もう満開かしら……と、訪れた河津桜のある場所。
もう一息。もうすぐ、もうすぐ。
散歩コースにツバキの木が何本かあります。
ツバキは私の好きな花のひとつです。
子供の頃、遊び場だった“私のワンダーランド”に行くには、里から少し離れたお墓の中を通らなければならず、そこには大きなヤブツバキが何本も植えられていていつもうっそうとしていました。
お墓は、今のような寄せ墓スタイルではなく、小さな墓石が苔むして置かれている昔ながらの墓地で、この墓の中に敷かれた、人がかすかに踏みしめたあとが残る細い道を通るのです。
このときのワクワクドキドキは今もしっかり脳裏に刻まれ、その先に広がる明るくて自然に満ちた天然広場を目指したものです。
日本のツバキの原種は、ヤブツバキ、ユキツバキ、サザンカ、ヒメサザンカの4種類だそうでだそうです。
花の色は赤、白、ピンクが知られているけれど、中国やベトナムでは「金花茶」という黄花種が見つかっているそうです。
写真のツバキは、「南蛮紅」と思われます。
牡丹の花にさらにさらに花びらを密集させたような「獅子咲き」は、さしずめツバキの王様といった風格の大輪で私を魅了します。
この南蛮紅椿がつぼみを膨らませ始めました。
ヤブツバキより遅れて咲くツバキで、このツバキが咲き始めると春の暖かさが巡ってくるといった楽しみなツバキです。
梅が満開に咲いたのに、まだまだ寒い日が続きます。
ツクシももう顔を出しているようですね。
ツクシは私の大好物。
ツクシを摘んだら、お浸しやツクシごはんにしたいな。
なかなか思うようにツクシ摘みに行けません。
今日は啓蟄。
少しずつ少しずつあふれてくる春、そんな感じの日々。
写真は、立ち寄ったカフェにあったチューリップ。
最初は造花かしらと思ったけれど、よく見ると生花でした。
そういえば、お花屋さんには、様々なチューリップが並んでいます。
この季節になると、挿し色に明るく華やかな色が欲しくなります。
春になって、気分が少し上向いているのかしら?
昨日は、「アロマオイルのお話し会」に参加しました。
同席したhanaさんがアドバイスしてくれ、私に必要なオイルは、たった1つ、ワイエルジョイだそうです。
ジョイはエンジョイのジョイ。
私自身が楽しく、私とかかわる方たちも楽しくなるというものらしいですよ。
ワイエルジョイはいい香りでちょっとエキゾチック、天然の香水としても使えるものなので、チャレンジしてみることにしました。
今年は閏年。2月も今日で終わりです。
今朝はみぞれの朝です。(写真は昨日のメタセコイア)。
都内では雪が降っているようですが、私のところは雪に近いみぞれです。
この湿度で、木々はさらに芽吹きの準備にいそしむことでしょう。
メタセコイアの木も枝先はしなやかさを増し、毛細血管のように隅々を張り巡っています。
雨や雪をいただきながら、春が近づいてきます。
マンションの集会所で毎日曜日に開かれる「タウンマルシェ」。
そこで売られるバラの花は、一束300円です。
私はこのバラを毎週買います。淡い黄色やピンク、オフホワイトのバラの花には棘がありません。
柔らかい花色と葉っぱの緑が気に入っています。
花を飾るだけで部屋の空気が一変します。
大袈裟な花ではなく、さりげない生花。この手のバラはぴったりです。いい匂いがします。
それぞれの人が暮らすその人の部屋はその人らしくていいですね。
1昨日のNHKは作家の石牟礼道子さんの書斎が映し出されていました。
おそらく、ダイニングテーブルや応接テーブルを兼ねていると思われるその先に、かすかに映った観葉植物の緑の揺らぎ。
部屋はその人を表し、その人が良しとしてそこに住んでいるという事実があるのに、友人の中には、「ダメダメダメ!!私の家は散らかっているから、人を呼べないの!」という人がいます。
そういう人に限って、我が家に来た時、小さな一束のバラの花を見て、「へぇ~!バラなんて、飾っているの!うちには犬がいるし、そんな余裕がないわ」といいます。
啄木ではないけれど、余裕がないから、花を飾るということだってあるのにね。
晴れやかな青空が広がった一日。友人の車で市原へドライブしました。
ツララが下がる今日の「市原市民の森」。
あちこちに氷が張っていました。
それでも、陽の射す斜面にはフキノトウが顔をのぞかせていました。
「市民の森」の植物は、私たち一般人には採集することが堅く禁じらています。
森で働く女性たちが、フキノトウを探しに歩いてくれました。
位置関係は、こんな感じです。
市民の森でパック詰めされて売られるフキノトウ。
その採り立てのフキノトウを買わせていただきました。
家に帰って、蕗味噌をつくりました。
フキノトウを細かく刻み、味噌、みりん、お酒、砂糖、ハチミツで和えたたれをからめ、火にかけて水分を飛ばししっかり煮詰めて出来上がり。
今日はそれにアーモンドの刻んだものをいっしょに和え込みました。
美味しい春の味が出来上がりました。
今日は、飯給小屋にもおじゃまし、旧知の方々にもお会いできてうれしい一日でした。
私の腰はだいぶよくなりました。
ご心配下さった皆さま、ありがとうございます。
今朝は、薄雪が残っていました。
朝、出かけるまで、夜、雪が降ったことは知らなかったので、びっくり!!!
マンション裏出口のところに、昨年ヒュウガミズキの幼木が植えられ、その木が新芽を吹いてきました。
そこに真っ白い雪が降り注ぎました。
電車で都内に出る途中、車内広告を見ると、朝日新聞の広告で「天声人語」が張られていました。
そのタイトルは、確か、「LOVEとLIKEはどう違う?」でした。
読んで行くと、LOVEは異質なものを求め、LIKEは同質なものを求める心の作用とありました。
「言われてみれば、『愛』には不安定な揺らぎがあり、『好き』にはどこか安定がある。その安定感は相手に自分と同じものを見出した心地よさかもしれない」と記されていました。
人との関係をこのごろよく考えます。
この言葉は、なるほどとわかりやすくて、ああ、あの人は私に心地よさを感じているんだなあ……と、そんなことを思ってしまいます。
しかし、私はというと、心地いいどころか、結構我がままでマイペースで、相手の思い通りに行かなくて……、と、そんな構図になってしまいます。
私は、協調ということが苦手で、我がままを貫くタイプのようですね。
路地に咲く花が少しずつ増えて来ました。
寒さの中を生き抜く花たちは、芯のあるたくましさを感じさせてくれます。
今朝は、「江上さんのおひなさま」を、玄関のコーナーに飾りました。
いっとき、古道具屋さんなどでお雛さまを数体集めたことがあったけれど、最後に残ったのはこれです。
木で作られている素朴な立ち雛のおひな様です。
今年は、久しぶりに「お雛さまの会」を、しようかな……。