本を読む目的は、まず、本の中に書いてあることを楽しむこと、そしてその万分の1でも内容を理解し、精神などを含め何かの糧にすることです。
それ以外に目的はないはずなのに、いつの頃からか、本を汚さないで読むことを心がける癖がついてしまいました。古本屋さんに売るわけでもないのにね。
最近買った文庫本2冊。『「古事記」入門』(瀧音能之著・光文社知恵の森文庫)と、『日本的霊性』(鈴木大拙著・岩波文庫)。いずれもネットではなく、本屋さんの店先で気になったので買いました。
鈴木大拙先生の『日本的霊性』は読んでいてとても面白いです。しかし、ちょっと難解。文字も今のものに比べると小さく1772年第1刷で、私が買ったのは2011年刊第46刷。
私は自分の理解を助けるために、文庫本のこの本に線を引くことに決めました。
線を引く行為は、付箋を付ける行為と格段に違うことを発見!!!!!
読みながら線を引き、線の箇所を確認しながらさらに読み進むことで、楽しさ10倍です。(ほんとは100倍位ですが、それではちょっと大げさ過ぎるので)。
線を引く作業を通して、読書って楽しいなあと、ひとり悦に入っています。
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そうなんでしょうね。でも私は未だに本に線を引けません。
“古本屋に売るわけでもないのに”――どんな性分なのでしょうね。
私が読む本は、steelponyさんが読む本ほどには難しくありませんよ。
本に線を引けない性格を分析しましょうか??
分析ができたら、スイスイ線や書き込みができますよ。
分析は、ご自分でなさるのがベストですね。