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ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

サクラが咲いた

2012年04月07日 | 自然 花や風景など

道浦母都子さんの小説『花降り』。
道浦母都子さんの考える愛をテーマに据えた小説ですが、読み進むうちにコトバが音となり耳に響き、たゆたい、言葉の絢に引き込まれます。伏線に流れるのはサクラ。
短歌を詠む人が書いた物語りは今の季節にぴったりです。




住まいマンションの「庭」のサクラも満開を迎えました。
階段の踊り場から見た駐車場のサクラ。



サクラは青空が似合います。
今日は快晴。お花見日和です。



去年は自治会が灯すちょうちんも自粛されたけれど、今年は甦りました。



今年の冬は寒くて縮こまったけれど、サクラは私たちの心配をよそに、見事な花を咲かせました。
規則正しく、自然に則り、リズムを刻む植物たちの感受性は宇宙の英知そのものです。


嵐のあとの静かな朝

2012年04月04日 | 自然 花や風景など



昨夜の暴風雨のあと、今朝、目覚めた時の外のあまりの静かさに自分の耳を疑ったほどです。
何事もなかったように青空が広がり、燦々として明るい朝。
怪我をした人のほか、亡くなられた方もあり、交通機関も乱れ、トラックが横転し、と、さまざまな被害に見舞われました。自然が暴れるエネルギーって、すごいなぁ……。人は右往左往します。
そして一転、穏やかな朝。

今日また一段とサクラの開花が進むのでしょうか……。


春の嵐

2012年04月03日 | 自然 花や風景など



(写真はユキヤナギ)
マンションの駐車場のサクラ、昨日はつぼみのままだったのに、今日はちらほらと咲いています。
気圧が安定しないのか?午後から雨と風が強くなり、大荒れの洗礼を受けています。

あっという間にサクラは開花して春爛満を迎えたけれど……。
昨日知ったこと、2度ほどお会いしたことがある女性、フクシマから近いところに住んでいて、3・11当日家族で避難して今も“避難民生活”を送っていることをたまたま観たユーチューブで知りました。
培ったもの、生活、暮らし、家、仕事などすべてを捨てて家を出たそうです。
すぐそばに具体的に顔が浮かぶそういう人たちがたくさんいると思ったとき、浮かれてはいられないけれど、では何を?と、考えると、せめて自然が与えてくれた美しい春を、感謝と感動でみつめることしかできない私。

 
 

厳しかった冬を乗り越えて、律儀に花を咲かせた植物たちを静かに眺めています。
大嵐で散る花も多いことでしょう。

身ひとつで避難した人たち、家に帰れなくなった人たちに比べて、私はまだまだ何と多くのものを持っていることかと思います。
今世に修行に来ていると思えば、何とさまざまな修行の場が与えられることでしょう。


すずやかな春

2012年04月02日 | 自然 花や風景など



家の近くの公園。河津桜とレンギョウが咲いて、数日前とは景色が一変。

 
 
 

ヤマブキ、ボケ、サクラなどの花芽からは、今にも花がさきこぼれそうです。



陽気に誘われて、花を待つ私たち。
今年は河津桜にソメイヨシノが追いつきそうですね。


温室育ち

2012年03月25日 | 自然 花や風景など

 
 

「千葉市花の美術館」に行きました。
海のそばにあるこの美術館も液状化などの被害を受け、3・11以来しばらくクローズされていました。

久しぶりの花の美術館。市民のシニアは無料で入場できるということで、私も該当者になりました。
美術館の外庭が気になり、行きましたが、今年は寒いせいと震災の影響でどこかしらさみしさを感じましたが、暖かくなればまたいろいろの花が咲きそろうことでしょう。

それにしても、温室育ちは美しく華やかですね。
人にもそれは言えるかもしれないですね。
しかし、私は外庭に咲く路地の花が好きです。


コブシはつぼみが固く

2012年03月21日 | 自然 花や風景など

   

そろそろコブシが咲くころと、近くにあるコブシの木を観ましたが、つぼみが固くまだまだ花は先のように思われました。
季節は1カ月遅れているのでしょうか。

代わりに、いまはツバキが花盛りです。
今日は、「南蛮紅」を2枝いただきました。
ツバキは花持ちがよく、玄関の暗がりやトイレの中など、ふだん陽の射さないところにつぼみを置いてもしっかり花を咲かせてくれます。
居ながらにして開いて行くツバキを観察するのも楽しみな作業です。


サクラソウが咲いて

2012年03月19日 | 自然 花や風景など



サクラソウが咲き始めました。
しかし、今日も寒かったです。

最近の私の楽しみは、「東京新聞夕刊」に掲載される瀬戸内寂聴さんのコラム「この道」。
今日で100回目です。
今は「日蔭茶屋事件6」シリーズで、大杉栄と神近市子の間に伊藤野枝が割り込み、3人で枕を並べて寝た翌日、市子の怒りが爆発し、大杉の首を市子が刺したところまで。
読んでいると、大杉の女好きとそのモテぶり、さらに野枝の野性的で図太い神経など、さまざまに面白いです。

朝ドラ「カーネーション」では、糸子さんは88歳へ。
夏木マリさんの特殊メークが目を引きます。
夏木マリさんの糸子役は、好みが分かれるようですが、私は悪くないなと思います。

と、今日はとりとめもなく、こんなところです。


柔らかい葉 みんな美味しそう!

2012年03月16日 | 自然 花や風景など

きっと、あの道脇の下草の辺りに、ツクシがあるのではないかしら?……。
そう思い、目を凝らして歩きましたが……。

  

スギナを見つけたけれど、ツクシはたった1本だけでした。
ちょっと時期が遅かったのかしら?……。
フェンスを施した民家の庭先にはフキノトウがいっぱい花を咲かせていました。
ああ、もったいないな。畑に囲まれたこのお家の人はフキノトウなどに見向きもしないのかしら?

  
  
  

上の青い花はオオイヌノフグリ。赤い花はカラスノエンドウ。
白い花はハコベ。
ハコベは漢字で書くと繁縷。ハコベの語源は「はびこる」ということらしい。(『身近な雑草のゆかいな生き方』より)
農家の人たちには、手に負えない雑草でしかないこれらの草花。
町の人の情緒になど、付きあってはいられないといった感じ。



レンズを通してみると、ほんとうに可憐で清々しい花たちです。
3ミリ~5ミリくらいのこれらの花々の精密さを観るとき、神さまってすごいなあと思います。