長野に住む友人宅を訪ねて過ごした3日間。
昼間はカッと照りつける太陽熱の暑さ、しかし朝夕は信じられないくらいの涼風が吹きます。
まさに避暑生活を満喫しました。
友人宅を訪れると、日課の「散歩」が用意されています。
しっかり1時間歩きます。ここで友人からの健康チェックとアドバイス。
歩く姿勢の悪い私に、正しく、ゆえに美しい歩き方を指南してくれます。
家を拠点に、「夏の道」「冬の道」があり、今回はもちろん「夏の道」を歩きました。
「夏の道」は、木陰に彩られ、小さな滝や清水の湧く場所を歩きます。
「冬の道」は、朝日がたっぷり当たる山の道です。
前回訪ねた時は秋でしたので木漏れ日が降り注ぐ「冬の道」を歩きました。
友人と友人のパートナーイエルカさんがふたりで名付けた「夏の道」「冬の道」という言葉に心が躍りました。
歩いていると清水の湧き出る場所があります。
イエルカさん制作のカップが壁面に常備されています。
おいしい湧き水をカップでいただきながら、ああ、何という贅沢!と歩き疲れた心地よさに一服のひとときです。
次に来るときは、この滝のそばで瞑想したいと思いました。
道々には、夏の草花が青空に映えて咲き競っていました。
車がときどき通る他は、誰にも遇わない私たちだけの道です。
夕暮れ時、車で通った「冬の道」で、小鹿の群れを見かけました。
一瞬の出来事でしたが、物語の中に出てくる「小鹿のバンビ」より一層可愛らしい鹿でした。
散歩を私も日課にしようと、「歩く朝」を続けようと思います。