渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 



ぐっと息を呑む

送られてきたメール


モニターの中の見覚えのあるランディングネットの中にハジメテ見るステキな魚


どこか遠くの知らない流れで僕の作ったランディングネットがほかの人の手に握られて寄せた魚に差し出される



きっと持ち主は笑顔で魚を迎え入れて、ネットに魚が収まった瞬間に釣りはある意味完結する

そして釣り人は ネットに横たわった魚に別れの儀式を施して再び流れに放つ



儀式は記録となって、思い出となって、僕の作ったフレームはソノ中の一等席に陣取ってずっと居続ける


ソノ行為を重ねるたびにネットには鱒の残り香と置き傷がいつまでも残るはず
それはランディングネットの記憶、存在の証

ランディングネットは脇役だけど
一番先に魚に触れて
画像の中で魚と一体になっていつまでも思い出に溶け込む存在だ

自信を持って誇りを持って作り続けて、そして送り出そう

自分の作り出したものが他の人の幸せな一瞬に貢献できるなんて
なんてステキなことだと思うから



追伸
チェプカさん
画像ありがとう



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )