ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

遠く離れても想いは同じ

2016年08月30日 | オススメです

【遠く離れても同じ想い】

東京のMS(メンタルサポート)ファミリープログラムと
福岡のMSファミリープログラム の研修に参加しました。楽しかったです。

カウンセリングと同じ、やっぱり自然な気持ちや楽しむことが大事なんだなあ。

東京と福岡で教えてくださった先生方は、
それぞれ反応の仕方が違うのが面白いけど、
どちらもとても熱心と感心しておられました。

東京では、ちょうど、子どもたちの虐待防止運動チャリティーのライヴにも行けてラッキーでした。

私の朗読詩「子どもたち生まれてきてくれてありがとう」を収めたCDを作製してくれた香世ちゃんたちのライヴ。

性格を変えるインナーチェンジングセラピーに出会って
【子どもたちの笑顔のためにお母さん支援をする】
ライヴを聴いて
私たちは、遠く離れても同じ想いなんだと、心は共にあると確認しました。

ちょうど、ファミリープログラムでも有意義なことを楽しく学びました。


草の根でできる活動。

例えば、
2~3人のお母さんを集めて日ごろのストレスについてお話をする場を作る。

3~4人のお父さんを集めてお母さん支援について考える場を作る。

数人の介護する人のご苦労を出し合う。

自分が話すことが苦手だと思っている人にもできるファシリテーター。

マジックを使う。
ストローを使う。
話したい人に話す場を提供する。
一つのテーマを提示して意見を出し合い多様性を認め合う。

一人の力は微力だけど、
百人単位の一人一人が小さな小さな場を設けることを始めたら、
ひょっとしたら、子育てや介護などで苦しんでいる人がラクになり、その家族に笑顔が増えるかもしれない。

家族が笑顔になるために、これまで学んだ心理学的知識や技術を活用する。

もしかしたら、
これまで届かなかったお母さんに届くかもしれない。
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怖くていい

2016年08月22日 | メッセージ
コメントありがとうございます。

***
人からの「依頼」や「期待」を断れるようにはなったけど、断ってしまったその過去を後悔したり…

「チャレンジ」しようと2時間の講演を引き受けても、怖くて眠れず他に手がつかず

只今、「怖い」と格闘中です
***

と、いただいてました。

確かに、怖い。

怖くていいですよ。
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負けから学ぶ

2016年08月21日 | メッセージ
今日は、両国に来ています。スカイツリーが綺麗に見えます。【負けから学ぶことが大きい】

リオオリンピック 女子レスリング
53キロ級 吉田紗保里選手だけ銀メダル、4連覇なりませんでした。

他の4人ともが金メダル。

吉田選手を尊敬し、彼女の背中を追ってきたからこそ、後輩たちが金メダルを獲れたのだと思います。

吉田選手だけが銀メダル…
彼女自身、さぞかし悔しかったでしょう。

試合後のインタビューで、この言葉が印象的でした。

「負けから学ぶことが大きいです。」

なるほど、いいこと言うなあ…

私自身、負けると分かっている試合は、しない人生だったと思います。

例えば、大学受験。

高校3年生の担任の先生も、センター試験の結果を見て、
「この辺だったら合格圏内だから、この大学を受けたらいい」
と、私にアドバイスしました。

自分が行きたい大学でなく、
落ちない大学、負けない大学、
つまり 失敗しない大学を受験しなさい…と。

チャレンジでなく、保身。

こうした人生の岐路で、
負けないように、チャレンジしないように…
と、教わってきたと思います。

30代になって、本当にやりたいことが見つかっても
チャレンジには尻込み。

失敗するのが怖いから。

自信がないから。

負けるのがいやだから。

だからこそ、心にズンと響く吉田選手の言葉。

【負けから学ぶことが大きい】

その通りだと思います。

だから、吉田選手は、連覇し、レスリング界を牽引してきたのでしょう。

私たちも 除雪車的な親を止めて、

「失敗して学びなさい」

という親でありたいと思います。

それには、子どもの潜在的な能力、ポテンシャルを信じること。

失敗から学ぶ能力、落ち込んでも、自分で立ち上がる能力があることを。写真は、横綱町公園にある復興記念館の屋外展示。
戦争から学ぶことも沢山あります。


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長崎の祈り

2016年08月18日 | メッセージ
今日は、長崎市に来ています。

香港、マカオとともに、
2012年「世界審査員大夜景」に選ばれた稲佐山からの長崎の夜景。

稲佐山といえば、福山雅治さんが平和コンサートを開いた場所、生まれ育ったご実家が近いことでも有名で、
観光タクシーは、この辺りが福山雅治さんのご実家のあった所ですって、教えてくれたりする。今日は、黄色く輝く月明かりに照らされてキレイ。

稲佐山の333メートルの山頂には、
360度カラス張りの円柱形の展望施設があります。
愛の長崎、施設の床にもハートが埋め込まれて探すのも楽しみ。

鶴のくちばしの様に入り組んでいる所から
「鶴の港」と呼ばれる長崎港を中心とした大パノラマ。

写真集「新世界夜景遺産」には、見開き4ページにわたって、長崎の夜景が載せられています。

山に張り付くように家が並び
家々の灯りが白色に瞬く…

その光は、星のようにきらめく…

天然の良港、長崎は、切り立った深い港で
大型の外国船、当時ポルトガル船が出入りできる所から、
鎖国時代に日本で唯一開かれた港となりました。

8月9日は、長崎原爆祈念日
8月15日は、終戦祈念日

どうか、世の中から争いがなくなり
世界が平和になりますように。

そのためには、まずは、1つの家庭が平和になりますように…。

子どもが、心からの笑顔になりますように…。

そんな願いを込めて、明日は
長崎県波佐見町小中学校の先生方にお話させていただきます。

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「怖い」を受け容れる

2016年08月16日 | こころ
【怖くていい】

お盆の季節になると、
オバケが怖いとか
おばあちゃんの家の仏壇のある部屋が薄気味悪い
などという声を聞きます。

特に、仏教ではお盆に亡くなった方たちが戻ってくると言われているからでしょう。

私たちは、生きていると いろんな場面で「怖い」と感じる時があります。

その「怖い」には大きく分けて2種類あります。

1つ目は、具体的に怖いものが現れた時に感じる怖さ。

例えば、ジャングルでライオンに遭遇した時。
例えば、工事現場の横を歩いていたら、突然 上から物が落ちてきた時。
例えば、横断歩道に大きなトラックが目の前に飛び出してぶつかりそうになった時。
例えば、暴力を振るわれた時、などです。

2つ目は、実際に目の前に怖いものはないのに、頭の中で未来に良くないことが起こるのを空想した時です。

例えば、試験に落ちるかもしれない。
例えば、緊張して人前で話せなくなるのではないか。
例えば、地震が起きるかも、津波が来るかもしれない。
例えば、幽霊が出るかもしれない、などです。

この怖いと言う感情は、未来に起こり得る危険を予測して回避するためにあります。

例えば、工事現場の側を通らないとか、
地震に備えるとか、
地震が来たら津波が来ない所に避難しようとか、
試験に落ちないように勉強するとか
人前で話す練習を何度もするとか…。

だから、怖くていいんです。不安でいいんです。

私たちは、ついつい「怖い」と感じなくなるようにと考えがちですが、それは逆です。

「怖い」と感じるから、私たちは、生き残ってきました。
サバンナの時代から…。

だから、もし子どもさんが
「オバケが怖い」
「仏壇の部屋が怖い」
などと、言ったら
「怖くていいよ」
と、言ってあげてください。
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親に守られてる

2016年08月15日 | メッセージ
お盆は、いかがお過ごしですか?

両親が他界し、実家ぎ無くなって寂しくなりました。

親が生きている時は考えもしなかったことですが、
親がいてくれたこと、
祖先がいてくれたこと

親が生きている時から守られていたことを
親を失ってから自覚するようになりました。

親が守ってくれているという安心感は、小さい頃から無意識に感じていて

私の場合、
自覚したのが親を失ってからです。

両親共に他界した時に
防波堤を失って
荒波の海を前に呆然と立ったた気分でした。

「盆と正月は帰省する」とか
「お盆は墓参り」とは思っていても

実際には、里帰りするのが大変で、
祖先に感謝とか…
そんなことを考える時間を持てる人は少ないのかもしれません。

お盆は、もともと先祖の霊や亡くなった近親者の霊を
生前過ごした家に迎えて供養する行事。

普段は忙しくても、お盆には家族で集まって、
先祖に日頃のお礼の気持ちを伝えたり、
故人の思い出を語り合ったりする機会。

そして、私たちは、祖先や親に守られていると感じることが出来れば
気持ちは安心するのではないでしょうか。4年前に観た映画「ツナグ」を思い出しました。

一生に一度だけ、死者との再会をかなえてくれるという「使者(ツナグ)」。

年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、

親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、

失踪した婚約者を待ち続ける会社員……

ツナグの仲介のもと再開した生者と死者。

それぞれの想いをツナグ…

もし、私がもう一度親に会えたら、どんな想いを伝えるだろう?!
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残暑お見舞い

2016年08月11日 | メッセージ
コメントありがとうございます。
お問い合わせいただいた講演会は、8月〜9月は主催の関係の方々のみ参加のものばかりなんです。

9月9日と9月30日に朝日カルチャーセンターで講座がありますので、
博多駅前の朝日カルチャーセンターに電話でお問い合わせください。
ネットでも出てきます。

さて、福岡市は毎日異常な暑さが続いていますが、
皆様体調はいかがでしょうか?
残暑お見舞い申し上げます。

なかなかやる気が出ない人も多いのではないでしょうか?

特に、熱中症にならないように気を付けましょう。

熱中症は体にダメージがあるだけでなく、お財布にも大きなダメージがあります。

お部屋が30℃を上回ると、エアコンなしでは熱中症の危険が高くなるそうです。

エアコンが、苦手な私は、寝る時にお部屋のエアコンの、温度を30℃に設定して、扇風機を併用していた


熱中症によって発生した医療費は保険の適用がされるものもと、されないものがあります。

例えば、生命保険では熱中症は補償対象となりますが、傷害保険の場合は熱中症のほとんどが事故や災害としては認められず、
病気の一種として保険の分類が判断されている為、補償対象外となってしまうケースがあります。

熱中症で十万円近くの費用負担が強いられている現状を見ると、保険が適用されていないかのように見えますが、実際はそれ以上の費用が発生しており、保険適用がされている状態でもなお、高額な費用が発生してしまうことがある、ということです。

加入している保険によって熱中症に対する細かい対応は異なってくる為、各保険会社のホームページなどで自身の保険内容を確認しておくことをお勧めします。

油断すると、
いつ自分の身に熱中症になってしまうか日頃から熱中症にならないように水分、塩分補給をしておきましょう。

コーヒーも飲み過ぎると、排泄が良くなって、水分補給しているつもりでも追いついていない場合もあるとか…。


*参考資料
【熱中症の治療費(一泊二日の入院)の例】
・救命救急センターに2日間入院:53,000円
・包括処置費:28,000円(熱中症の場合)
・初診料:4,000円
計85000円

【エアコンをフル稼働した場合の一カ月の電気代】
18000円(勤め人二人暮らし)
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心が壊れない能力

2016年08月09日 | こころ
患者さんに絵を描いてもらい心の内側を知る方法を
日本独自のスタイルで編み出した精神科医の中井久夫先生。

著書によると中井久夫先生は、入院患者さんが自殺したことにショックを受けて、
どのような基準をクリアすれば、
患者さんを退院させていいかという基準を作ったそうです。
その基準が「精神健康の基準について」

以下、精神健康をあやうくするようなことに対する耐性として定義

第一は、分裂(splitting)する能力、そして分裂にある程度耐えうる能力

第二は、両義性(多義性)に耐える能力

第三は、二重拘束への耐性を持つこと

第四が、可逆的に退行できる能力

第五は、問題を局地化できる能力

第六は、即座に解決を求めないでおれる能力、未解決のまま保持できる能力

第七は、一般にいやなことができる能力、不快にある程度耐える能力

第八は、一人でいられる能力、二人でいられる能力

第九は、秘密を話さないで持ちこたえる能力、嘘をつく能力も関連能力であろう。

第十は、いい加減でも手を打つ能力である。これは複合能力で、意地にならない能力とか、いろいろな角度からものを見る能力、欲求不満に耐える能力とも関係してくる

第十一は、しなければならないという気持ちに対抗できる能力

第十二は、現実対処の方法を複数持ち合わせていること

第十三は、徴候性へのある程度の感受性を持つ能力。これは、身体感覚、特に疲労感、余裕感、あせり感、季節感、その他の一般感覚の感受性を持つことと同じである。なお、すべての能力は人間においては対人関係化するので、対人関係を読む能力は徴候性を感受する能力と関係している。

第十四は、予感や余韻を感受する能力

第十五は、現実処理能力を使い切らない能力

以上の十五個が、精神健康の定義

追加
また、ある状況下では、独語する能力も精神健康上プラスの意味を持つ。

『「つながり」の精神病理』中井久夫(ちくま学芸文庫 2011)精神健康の基準について(p237-248)より引用

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《束縛があるからこそ、 私は飛べるのだ 》

2016年08月08日 | メッセージ
猛暑が続きますが、皆さん体調大丈夫ですか?

私は、この一週間大学院の勉強に関東に来ていました。

素晴らしい講師陣と、
勉強熱心かつ熱意のある仲間に支えられ、
何とか実習を終えました。

関東は今日は、台風の影響で風があって涼しいです。

これから空港に移動します。飛行機が揺れないといいけど…。


《束縛があるからこそ、 私は飛べるのだ 》


何をやっても良いわけではない。

逆に、束縛があるから、飛べるのかも!?

インドの宗教家、政治指導者のガンジー(1869~1948)は、
束縛や悲しみ、逆境、涙の必要性について語っています。


ガンジーの言葉

***


束縛があるからこそ、

私は飛べるのだ。


悲しみがあるからこそ、

私は高く舞い上がれるのだ。


逆境があるからこそ、

私は走れるのだ。


涙があるからこそ、

私は前に進めるのだ。




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ファインディングドリー と 栗原類さんの発達障害

2016年08月03日 | 映画
モデルでタレントの栗原類さんが、自身の発達障害を知ったきっかけは「ドリー」だそうです。

アメリカ在住の六歳の頃に発達障害と診断され、発達障害を理解するために「青い魚を観せてられた」というエピソードをテレビで語っていました。
私たちも、生まれつきの脳の影響で、忘れん坊のタイプの人の気持ちを理解するためにも観てみたい作品
ディズニー映画の最新作『ファインディング・ドリー』が、封切られています。

発達障害は、早期発見と本人の主体的に問題解決が出来るよう支援することが大切で、
例えば、エジソンやトム・クルーズの様に得意分野とされる右脳をさらに活用し、社会適応することを支援します。

***
「いつも周りに謝ってばかりいたドリーに、
自分自身を愛してほしい」

──この映画に、アンドリュー・スタントン監督はそんな想いを込めた。

 7月16日の公開初日、各地の映画館はほぼ満席。6月から先行上映されていたアメリカでは、『ズートピア』や『トイ・ストーリー3』を上回り、アニメ史上最高の興行成績を収める空前のヒットとなっている。

 同作は、2003年に公開された『ファインディング・ニモ』の続編。

主役・ドリーは、前作にも登場したニモの友達だ。

懐きやすく天真爛漫で鯨と話せるなどの能力を持つものの、数秒前のことをすぐに忘れてしまう。

今作はドリーが自分のルーツを探す旅に出るストーリーで、その家族愛に涙した親子は多い。

また、“忘れん坊のドリー”に、わが子のある姿を投影し、涙を流す人も。都内に住む40代の主婦は、こう話す。

「ドリーを見て、うちの息子の小さい頃を思い出しました。3才で発達障害と診断されたのですが、集中力がなくてじっとしていられないから、何度幼稚園や学校に謝りに行ったことか。私はそんな息子を叱ってばかり。息子はずっと頑張ってきたんですよね。子供の時もっと認めてあげられればよかったなぁと、涙が止まりませんでした」

 発達障害は、脳機能の発達が関係する先天性の障害。

自閉症、アスペルガー症候群、注意欠損・多動性障害、学習障害などに分類される。

近年、診断される子供の数は徐々に増えており、2012年には、「小中学生の6.5%に発達障害の可能性がある」という統計も発表された。

 モデルの栗原類(21才)は、昨年5月に自ら発達障害であることを公表している。

自身が発達障害だと気づいたのは18才の時。映画『ニモ』に出てくるドリーを見たことがきっかけだった。

《何でもすぐに忘れてしまう魚が出てくるので、「おもしろいね。何でも忘れちゃうんだね」と言ったら、母から「実は類もそうなんだよ」と。発達障害には、長期記憶があまり得意じゃない人もいるらしく、それで初めて自分が発達障害だと知りました》(朝日新聞7月16日付朝刊)

 栗原は自分の障害を知っても決してマイナスに捉えたことはなかったという。

《「今すぐできなくていい」と、母はいつも僕に言います。僕は、普通の21歳に比べたら出来ないことが多いですが、長い目で見る感覚が、発達障害の子どもにも、その親にも大事かなって思います》(同前)

 ドリーが伝えるメッセージは、温かく重い。

※女性セブン2016年8月4日号より
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褒めても叱っても

2016年08月01日 | こころの子育て
「誰でも良かった」

などという訳のわからない殺人が3件も起きたのが2008年。

秋葉原無差別殺傷事件には、驚かされました。


また、最近の相模原殺傷事件は、薬物による妄想なのか、恐ろしい殺人事件が起こっています。

私たちは、自分の子どもを被害者にも加害者にもしたくない。

そんな歌詞、Mr.Childrenの♩「タガタメ」を聴いた時に本当にそうだと思いました。

「褒める子育て」が流行り、「怒らず、叱りましょう」と言われます。

子育ては、進化したハズなのに、犯罪は理解不能なものになってきています。

「褒めたり、叱ったり」ではどうにもならない大切な土台が抜け落ちています。

「褒めたり、叱ったり」する前に
「存在そのものを受け容れる」

何が出来ようが、出来まいが子どもの存在そのものが歓迎され
「ここに居ていい」という居場所、安心感を感じられること。

この土台がしっかりあって初めて、褒めたり、叱ったりが有効になります。

それには、赤ちゃんが生まれて二歳くらいまでに
赤ちゃんが泣いたら、抱っこ。

無力な赤ちゃんがお腹が空いたと泣けば、オッパイ、ミルク。

オムツが濡れたと泣けば、オムツ交換。

寂しい、怖いと泣けば、抱っこして安心感を与える。

この抱え込む無条件の愛情が、私たち人間の土台となります。

言葉が話せるようになった後、

例えば

友だちにオモチャを取られた

学校に入って嫌なことされた

先生に怒られた

こうしたトラブルがあっても、土台がグラグラしなくて済む。

まだまだ基礎工事が不十分なら、まず無条件の愛情を注ぎ
土台作りからやり直す必要がありそうです。

褒めたり、叱ったりより前に
赤ちゃんが生まれた時のあの感動を思い出して。

初心に返って、何が出来ようが、出来まいが大好き…無条件の愛情を。

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