ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

大人の責任〜いじめ自殺少女の写真の笑顔を忘れない

2016年10月18日 | メッセージ
何と可愛らしいあどけない笑顔の女の子。

この笑顔が二度と見られないなんて…。悲しいです。

写真の中心に写る少女が亡くなった葛西りまさん(遺族提供、画像の一部を加工しています)

東奥日報社のWeb東奥に自殺しタイプ中学生2年生の女の子の記事が写真付きで載っています。

ご遺族がいじめ防止を訴えるために、亡くなった娘さんの氏名と写真を公表したそうです。

こうした事件がある度に、マスコミが大きく取り上げ
いじめ防止が叫ばれては、しばらくすると、また忘れられていく。


今回公表に踏み切られた親御さんの決断を重く受け止めて
いじめ防止、いじめ対策について私たち一人一人が
自分が親の立場だったらと真剣に考え、この写真の瞬間にイキイキと輝いている
この女の子の笑顔をずっとずっと忘れてはいけないと思います。


この写真は、ある写真コンテストで一時は最高賞が内定した写真だそうです。


Web東奥より引用
***

 真っ赤に開く傘を背に、笑顔がはじける津軽手踊りの少女-。

今夏の黒石よされ写真コンテストで、最高賞の黒石市長賞に内定していた作品だ。

撮影された10日後に自殺した青森市の浪岡中学校2年の女子生徒(13)だと審査後に判明し、主催した黒石よされ実行委員会が一転、内定を取り消していた。

遺族は17日、撮影者から提供を受けていた作品を本紙に公開。

また、氏名を葛西りまさんと公表した。


 写真は8月15日、黒石市の日本三大流し踊り・黒石よされで、青森市の写真愛好家の男性が偶然、撮影。

男性は「表情の明るさ、漂う熱気、精いっぱい楽しむ姿にひかれた」という。

 りまさんは幼少期から手踊りをたしなみ、小学6年で仲間と日本一に。

だが、今年の全国大会が近づいていた同25日、命を絶った。遺書には「また皆で優勝したかったけど、行けなくてごめんなさい」とあった。

 本番の舞台は、りまさんの祖父(60)が周囲の希望もあって三味線を伴奏。

日本一に輝いた。舞台袖には、りまさんの扇子や傘、衣装が飾られていた。

「娘は手踊りが好きで、仲間と幸せな時間を過ごしてきた。写真のような笑顔が本来の表情。

かわいそうなだけの子どもではない」と父親(38)。

写真と氏名を公表した理由を、「いじめをなくしたいという訴えの力になると信じている」と語った。

コメント
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