ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

いじめ

2013年09月29日 | 講演です


昨日は、長崎市医師会主催の市民講座
「いじめで受ける心の傷とその対処法」
私の先生倉成 央先生の講演会でした。



写真の右が倉成 央先生。

左は、座長で司会された長崎市医師会理事の中谷 晃先生。

先生は、大きく三つのことをお話されました。

1.いじめで受ける心の傷について

2.いじめを受ける側に問題があるか?について

3.大人の対応について

でした。とっても心に響く良いおなさ
(先生の講演から抜粋させていただきました)

特に、3つ目の親や先生、周りの大人の対応が大切だと思います。

○子どもの気持ちを受け入れる

○子どもの言葉を信じる

○子どもの味方だと伝える

誰か1人でも、自分の絶対的な味方がいるとうことは、

つらくて不安な状態にある子どもにとってどれほど心強く、

安心感を与えてくれるものです。

いじめの問題について絶対的な味方の存在は、

生きることに絶望している子どもに

生きて行く希望を与えることさえあります。

こうした内容に加えて、

いじめにあっているかもしれない子どものサインや

子どもが本来持っている能力(いじめによって損なわれる危険性がある)など

オススメの本があります。

博多駅前のカウンセリングルームにも置いてありますし、
Amazonで扱っています。

保護者の方々や先生方に、
是非読んで子どもの絶対的な味方になって、
心のケアをしてもらいたいです。

いじめで受ける心の傷とその対処法
-その時大人はどうするか?-
倉成 央 著
1400円(税別)


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了解と承知の違い

2013年09月27日 | よもやまばなし
普段、メールの返信に
「了解しました」
って送っていましたが、
これは、同僚や部下には送っても問題なくても
上司や目上の人に対しては、ふさわしくないそうです。

上司に対して

×「~の連絡の件、了解しました。」
 ↓ 


○「~の件、承知しました。」or
「かしこまりました。」

ああ、知らなかったあf^_^;
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子育て講演

2013年09月20日 | 講演です
今日は、福岡市立那珂中学校PTAの講演です。

これまで、那珂中学校では、今年春に中学生に「ひまわり先生の命の授業」を、
夏休みの間に那珂中学校の職員研修をさせていただきました。

生徒たちも先生方も、真剣に話を聴いてくれて、
今日は、お母さん、お父さん(来られるかな?)にお話させていただくのが最後になってしまいましたが、
さて、どんな雰囲気になるでしょうか?!

那珂中学校PTA講演会は、9月20日金曜日午後3時10分から1時間半くらいの予定です。


さて、昨日から九州女子大学の講義が始まりました。
カウンセリング論というコマです。

学生さんたちは、ちょうど私の息子たちと同じ年代の上、
今年、履修してくれている学生さんたちも 良い感じ。
一言もおしゃべりもせずに、熱心に聴いてくれて、とってもやり甲斐があります。
彼女たちが、自分らしく幸せと思える人生を歩んで行けると良いなあ…

これから、半年毎週通うのが楽しみです(^o^)

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コミュニケーション講座

2013年09月17日 | 講演です


今日は、朝から朝日カルチャーセンターのコミュニケーション講座、最終日でした。

ご好評につき、再び
「ひまわり先生の最適コミュニケーション法」
講座を
11月5日から
8回シリーズで開講します。




11月5日火曜日から3月18日まで
基本的に第1・3火曜日午前10時30分~12時まで
朝日カルチャーセンターにて。

住所は、博多駅前2-1-1福岡朝日ビル8階
電話番号(092)431-7751
平日9:20~19:00 日曜9:20~15:00

前回参加された方で、離婚を考えていたけど、
お互いの違いが理解でき、
コミュニケーションが上手くできる様になり、
仲良くなったと嬉しいご報告もいただいています。

親子、夫婦、上司と部下、同僚など
仲良くしたい人ほど、
なかなか上手く行かないもの。

そこで、日頃、上手く行かないコミュニケーションを
相手のタイプに合わせて
相手の心のドアの開け方、
心に響く伝え方、
人間関係の深め方
などの習得を目指す本格的な講座です。

人はみな、感じ方、考え方、行動パターンが違うもの。
ところが、案外、自分のやり方を押し付けて考えがちなもの。
そして、相手を否定的に見たり、自分が落ち込んで見たり…。
それをやめられたら、どんなに楽になることでしょう。

講座では、まず、自分のタイプを知り、
相手のタイプを知り
色んな人のタイプ別特徴を理解した上で
相手のタイプに合わせた
最適コミュニケーション法を
最新の理論をもとに学びます。
もちろん、カウンセラーもこの方法を実践しています。
このコミュニケーション法を活かして成功してきた方々の
お知恵も沢山、沢山お伝えします。
噛みつきの多い園児を上手くやめさせた保育士さん、
お片づけが苦手で野菜嫌いの子どもさんに上手に対処したお母さん、
お風呂になかなか入らない夫を上手く動かした奥さん…

また、タイプ別のパートナーの愛し方、
好みの愛され方や
子どもへの対処法、
有効なセルフコントロール法なども
出てきます。

これまで、市民講座、看護協会、保育士会、歯科医師会、学校、企業などでも
研修させていただき、
「イライラが減った」
「夫の言動が理解でき、夫婦が仲良くなった」
「苦手な上司と話せるようになった」
「接客が楽になった」
「子どもが理解出来るようになり、
言葉かけを変えたら、子どもが動くようになった」
「人と自分が違うと分かり、人に優しくなった」
などと
効果を実感されている方からのお声も多数いただいています。
参加してみませんか?


朝日カルチャーセンターは、会員制で、入会時に
博多阪急のピンクのカードを持っていれば、割引きになりますよ。
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いじめで自殺

2013年09月15日 | 講演です
長崎市で小学6年生の女の子の尊い命が…とうとう失われてしまいました。

いじめが原因と思われる自殺が相次いでいます。
同じ子どもを持つ母親として、
カウンセラーとして、大変ショックです。
毎月、仕事で通っているだけに、ふるさとだけに、なおさらです。

長崎市の事件で、担任の先生は、全く対応していなかったわけではありませんでした。

では、どんな対応方法が適切なのでしょうか?

対応する私たち大人が知るべきことは、
いじめを受けた側の気持ち、
そしていじめで受ける心の傷についてです。

いじめられた子どもの気持ち、どんなものでしょうか?

自分が悪いと思ってしまう。
悪いことした、迷惑かけたと思う。
理不尽な扱いを受けたにも関わらず、
なかなか怒りを感じることが出来ない人の方が多いものです。

そんな性格が悪いだなんて言わないでください。
皆さんだって、日常の生活で、
上司や先輩、夫や妻、親など
言い返せない相手が居るのではないでしょうか?

ましてや、いじめは、相手がクラス全員だとか、複数であることが殆どですから。



いじめで受ける心の傷、どんなものかご存知でしょうか?

自信がなくなる、
集団に入れない、入れても疎外感を感じて居心地が悪い、
人に心を割って話が出来ない、
目立つのが怖いから、実力が発揮出来ない、
人が怖くて、勉強や仕事もままならない、
恋愛も出来ない、
何かと自分が悪いと思ってしまう、
何をやっても心の底から楽しめない、
さらには、
自分の生きる価値、存在価値まで否定してしまうこともあります。

いじめた方は、忘れても、
いじめられた方は、ずっとずっと傷になって残り続ける。

身体の怪我なら見えるけど、心の傷は見えないから分かりにくい。
外から見えないだけでなくて、心の傷は、治りがとんでもなく、遅い。
だからこそ、軽んじてはいけないのです。

私たち大人は、まず、加害者を指導する前に
被害者の子どもの心のケアを優先することが一番に大切なこと。

「辛かったね、よく我慢したね。」
「よく打ち明けてくれたね。」

このとき、この子に無断で、加害者に指導しないこと。

さらに、被害が拡大する可能性もあるので。

そして、二番目に大事なことが、あります。
「これから、色んなことがあると思うけど、絶対あなたの味方になるからね。」
と伝えてあげること。
 
私の先生、倉成先生の講演が長崎市であります。
「いじめで受ける心の傷とその対処法」
   


長崎市医師会館7階 講堂
②平成25年9月28日(土) 午後2時~午後3時30分


長崎市医師会館7階 講堂
 (長崎市栄町 2-22 電話818-5511)
 

※駐車場は近くの有料駐車場をご利用下さい。

参加費: 無料

講師 株式会社メンタルサポート研究所 代表
臨床心理士  倉成  央  先生
 
申込方法:事前申し込みは不要です


写真は、同タイトルの先生のDVDと著書
いずれもチーム医療より発売

子どもの命を守るために大人が何をすれば良いのか、
多くの親、先生方にも知って欲しいです。

最近、読んだ本

大津市のいじめ自殺問題でも
【自殺の練習をさせられていた】という情報を全校生徒のアンケートで得ながら、
当初、いじめがあったと認識されながらも
隠蔽され、明らかになる経緯などが詳しく書かれています。
私たち大人は、これを反省材料にしなければなりません。

大津中2いじめ自殺
共同通信部大阪社会部
PHP新書 760円税別

無念の子どもたちのかけがえのない命を無駄にしないために…。

私は、北九州市八幡西区折尾での体験講座や
合同庁舎で開催された福岡県PTA母親代表の会の研修も終わり、
おかげさまで夏風邪も回復しました。

今日、日曜日と明日 月曜日は、二日とも
朝から夕方までカウンセリングのワークショップ、
参加される方々のパワーも結集して、それぞれの奥にしまった心の傷が癒えて、
変化していく予感…
ワクワクします(^-^)
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コンプレックス

2013年09月08日 | カウンセリング
台風一過で、無事、対馬にも行ってきました。

青い空と紺碧の大海原。
雨上がりの緑の匂い。

五島でも、対馬でも大自然の美しい景色を満喫。
あ、お刺身などの新鮮な味覚も堪能しました。

そして、何よりも島の人の温かさに触れ癒されて帰ってきました。

写真は、対馬やまねこ空港から撮った夕焼け。

おもてなしの心、東京オリンピック誘致のアピールポイントだったみたいだけど、
長崎の離島も、優しい人の気持ちに触れ、嬉しくなります。
写真は、五島市街地にある教会。

さて、子どもの頃からのこんなことを良く思ってました。

人と私は違う。

どうして、私は、恥ずかしがり屋なんだろう。

どうして、私は、すぐ涙が出てしまうんだろう。

どうして、私は、人のことを放っておけないんだろう。

どうして、私は、ぐずなんだろう。

どうして、私は、ガツガツ食べられないんだろう。

つい、私は、自分を他の人と比べて、ネガティブに捉えたことが
小さい頃からのコンプレックスでした。

「五体不満足」の著者、乙武洋匡くんは、楽天イーグルスの始球式をしたそうだ。
彼は、人にボールを投げる姿を見せるのに躊躇したと言う。

手足が極端に短いので、
ぴょこぴょこと歩いても、
肩と頭にペンんはさんで字を書いても、
一段、一段、飛び上がるように階段登っても
褒められる。
彼にとっては、
誰もが出来ることができただけなのに、褒められるのが嫌だったそうだ。

そんな彼だから、辛い思いも沢山経験してきた。
最近も、レストランで、入店拒否されたそうだ。
Twitterにつぶやいて、炎上したらしい。

彼の言葉は、コンプレックス、ハンディキャップのある人たちに勇気をくれる。

「僕には、みんなと同じようにできないことがいっぱいある。

一見、弱点に見えること、
その弱点に見えることを生かして

自分にしかできないことをしよう。」





   私と小鳥と鈴と

金子みすゞ

  私が両手をひろげても、
  お空はちっとも飛べないが、
  飛べる小鳥は私のように、
  地面を速く走れない。

  私が体をゆすっても、
  きれいな音はでないけど、
  あの鳴る鈴は私のように、
  たくさんな唄は知らないよ。

  鈴と、小鳥と、それから私、
  みんなちがって、みんないい。



金子みすゞさんは、この詩の中で、それぞれの良い所より
むしろ、出来ないことをあげている。

出来ないことをあげて、他の人を引き立てている。


小さい頃からコンプレックスの塊だった私。
人前で自分を出せず、
人が笑ってないと私が悪いことをしたと勝手に自分を責めていた。
あの時、ああすれば良かったと後悔ばかりしていた。

だから、そんな人の気持ちが分かる良さもある。

コンプレックスやハンディキャップ、悩み、苦悩は、
反対から見れば、自分の強みでもある。







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家族の誰かのサイン

2013年09月04日 | カウンセリング
今日から五島です。飛行機無事に飛ぶかなあ…

さて、家族の誰かが不登校になったり、
暴れていたり、
うつ病になったりした時、
皆さんは、どうするでしょうか?

一般的には、その本人だけがカウンセリングに行くと考えますが、
私は、当人だけでなく、
ご家族とも面談します。

親子カウンセリング、カップルカウンセリングなど。

また、当人が幼い場合や
不登校やひきこもりなどでいらっしゃっらない場合は、
他のご家族の方々、親御さんなどにお会いしてお話しした上で、
当人抜きで
お母さんやお父さんと継続的に面談するようにしています。

長い場合は、当人は来ないで一年間、親御さんと面談したこともあります。

逆に言えば、当人がカウンセリングルームには来られないまま
他のご家族との面談を続けた結果、
当人が来られるようになったケースは
沢山あります。

家族全員を対象と捉える家族療法的なアプローチです。

家族をシステムととらえる家族療法では、
家族がホメオスタシス(恒常性機能)を失ったために
その家族を代表して、一人が、
症状や問題を表している人と考えます。

「システム」=
相互に影響を及ぼしあう要素
から構成される、まとまり、仕組みの
全体。

つまり、私たちは、家族の中でお互いに影響を及ぼし合って
元気になったり、
やる気がなくなったりしている存在だということ。

もっと、マクロ的な考え方をすれば、
いじめは、
学校や家庭、職場、社会全体の問題であり、その中で、誰かが犠牲になり、悲鳴をあげている。
DVも、うつ病も…。

一人の心のサインを見逃さないで、家族、学校、職場、社会全体で
問題解決に取り組んで行きたい。

子どもがサインを出した時は、大人もラクになりなさいというサイン。

あるお子さんの不登校で悩んで
カウンセリングにいらっしゃったお母さんがこう話してくれました。

「今では子どもは、子どもでどうにかなると思う。
それより、自分が幸せであることが大事。」
と。

お母さんの不安が大きいと子どもに口やかましくなり、
子どもは、言うことをきかないだけでなく、不安も大きい。
これは、親の不安をもらってしまっているから。

つまり、親の不安が減り、親が自分の幸せを考えるようなれば、
子どもも自分の幸せを考えるようになるということ。


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いじめセミナー

2013年09月03日 | こころの子育て
「いじめで受ける心の傷とその対処法
-その時大人はどうするか?-」


チーム医療 1.400円(税別)

の著者である倉成央(くらなりひろし)先生による

「いじめセミナー」開催のご案内です。

いじめを受けた子どもの心の傷について
聴いたことはありますか?

●日時
2013年9月3日(火)10:00~16:00
山口県下関市豊前田町3丁目3-1
  海峡メッセ下関 8階

●参加費 4.000円

いじめが原因と思われる自殺も相次ぎ、
いじめ問題解決は、緊急の日本の社会問題です。

このいじめ問題を 他人事にしてしまうことなく
みんなで真剣に考え、対処法を学ぼうというセミナーです。
 
いじめを受けてる子どもたちの傷ついた心を 軽くし、
自尊感情が低くなってしまわないように
周りにいる先生や親たち、
私たち大人に何が出来るかを
カウンセリング経験豊富な
倉成先生が
イジメを受けた子どもの気持ちなどを交えながら、一日かけて、お話して下さいます。

子育てに携わっている方、教育関係の方、お時間があれば、
是非 おでかけ下さい。

もちろん、お知り合い、おともだち
いじめを受けてるお子さん、その親御さんたち
1人でも多くの方に聞いていただきたいです。


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