ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

割り込みにアサーションしてみた。

2023年04月05日 | アサーション

福岡空港の保安検査場で長蛇の列。

搭乗手続きを1時間前に終え、トランクも預けた。


新型コロナ3年間の解禁明けで

空港は混雑極まりない。


保安検査場には、約30分ほど並ぶ。


覚悟はしていたものの、なかなか前に進んでくれない。

列の曲がり角を過ぎるところで、

後ろの若い男の人が、私の前に入ってきた。


えっ?


私の前の後の人も、横に並んできた男の人を見ている。


これって、割り込み?


でも、前の男の人の連れかもしれない。


2、3分様子を見て、2人が会話する様子もない。


これって、注意したいけど、ここでケンカになっても困るから、やっぱりやめよう。


でも、こんなに並んでいたのに、釈然としない。


やっぱり、話しかけよう。


今こそ、アサーションの練習。


「あのー、お二人はお知り合いですか?」

「いいえ」

「あの、並んでるんですけど」

「あ、2列で並んでって、言われたんで。すいません。」

と、その人は、私の後ろに下がった。

ご飯なるほど。私の前の男の人は確かに1人で列の真ん中にいたので、私は横に並べずに行った。


後ろの人は2列に並んでほしいと思ったが、私にそれを言えずに織り込んだ形になったのだ。


私からすると割り込まれた。


でもその人からすると2列にならない人をぬかしたということだったのだろう。


アサーションに正解はないが、言ったことで

少しは嫌な気分が晴れた。

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親の言い分を押し付けないための最強の方法〜アサーションと感情処理法

2020年10月08日 | アサーション
お母さんは心配で子どもについあれこれ言ってしまう。

しかし、子どもの側からすると、親の言い分を押し付けられてる。

従わないと愛されなくなる、見捨てられる怖さを感じ、渋々従う。

いい子にする。

隠れて悪い子になる。

突然、学校に行かなくなる。

自分も相手も大切にする自己表現を学んでみませんか?

「アサーションと感情処理法」この2つの方法があれば最強ですよ。


アサーションと感情処理法講座をzoomでどうぞ。
10/9
10時-12時



朝日カルチャーセンターホームページ、スマホで簡単にお申し込みいただけます。

詳しくは、ホームページまで。

相手も自分も大切にする自己表現、アサーション

気持ちスッキリ、感情処理法

を楽しく学んでみませんか。
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STAY HOME 家族仲良く過ごすためのアサーション

2020年05月01日 | アサーション



本日5/1、午後6時にYouTubeにアップしました。

↓クリック

STAY HOME 家族で仲良く過ごす方法

〜家に居る時間が多くなればなるほど、

夫婦関係の問題が炙り出されてきます。

さて、心理カウンセラーの秘策は?〜 

家族で過ごす時間が長くなると、

けんかも増えて「コロナ離婚」の危機を迎えている夫婦も多いようです。

よくある夫婦の会話をもとに、

心理カウンセラー二人で

相手を尊重しながら

自分の気持ちや欲求、意見を伝えるコミュニケーション法

「アサーション」について具体的に解説します。

つい顔が笑顔に、楽しくなる会話の方法を学んで、
どうか家族仲良く過ごしてください。

ひまわり先生 心理カウンセラー 米倉けいこ
心理カウンセラー 小渕 明美
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違いは違いで、間違いではない

2019年12月28日 | アサーション




写真は、長崎市丸山公園の坂本龍馬像と丸山交番。

私たちは自分と相手の考え方が違うとついつい相手が間違っていると考えがちです。

そして、自分が正しいと。

考え方は千差万別で
自分と相手の違いであって、間違いではないということ。

これが絶対正しい、絶対間違ってるということは、数学や物理くらいしかないのかもしれないのです。
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感情労働

2019年11月28日 | アサーション





写真は、キビナゴ、タチウオなど新鮮なお魚。
水俣市の湯の児温泉。海の向こうに天草を遠くに見ながら温泉に浸ってきました。

2019/11/27昨日は、熊本県水俣市に行ってきました。

研修前日は、介護士さん、看護師さん、生活相談員さん、言語聴覚士さん、特養施設関係者の皆さんと出会い
手作りの鍋を囲んで交流しました。

楽しかったあ。

老若男女、
ただ、仕事は同じ対人援助職。

ここに集う仲間は、「肉体労働」「頭脳労働」をしているだけでなく
みな「感情労働」をしていることになります。

以下、Wikipediaから抜粋します。

***
感情労働に従事する者は、
たとえ相手の一方的な誤解や失念、無知、無礼、怒りや気分、腹いせや悪意、嫌がらせによる理不尽かつ非常識、非礼な要求、主張であっても、

自分の感情を押し殺し、決して表には出さず、常に礼儀正しく明朗快活にふるまい、相手の言い分をじっくり聴き、

的確な対応、処理、サービスを提供し、

相手に対策を助言しなければならない。

 つまり相手に尊厳の無償の明け渡しを半ば強制される健全とは言いがたい

精神的な主従関係や軽度の隷属関係の強要である。

年功序列や接客業など、こちらの生活や人生が相手の判断で左右される職種において発生しやすい。
***

こうして見ていくと、人と接する仕事であれば
かなり多くの人は「感情労働」をしていることになります。

昨日は、水俣・芦北地方の介護関係者のリーダー研修を行ってきました。

だから、自分の感情のコントロールをし、コミニケーションがうまくいくにはどうしたらいいか

という臨床心理学的知識、技術をいろんな方向から伝授してきました。

「感情処理法」「タイプ別接し方」「アサーション」など。

まだまだ、話したりなかったけど、
少しでも皆さんの役にたつといいな。

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「日本ではハッキリものを言ってはいけません」と、アメリカで否定される

2019年05月12日 | アサーション
アメリカ育ちの日本人の高校生の話。
 
日本語クラスで、日本のビデオを鑑賞した時の話。
 
しゃぶしゃぶ食べている日本人のビデオを見ていたアメリカ人の生徒たちが、
 
「トマトだ、トマトだ!」
 
と言ったのを聴いた日本人の女の子が
 
「先生、あれば、トマトでなくて、しいたけです。
日本では、トマトをしゃぶしゃぶしません。」
 
と、言ったら、先生から怒られたそうです。
 
 
日本語を教えているアメリカ育ちの日本人が先生は、
 
「あなたの様に、そんな頭から否定したら、日本人には、受け入れられないのよ。
 
日本人と上手く付き合っていくためには、ストレートに物を言っちゃいけない、3段階が必要です。」
 
と、クラス全体の生徒にこの子の振る舞いを取り上げて、そんな風に教えられたそうです。
 
「先生は、間違ってる」
 
彼女は、家に帰って、怒ってお母さんに言ったそうです。
 
 
日本で、意見をストレートに否定してはいけない。
 
日本で、上手くやっていくには、アメリカ人的なストレートに直接的に言っちゃっいけない。
 
①相手の言ったことを完全肯定する。
 
(例)「なるほど、トマトですか。」
 
 
 
②へりくだって、自分の意見が間違っているかもしれないと前置きしながら、断言せずに言う。
 
例)「私の考えが間違ってるかもしれませんが、もしかしたらですが、〜かもしれませんね?」
 
 
 
③まだ、自分の考えを断言せず、相手が受け入れそうな時には、そうかもしれないと言う。
 
例)「もしかしたら、そうかもしれませんね。」
 
 
確かに、自己主張、自己表現をすると
 
親や先生から、生意気だとか、余計なこと言うなだとか、言い訳だとか言われて、否定されてきました。
 
だからと言って、日本語の先生まで、
アメリカの文化で育った生徒のストレートな意見を
真っ向から否定しなくても良いのにと思いました。
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2019/05/03今日、先生たちの心の勉強会です。

2019年05月03日 | アサーション
アサーションの講座を始めます。
 
 
最近、福岡市や対馬市でアサーション講座をしました。
 
九州がんセンターでも職員向けに研修しました。
 
このアサーションとは、
1981年に平木典子先生が日本に紹介されたものです。
 
自分も相手も大切にする自己表現のスキルです。
 
このスキルは、練習、練習しないと上手くなりませんが、
 
上手くなると、
 
自分の生き方まで変わっていきます。
 
人間は完璧ではないので、最初から上手く出来ないのが当たり前です。
 
一つ上手くなると、また一つというように
コミュニケーションがより良くなっていきます。
 
朝日カルチャーセンターでの講座の前に
今日2019/05/03
午後7時から9時まで
カウンセリグルームで、先生向けに行います。
 
参加費は、3000円です。
 
カウンセリングルームは、
福岡市博多区博多駅前4丁目7~1山宗ビル303号です。
 
 
一緒に学んで、練習して、
子どもたちに、コミュニケーションのモデルを見せてあげましょう。
 
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思っていることを言っていいし、言わなくてもいい

2019年04月22日 | アサーション
【思っていることを言っていいし、言わなくてもいい】
 
アメリカ人の心理カウンセラーの先生にびっくりされたことがあります。
 
それは、ワークショップ中、日本人がとても静かだったからです。
 
日本人は、意見を求められてもおとなしく、
自由時間にも静かで、
アメリカ人やイタリア人とは、全然違うと言うのです。
 
「静かに」と言ってもなかなか静かにしてくれないのがイタリア人で、
 
日本人は、「しゃべって」と言ってもなかなかしゃべらないんだとか…。
 
確かに、電車で学童さんらしき子どもたちが自由に楽しそうに話していたら、
 
引率していた大人が、口に人差し指を当てて、「シー「と言っていました。
 
考えてみると、
小さい頃から私たち日本人は、色んな場面で、静かにすることを求められて来ました。
 
昔のおじいちゃんやお父さんは「女は黙っとけ」「逆らうな」
 
お母さんは「お願いだからいい子にしてて」
 
学校の先生は「しゃべるな」「いい子にしなさい」「先生の言うことを聞いとけばいい」
などと
 
あれこれ質問したり、思ったことを自由に発言する子どもに対して
 
大人は、嫌そうな表情をしてしまうことがあります。
 
意見が違ってはいけない。
親の言った通りにしなさい。
 
など
 
個人個人の意見を持ってはいけない。
そして、思ったことを言ってはいけない。
 
というようなメッセージを親や先生だけではなく社会全体が子供に伝えているのです。
 
思ったことを言っていいというのは基本的人権の1つです。
 
それから、思ったことをこの人には言わないというふうに自己主張しない権利もあります。
 
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「物事はうまく解決されるべきで、それができないのは良くない」のか?

2019年03月14日 | アサーション

思いをきちんと伝え合う伝える技術の先にあるその心とは…

アサーションを導入して普及させた平木典子先生の著書

アサーションという生き方について書かれた

「アサーションの心」

自分も相手も大切にするコミニケーション  

 

 

この著書は、平木先生の研修を受けた編集者が、

今までの先生の本ではアサーションの真髄が伝わっていないと、感じ

「アサーションの心」

について書いてほしいというリクエストに応えて実現した著書だそうです。

この著書の中から1部分をご紹介します。

 

P99ページから抜粋

「物事はうまく解決されるべきで、それができないのは良くない」のか?

 

この考え方を持っている人は、

物事うまく解決できないのは能力がないということであり、

そう見られる事は耐えられないと考えている可能性がある。

まして失敗などあってはならならず、

叱られ、報い、責任を取るような事態を招いてては

おしまいだとも思っている。

 

人は常に最大限の能力を発揮し、

適切に行動し、成果を収めなければならず、

それができないと責められ、認められないという錯覚に陥っているのかもしれない。

この考え方が他者に向けられると

子どもの永遠の間違いやスポーツ競技での失敗を厳しく、

仕事を首尾よくこなせない部下を軽蔑する上司になる。

能力を発揮する上で評価は必要だが、

課題達成の成果のみで評価することは、

相手を萎縮させ、持てる能力や特徴を伸ばす助けにはならない。

これが世間一般の常識となると、

自分や相手の業績や成果に必要以上にこだわり、

業績=人の価値と言う見方をすることになりかねない。

極端になると言うので成果を上げるもの以外は価値がない、

非難されても仕方がないことになっていく。

このような考え方をする人の多い集団や社会では、

失敗を避けて従来のやり方を踏襲する人が増え、

権力者の評価に依存して斬新なアイディアや方法が生まれないだろう。

品質的な人と失敗した人を責めたてる厳しい親や上司が増え、

パワハラや人権侵害を起こしているだろう。

 

***

私たちはまず、このような考え方を持ってしまっていることに気づき、

解放されていく必要があると思っています。

自分にも相手にも優しい社会を作るために…。

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成長するためには、異質なものを受容すること

2019年02月25日 | アサーション

成長するためには…何をしたらいいかを書いてみます。

①難しい問題に突き当たり、そのことで苦しみ、それを自分の問題として解決しようとする。人のせいにしたり、逃げたりしないこと。

②異質なものを受容すること。

例えば、自分が経験したことのない人の考え方や感じ方、行動パターンなどを見聞きすることで、新しい世界に気づく。

そして、その新しい世界の中から自分に取り入れ統合することで、自分が広がって豊かになっていく。

特に、自分と意見の合わない人の話を聴き、違いについて理解しようとする。

例えば、子ども、年長者、障害を持つ人。人との壁を作り、人と交流しなければ私たちは、豊かな意味世界を生きることは出来ない。

つまり、異質なものを受容することで、私たちは成長していく。

③人から批判された時に、何でも鵜呑みにはせず、

その批判の中で、もしかしたら私に改善点があるかもしれないと内省し、行動変容すること。

例えば、子どもから

「お母さんは、いつも人のせいにする」

と、言われた時に、

「いつもとは、言い過ぎだけど、確かに、私は人のせいにし過ぎる所があるかもしれない」

と、内省し、

頭の中でつい「◯◯さんが悪い」と考えた時に、

それを口に出す前に

自分の行動も振り返ってみる。

そして、行動を変えていく。

こんなことが成長に繋がると思います。

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情緒豊かで、感情的にならない

2019年02月24日 | アサーション

情緒豊かで感情的にならないことの大切さ

アサーションとは、自他共に大切にする自己表現のことです。

相手も自分も大切にするには、

自分と相手の気持ちを表現すること、共感することが最も大切です。

その大前提となるのは、感情に良い悪いはないということです。

例えば、私は、

嬉しい、楽しい、有り難い、好きなどと感じるのは、良いけれど

イヤ、嫌い、苦しい、うらやましい、嫌いなどと感じるのは悪い気がします。

どの感情も抑えようとすると、返って感情的になってしまいます。

感情を抑えずに、自分には、そんな感情があるのだと認めることで、

感情的になりにくくなります。

そして、感情表現するのですが、

相手との関係性によって、言って良さそうな感情とそうでない感情があります。

例えば、嬉しいは、言っても良さそうですが、

嫌いなどとは言わない方が良さそうです。

相手との関係性があって初めて

表現出来ることもあるので、何でもかんでも表現していいというわけではありません。

もし、気持ちを伝えたい相手にどう表現するかということですが、

「私メッセージ」で、「私は、あなたに会えて嬉しい」という風に表現します。

アサーティブに表現しようと考えている時

特に、「あなたが大好き」とか

「私は、イヤです」とか言うのは難しいものです。

身近な人から、あなたの気持ちを伝える練習をしてみませんか。

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