ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

「戸隠神社奥社」詣で と そば屋さん、そして虹。

2010年07月27日 | 


長野県中川村に住む友人エツコさんと、エツコさんの友人で駒ヶ根に暮らすマリさんと私の3人で「戸隠神社」に行きました。

エツコさんに、いつか戸隠神社に連れて行ってほしいと話していたことが実現しました。
中川村も戸隠も同じ長野県ですが、中川村から戸隠までは中川村から新宿に行くより遠かった。
高速に乗って片道4時間位かかり、それを女3人で日帰りするのですからちょっとハードスケジュール。
「行きましょう!」とは言っても「遠いのよ」とは一言も言わなかったエツコさんのやさしさと凄さ。
「私も行きたかったのよ」とさりげなく言ったエツコさんを信じて甘えてしまいました。
行ってみると遠かったけれど「来てよかったね」と3人で歓び合いました。

戸隠大神は、水の神さま・豊作の神さまとしての神格を持っているそうで、修験道の険しい山を想像していた私は、奥社でありながら農耕を思わせる緩やかな気配や山にありながら命と直結する水の沁み込む大地の心地よさを感じ、のんびりと大らかな気分に浸りました。

奥社の駐車場に車を停めて、そこから歩くこと1時間。避暑地でのリゾート気分のような面持ちがしたのはテレビ放映と夏休みの日曜日が重なった影響でしょうか?
でも、そんな人の気配を包み込む大らかさに満ち充ちていました。
(写真は人通りが空いたときを見計らって写しました)



随神門をくぐり、いよいよ参道へ。

  

参道の杉並木で杉の水音を聴くマリさんとエツコさん。

  

最後の石段を登ると九頭龍社が見えてきました。
ふたりの健脚ぶりをよそにやや遅れ気味になる私。



登りついた先の奥社神殿はどこかしら新しさが際立ち、「あれっ」と思いましたが、霊験あらたかな場所であることには違いがありません。
天手力雄命(あめのたじからおのみこと)を祀り、五穀豊穣、開運、心願成就を祈るのにぴったりです。

  

九頭龍社は水を司る神さま「九頭龍大明神」さまをお祀りしています。
すぐそばの手洗水のさらに下に山からのきれいな水が流れ落ちる水場があり、ここでいただいた水の甘やかな味と香りは心に残りました。



奥社からの帰り、隋神門に向かって下るエツコさんとマリさん。絵になるふたりです。

戸隠に来たら、何と言っても「戸隠そば」。
気取ったそばやはあまり好きではないというエツコさんお気に入りのそば屋「しなの屋」さんが中社の近くにあり、そこでお腹を満たしました。



私たちがいただいたのは「天ぷらそば」。他にも「ざるそば」や「そばアイスクリーム」を追加で注文。
そばだんごのサービスがあり、どれもこれもみんな美味しかったです。

  

戸隠の竹かごも有名らしく、かご屋さんで私もずっと探していた「脱衣かご」を記念にひとつ買いました。
経年でアメ色になるのが楽しみです。

と、こんな感じでの「戸隠行」。
今回はスケジュールの関係で「戸隠五社めぐり」は叶わなかったけれど、おしゃべりも弾み、同好3人の旅は本当に楽しかった。
帰りの高速を走っている時、マリさんが駒ヶ根の辺りで、「あそこが私の家なの」と窓の外を指差しました。
私が「どこ?どこ?」と言いながら外を見るとそこには先ほど降った雨のおみやげが。
空にかかる虹が二本。ダブルの虹です!!
虹のおみやげまでいただいた旅でした。

次はいつ行けるかしらと、帰り道、次の戸隠行きに思いを馳せました。
凛とした寒さが残る芽吹きのころや冬枯れの木立に包まれた初冬のころなどに再訪したいところです。
連れて行ってくれたエツコさん、同好のマリさん、ありがとう~~☆。