダイエットしよう」と思っても、つい甘いものを食べたくたる。

そんなこと、ありませんか?

そうした自分の中の悪魔の部分を打ち消そうとしても難しい。

打ち消すのでなく、自分には、
そういう部分があることを認めることが大事です。

悪魔の部分にニックネームを付けてみましょう。

サボる自分に何と名付けましょうか…

例えば、「クレヨンしんちゃん」「カツオ」「のびた」

甘いもの食べたくなる自分には…

例えば、「石ちゃん」「ギャル曽根」

「おっと、出た石ちゃん!
もう、お腹いっぱいでしょう?」

「いやあー、のびたくん!
ドラえもんに頼らないで自分で頑張ろ」

悪魔の自分をニックネームで呼んで、
突っ込んでみて。

因みに、老婆心を抱く自分は、「金八先生」とでも呼びましょうか。


今日も私は、勉強しながら、
自分の中の「のびたくん」や「石塚くん」「金八先生」
と会話してます。

あっ、Blogを更新するのは、「ひまわり先生」


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あなご丼

2012年12月14日 | よもやまばなし
長崎県対馬市に来ました。

空港から15分の
膳家「おはしのくに」にランチに来ました。
対馬 名物 「あなご丼」980円をいただきました。

地元で獲れたてのあなごを
甘辛い自家製たれで、じっくりと焼いてあり
美味しい。オススメです。

美味しい

TEL
0920-53-5010
住所
長崎県対馬市厳原町宮谷225





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投射

2012年12月13日 | カウンセリング
今日は、北九州市立医生ヶ丘小学校のお母様方に
講演させていただきました。
写真は、
長崎駅のクリスマスツリー



さて、皆さんは、「投射」って、
聞いたことありませんか?

はっきりとした根拠はないのに、

あの人は私のことを嫌いに違いないなどと、

妙に確信してしまう場合があります。

実はこのようなときには、

こちらの方が無意識に

相手を嫌っていると場合があるのです。


このように、

本当は自分が相手に対して無意識に抱く思いや、

自分にあるのに見ないようにしている部分を

逆に相手がそう思っているはずだとか、
相手がそう見えてしまうということを、

心理学では、「投射」といいます。

「投射」フロイトの言った「防衛機制」の一つです。


「あの人は、私のことをきっと、好きに違いない」

と言う言葉を聴いたら、

「投射」というメカニズム、

つまり、防衛機制がはたらいている可能性もあります。

「男の人はいやらしい」という女性が、
自分のいやらしい部分を自分から切り離してしまっているのかもしれません。

人を嫌っちゃいけないと頭で感情をコントロールしようとするから、
人が自分を嫌ってると思ってしまうのかもしれません。

「かわいそう」と人の面倒ばかり看る人は、
自分が「かわいそう」なのかも?

好き
嫌い
いや
性欲
食欲など

人が生まれながらにして持つ自然な感情や欲求は、
逆らおうとすると苦しくなるかも?


好きで良い
嫌いで良い
いやで良い
いやらしくて良い
食いしん坊で良い

自分の中に元々あるものを
認めてみませんか?
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通じた

2012年12月12日 | メッセージ
祈りは、通じました。

友人は、意識が戻り、
自分で呼吸が出来るようになりました。

ヘッセは、
「愛されることより、愛することが幸せ。

人生の義務は、たったひとつしかない。
それは幸福になること。」

と、言いました。

愛する人のために涙を流し、
祈ることも
幸せなのかもしれません。



写真は、博多駅のイルミネーション。


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人生

2012年12月11日 | メッセージ
今日は、長崎です。


誰かを愛して、その人を失った時

死への怖れが消え、死が近くなる。

父が他界し、とうとう両親がこの世から居なくなり、
死と私の間に立ちはだかってくれていた大きな壁が消え、

安心がなくなり、
私の目前に死という海が迫ってきた。

最愛の友人が、病と闘っていて
あらためて、その友人の大切さに気づいた。

彼女が死の淵に追いやられ、祈るしかない私は、無力過ぎる。

危機に瀕している彼女が
生き延びてさえくれればと…ただ祈るのみである。

人生は、ありとあらゆる格闘の連続。


怖れと怒りと悲しみが襲う。

それでも、私は、生きて食事し、仕事をする。

格闘と、その反対に
ただ生きていて、普通にご飯を食べ、仕事をしているという有難さ、
幸せも思い知らされる。

ただ一度きりの人生をどう生きるかを
再び考える。



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私は、エライ!

2012年12月07日 | こころの子育て
今朝は、北九州市立小倉北特別支援学校の講演に行ってきました。
会場の到津市民センターに伺うのは、三回目になります。



演習も含め、二時間の講演の終了後、
約20人のお母さん一人一人と
お話しさせていただきました。

ダウン症や自閉症のお子さんの他にも合わせて三人の子どもを育てていらっしゃるお母さんも多く、
そのバイタリティに敬服します。

体力も精神力もほんとにいると思います。

「まだ、足りない」なんて、自分を責めるのは止めましょう。

「もう、じゅうぶんやっている」のです。
イライラすることも、あります。
一生懸命やってるからです。

自分を責める代わりに、
毎日、子どもたちにご飯を食べさせている自分を
褒めてあげてください。

もう、いやだあ、と思いつつも
子どもの面倒みてるんですから…

エライ!




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やればできる

2012年12月05日 | メッセージ
今日は、北九州市立天籟寺小学校で講演です。

昨日書いた「やればできる」という言葉。

専業主婦時代の友人は、40代後半で、就職活動しているが、履歴書で落とされてしまうそうだ。

彼女は、同い年。
同じ年齢の子どもを持つ母親であり
忙しい夫を持つ妻という立場で
お互いの苦悩が分かるので、
もう、10年以上、慰め合ってきた。

「履歴書出しても、年齢で落とされてしまう。面接も行けない。」


ところが、今回、彼女やってきたチャンス!
主婦仲間で、恒例の忘年会をしていた時、
「明日、面接だけど、不安。
以前、やったことある仕事は、自信があるけど、
やったことない仕事が出来るか聞かれたら、どうしよう。
正直に経験ありませんって、言うしかない。」
と、彼女。
「やればできるよ。きっと。」
と、私。
「やればできる?そんな言葉、言われたことない。」

それで、

帰り際に彼女に「やればできる」と書いた紙を渡した。

早速、面接後の報告を聞いた。
「全く知らないことだったから、
さすがにやればできるというまでは、ないと思ったから
頑張らせていただきます。っ言ったら、受かった。」

良かったあ。

「やればできる」には、根拠があります。
小学校一年生で、赤面症だった私が、
毎日のように講演してるから。

あの頃は、人前で話すなんて、出来ないと思ってたから。


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講演です。

2012年12月03日 | 講演です
「ダイエットしてます?痩せました?」
クライアントさんに励まされ、ダイエットしてます。

と、言っても、去年のスカートが入らなくなってたので。

ご飯やパン、お菓子の量を減らしています。

大好きな炭水化物を我慢するコツは.
代わりに茹で卵や野菜でお腹いっぱいになることと、10分待つこと。

強迫神経症の空想暴露でも、10分もすれば、
手を洗いたい気持ちが減るんです。
それと、同じように、
チョコパン食べたい欲求も10分辛抱して待てれば、
通り過ぎて行きます。

どんな誘惑を感じても10分間辛抱して待ちます。
誘惑にうちかって、手に入る報酬のことを空想します。

「やればできる!」

4日火曜日は、午前10時~12時まで
福岡県春日市クローバープラザで、
人格タイプ研修Part1。

5日水曜日は、午前時~
福岡県北九州市天籟寺小学校で講演会。

6日木曜日は、博多駅前のカウンセリングルームで、ワークショップ。

7日金曜日は、午前10時~12時まで福岡県北九州市小倉北特別学校にて講演。

8日土曜日は、午前10時~福岡県北九州市民講座を
陣の原市民センターにて。

11日火曜日午後7時から長崎県長崎市の老人保険施設にてカウンセリング講座。

13日木曜日午前10時~福岡県北九州市医生ヶ丘市民センターにて講演。

14日金曜日午後2時から長崎県対馬市小綱小学校にて、「命の授業」
3時から子育て講演。

14日金曜日午後5時半から対馬いずはら病院にて
ファイザー製薬主催の講演「不登校の子どもの心のケア」について。

18火曜日は、午前10時~12時まで
福岡県春日市クローバープラザで、
人格タイプ研修Part2。

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ライフレッスン

2012年12月03日 | オススメです

オススメの文庫本です。


ライフ・レッスン (角川文庫)
エリザベス・キューブラー・ロス デヴィッド・ケスラー著
705円税別

「死に直面している人たちはいつも、
大いなるレッスンをもたらす教師だった。
(中略)そのレッスンの数々は、人間の生にかんする究極の真実であり、
いのちそのものの秘密である。)

ターミナルケア(終末期医療)、死の科学(サナトジー)のパイオニアで、
「死ぬ瞬間」(中央文庫)の著者が書いた人生の15のレッスン。

一部引用して、ご紹介します。

ある病院の清掃作業員の女性が登場する。

「死にそうな患者さんの部屋に入っていくと、

すごくおびえていることがあります。
それを見ると、

そばに行って、からだにふれずにはいられなくなるんです。

そして、わたしが死をたくさん見てきたこと、

死はそんなに怖いものじゃないこと、

死ぬときは楽になるということなんかを、いってあげます。

あとはただ、そばにいてあげるだけです。

ときどき逃げ出したくなるときもありますが、逃げません。

その人のためにいてあげようと思ってしまうんです。」

心理学や医学とは無縁のその女性は、
人生における
最大の秘密のひとつを知っていた。

愛とは、そばにいて、ケアをすることであるという秘密を。

ときには、やむをえない事情によって、

物理的にそばにいることが不可能なばあいもある。

しかし、だからといって、愛のつながりが切れたというわけではない。

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