木牙（キバ）

板屋楓の玉杢で作った牙
以前から木で動物の爪や牙を作ったらどんなもんだろう、、とは思っていたのですが
急に、頭の中に　　木に牙でキバ！
木牙と書いてキバと無理矢理読む！　　と、浮かんできたので作ってみました、、。

薪から切り出した板屋楓の端材で作ってみました

銘木勾玉に続いて、、
木牙シリーズちょっと面白そうなので、また素材を代えて作ってみようと思っています。

イチイ年輪根グリップ 塗装終了です。

長径２７センチのイチイのストレートフレーム
塗装が終わり、一応の磨きも済ませました。
まだ、ヒートンは接着してません　塗装の仕上げの場合は作業の都合でいつも最後に付けます。






あとは網の到着まで少々寝かせて、もう一回磨いてから網を付けて完成です。


先き３本製作したオイルフィニッシュも渋くて好きですが
しっかり塗装して面を出したフレームもキラキラして好きです。

綺麗に仕上げるコツは、素材の時点でしっかり面を仕上げること
あとは研磨、塗装の繰り返しと、タイミングです

いい感じに仕上がりました。


完成までもう少しお待ち下さいませ。

初夏の北海道の色を纏うランディングネット 完成

長径２３センチ　ストレートフレーム

フレーム　　　　タモ神代　楓虎杢　タモ神代　
グリップ　　　　タモ虫食い　
内張り　　　　　黒檀
オイルフィニッシュ仕上げ　（メンテナンスフリー）

網色　　　　　　ラベンダー　（工房samba14製）



内張りの黒が網色を引き立てて　フレームを引き締めてくれます。
穴の黒との相性も良いです




普通であればハネラレてしまう素材
虫が空けた穴を　あえて魅力と考えた　工房咲来が提案するグリップ材
一つ二つなら虫食ったハネモノですが、沢山空けてくれるとアートです。



網色の指定は『ラベンダー色』　

はじめは紫系のフレーム材を入れて統一感を持たせようかとも思いましたが
フレームを大地にして　ラベンダー色の花を咲かせてしまおう！　とあえて華やかな網とは真逆の色で統一しました。



花が咲いて見えるでしょうか　（本物の花を入れて写しましたが）
お気に召せば幸いです！

タモ虫食いグリップ カーブフレームのランディングネット 完成

久々にカーブタイプのランディングネットを仕上げました。

長径２７センチ　カーブフレーム

グリップ　タモ虫食い

フレーム　桜　花梨　アフリカ桜　　内張り　桜

オイルフィニッシュ仕上げ　（メンテナンスフリー）

網色　オールドゴールド　（工房samba14製）








フレームには１５ミリ幅の素材を使っています。
ストレートフレームならば同じ長径では１２ミリで十分と思っています。
カーブフレームは、魚を入れた際に片側にかかる荷重が大きいので、幅の広いフレーム材を使って強度を増しています




カーブフレームは僕のランディングネット作りの原点です。
近々ストレートが主なので、めったに作る事はアリマセンがストレートとは違う意味での難しさもあります。
昔であればフリーハンドで形を決めていましたが、自分なりのカーブが決まってからは型を使わないと思うような線が出せません
久しぶりの製作で、カーブフレームの型からの製作となりました。

仕上げはオイルフィニッシュですが、先きに粘度の低い天然系のオイルを浸透させて、その上から多少固い皮膜の出来る合成のオイルでフタをするように仕上げています
仕上げに時間がかかるのですが、ほぼメンテナンスフリーで行けますから気楽に使って頂けます。
シーズンオフや、長く使わない時にでも　荏胡麻油などの天然系オイルで軽く拭いていただければ十分です。

オイルフィニッシュは使う程に風格を増しますのでガンガン使ってください。




イチイ年輪グリップ　　塗装中です。　　
今週いっぱいで塗装は済みそうですよ。




ちょっとだけ、わらびを採ってきました
灰汁抜きをして出汁醤油で漬けて頂きます（めちゃウマですよ。）

今年の可能性

初山女　　大きく変わった流れの中にも変わらない場所もアリ、まだ水多い流れながらも付きやすい場所には６～７寸の山女のライズがありました。
数尾取らせてもらい、今年の山女も無事に解禁です。
昼過ぎには帰りましたが、とりあえず今年の主役達の成長が見られて一安心
山女、岩魚、ニジマスと出て
大洪水の中、どこで過ごしていたものかと感心しきりです。

７月に釣りが出来ない事が確定しているので、６月中にもう少し行きたいです。
本番は８月ですがね！



カーブフレーム、そろそろ網付けます。

タモ虫食いの小さなストレート、網届きました　コチラも近々取り付けます。

イチイ年輪グリップは塗装快調です。

楢神代グリップ、今日こそ発送いたします（＾＾；



コチラは僕のイチイ年輪

一度は川で流し、その次は車のドアで破損
昨年にはこれまた車の中でフレームを折ってしまいました
新しいフレームを付けてやると思います。

尻別初日

今年の尻別は大変菜事になっているよ、、との情報どおり
とにかく春先の洪水の後は凄まじく
川の形から変わってしまっている様子

尺を取ったポイントも無くなっていたりで、ちょっとへこみました
この数年間積み重ねて来た自分なりのポイントは全て潰れてしまったと言っても良いくらい、、
出逢った釣り人達も嘆いておりました、、
全くの初心者の気分での尻別初日でした。


それでも大水は川底の泥を洗い流して、綺麗な砂がキラキラと光っておりました　砂鉄が目立っっていたなあ、、
残念なのは梅花藻があらかた流されてしまったようで、、
でも、底石が埋まった状態が回復している様ですから、水性昆虫には良い状態なのかな？
長い目で見ればこれも吉でしょうか
川の水はとてもクリアでした。。
川は生まれ変わったような、そんな印象を持ちました。

でも、今シーズンの山女は苦戦しそうかな？？

３５センチ程のニジマスがドライフライに出ました。
ニジマスはよく引くし、ジャンプするし、楽しませてくれます。

焼き印押し

イチイ年輪（根）グリップのランディングネット
形成終わりまして、焼き印押しまで行きました

あとは最後の仕上げをして、塗装に入ります。


山女　　解禁になりまして
ソワソワしておりますが　　　尻別、春先の大洪水で、かなり様子が違うとか、、、