ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

里山のめぐみ 小湊線飯給(イタブ)周辺を訪ねて

2010年07月03日 | おいしいもの

今年初めての飯給(イタブ)訪問。
何度も誘っていただいたのに、桜の頃も、葉山椒の時期も行くことができなくて、ようやく今になって実現。
JR五井駅から小湊鉄道の二両編成の電車に乗っておよそ40分で飯給駅に着きます。

今日の訪問の目的は「甘夏みかん狩り」。



友人のタケチャンがお知り合いのお家のミカン畑のミカンをもいでくれるのが目的。
この木成り完熟ミカンは今の時期、旨みが戻りとてもジューシーで美味になります。
もちろん無農薬なのでマーマレードづくりにもぴったりですが、私は去年いただいたこのミカンの生味が忘れらず、今年はミカンのままにいただくためのミカン狩りです。

  

まるで故郷に帰ったみたいに皆さんに温かく迎え入れていただいて日ごろのご無沙汰を恥じ入りました。
あっという間に甘夏ミカンは袋いっぱいになりました。



タケチャンがお世話になっている松本家では、松本センセイのご友人で今年リタイアしたシェフの方がミカンゼリーを作って届けて下さっていました。ブルーベリーと甘夏のミックスゼリーはさすがプロの味。美味しかった!!!

松本家でお昼と夕御飯をいただき、今年最後のホタル狩りをしました。
ホタルはもう終わっていたと思っていたので本当にラッキーでした!!!

ミカンの他にもたくさんの里山の幸を分けていただきました。

 


別のお家では梅畑で落ちたばかりの梅拾いをしました。芳しい梅の甘い香りがしました。
梅のシロップ煮か梅ジュース作ろうと思います。
上手く出来たら、今度は私が友人たちにおすそわけする番です。

(追記・帰って調べてみると完熟梅は梅ジャム以外はすべてNGということがわかりました。梅ジャムを作りました。)

美味しいものも人の情もぐるぐるぐるぐる回ります。

 

「市原市民の森」で売っていた地元産のブルーベリー。
プラムや夏野菜はタケチャンにいただきました。
背負いきれないほどの里山の幸をいただいて帰りました。

豊かな豊かな飯給周辺。
夏には夏の幸があることを知りました。
ご縁が無ければいただくことのできない里山の恵みを分けていただくことに心から感謝しました。ありがとうございます。
ゆずの時期も楽しみです。

4日は飯給駅周辺で映画のロケが行われるとか。

小暮写眞館 (100周年書き下ろし)

宮部みゆきさんの新著「小暮写真館」の本のカバーは飯給駅の菜の花と桜、そして駅舎の写真が使われています。
駅周辺の里山の整備をされている松本夫妻やタケチャンのグループ。今年は菜の花の種取り行事にも参加することが出来なくて悔んでいますが、地域の皆さんの地道な努力で小湊線の利用客も増えています。

美味しいものもいただきたいし、シェフのつくるカレーやパスタも楽しみで、これからは出来れば月に1回位は訪ねたいなと思いますが。
皆さま、よろしくお願いいたします。


いま出来ること、始末する日々。

2010年07月03日 | 生活・暮らし・家事など
私にいま出来ることは、始末をして暮らすことです。
食べ物は最後まで使い切り、無駄に捨てることのないように、など。



タマゴをたくさんいただいたので、煮玉子をつくりました。ふだんはあまりタマゴを食べませんが。

冷蔵庫にストックする調味料なども極力シンプルにと心がけています。
冷蔵庫は相変わらずスカスカなのに、それでも油断をするとすぐに食品がたまってしまうから不思議です。

人参や玉ねぎ、ズッキーニなどを干して干し野菜を作ったり、乾物を利用したりの台所仕事もなかなか楽しいものです。野菜を干して使うとシャキシャキ感など歯触りが一味違って美味になります。それをピクルスにしたり炒めものにします。

少人数なので、ラッキョウの酢漬けなどの保存食づくりは今年はすべてパス。ジャム作りも小休止です。
とにかく減らす生活をしながら、部屋の各所やタンスなどの容れものにも風の抜ける道を作りたいと思います。

それにしても……、
今のような生活を若い時からずっと続けていたら、億万長者になっていたやもしれず。お金持ちはみんな総じてケチのような気がしています。オサイフの口をなかなか開かないのはお金持ちの共通項だと観ています。
いまの私の場合はニワカケチ、まあ、お金には縁のない人生のようですし。