渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 





ランの花





寒がりな猫



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製作中のフレームです
オイルフィニッシュ中


グリップはタモの虫食い  網は何色が良いでしょうかね??




フレームは 外から

鉄刀木、楓虎、黄金檀

内張りは黒檀×2



僕は素材を染める事はしませんが、オイルフィニッシュの時はちょっと違います

オイルを塗ってからフレームを600番のペーパーで砥ぎます
濃色の素材の砥ぎカスがオイルと一緒に他の素材に定着すると木目が深くなります

それをしたくない場合はペーパーでの研磨を全て終わらせてからオイルを塗れば良いのですが、この素材の組み合わせの場合はあえて塗りながら砥ぎます

タモの導管に砥ぎカスが入り込んで全体の統一感に繋がります

僕の主観ですが、染料で染めたものは何処と無く不自然な印象を持ちますが
マテリアルから出る色で染まった感じは消して悪くありません
逆に風合いが増します。



最近のオイルの塗りかた



以前はオイルを散布してから布やティッシュで拭いていましたが
最近は薄手のゴム手袋を手にはめて、オイルを手で刷り込むように塗っています。

オイルを散布→ペーパーで研磨→砥ぎカスの混じった色の付いたオイルを手袋で擦り込む

最後にサラシのような布でほんの軽くふき取り乾燥

コレの繰り返しです

このほうが皮膚感覚で塗る具合が感じられてシッカリ塗れる様な気がします(笑
オイルも無駄になりません(^^

何度も撫で回していると愛しくなる僕はカナリ変態の域ですね(^^;














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ストレートタイプ

全長 480㎜
長径 300㎜
短径 195㎜

ウレタン塗装仕上げ

網色 柿
工房samba14製



グリップは樺瘤



フレームは 外から

楢、トチ、桜

内張りは  黄金檀、黒檀





今回は、フレームの断面形状を ()みたいな感じに仕上げてみました
カッコを向かい合わせにしたような形です
落ち着いた感じでいいカンジですよ

ぐっちさんお待たせいたしました。。
月曜には送ります~








 

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林道はまだ雪で埋まっていた
其処から先は歩こうかと車のドアを開けるなり、
外は『ギャー、ギャー』とウミネコが鳴くような大合唱、
声の主は蛙だと直ぐ分かった

雪解け水が溜まった沼は集団見合いの会場になって
求愛の声に更に蛙たちが集まってくるのだろうか
よく見ると、そこかしこに送れてなるものかとお見合い会場に急ぐ蛙たちが飛び跳ねている



この先越えれば・・・



とカメラ目線  頑張ってください(笑



岩魚がいる目的の場所まではチト遠く、仕方なく下流から川に入る
このあたりは普段魚影が薄くてどちらかと言うと虹鱒の場所なのだけれど・・



川沿いに雪の上を歩いていると
このアタリには不似合いの数尾の大きな魚影が走った・・
ああ、きっと虹鱒だな・・

おそらく下流の堰堤から遡上してきたんだ・・
つまり産卵目的の遡上

もうこうなると、竿も出せず川に入る事もはばかってしまう

釣りは止めて、川を眺めながら歩くだけになりました・・


そのうちにちょっとしたタマリに差し掛かると目の前で大きな魚が寄り添っている

40センチほどの虹鱒だ・・もしかしてペアリング??



そう思ったのですが、
突然激しく二尾は噛みつき争い始めた!!



メスをめぐってオス同士が争っているようで


ソノ姿に興奮するのか
時おりメスらしいひとまわり小さな魚が間に割って入る
いや、どちらかと言うと喧嘩をけしかけているように見えた(^^;



虹鱒のこんなシーンは初めてみたのですが
残念ながら偏光フィルターも持たず・・

追い討ちをかけるように
なんと電池切れ(笑
デジカメ充電するの忘れていました・・・(^^;


それでもしばらく観戦させていただき
最後は顔面の噛み付き合い
結局上手を取ったほうが勝ったようです・・(^^;

虹鱒も恋の季節だったんですね
上手く行けばこの後産卵でしょうか・・
しばらくこのアタリで釣りはご法度ですね

結局、この後雪を踏みしめ車に戻り2時間ほどの釣行(さんぽ)は終わり

でも、なかなか見ごたえのある戦いで
コレはコレで良い渓流初日となりました。。



日を改めて、場所も改めて
雪代が本格的になる前にもう一度イワナを見に行こうかな。。



ちょっとお知らせ

僕も愛用しているネットリリーサー
お友達のあろさんが考案したとっても良いアイディア品です
コチラ
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気が付けばもうあと一週で4月ですか!!(^^;
ここのところキーボードを打つ手が進まずマッタリ気味の当ブログではございますが、(^^;

手仕事は頑張っておりますので、ご関係各位ご心配されませぬように・・

雪が随分融けました
もう春ですね。。


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明日、晴れていてちょっと暖かかったら
雪を踏みしめて竿を出しに出かけてみようかと思ってマス

でも、毛鉤無いぞ・・
パッチに付いてるのでいいか・・
きっと釣れないし(^^;


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ストレートグリップの長径25センチのランディングネットを2本製作予定なので
型を新たに起こしました
25センチは以前にも作っていましたが
もう少し27センチ長径のシルエットに近づけようとマイナーチェンジです

で、試作に イチイ千年木の根の部分から切り出したグリップで一本曲げて見ました

ペーパーで600番までの仕上げですが
実際のシルエットが見たかったので、一応ここまでで止めていて
オーダー分を手がけます
曲げてみないと雰囲気分かりませんから



うーん  いいかな?
うんうん
イイカンジ












1000年木は本当に紅いですね
フレームもイチイなのですが他の木から切り出したもので
同じ種類の素材でもこんなに色が違うものなんです
根の部分は特に赤いです
600番までの研磨でもこんなに透明感があるので
シッカリ仕上げてウレタンでコーティングしたらきっと綺麗でしょうね。。


燈ちゃん、こんな感じで形になります
グリップは手鏡のような丸みを帯びた感じでしたね
愛らしく仕上げますね
6月までには必ず完成いたします(^^;




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お久しぶりです

一週間ぶりの記事でございます

なにやら鼻炎がひどく
アレルギーなんでしょうねえ、、
手仕事の時、油断してマスクをかけていない時もあるし
花粉かどうか分かりませんが
どちらにしろ、木の呪いか・・(^^;
鼻のかみ過ぎで、喉の周りまで痛くなる始末
薬を飲んで耐えております・・

鼻呼吸が出来ないとテンションが低く頭がボーっといたします・・

でも、手仕事は続けておりますよ
がんばってまーす

画像は溝きり治具
3つの木片と5本のネジだけで出来ております
ちょっと理由があり久々に使いました。。
コレはコレでナカナカ良いものですね

ステンレスのネジの先を刃に見立てているわけですが
ノコではなくても十分鋭くシッカリ溝がほれます

フレームの上下面をシッカリ出して、ドチラか片側にガイドを這わせて前後させれば
まっすぐに線が引けますね
間の木片の幅を変えればどんな幅にも対応できるわけですから使いまわしも利きますね。





上に乗せているのは鼻炎のお薬
コチラもしっかり効いてくれます(^^;






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イチイ
根に近い部分から切り出した材




土中の圧力でねじれ、ゆがみ、美しい文様を作り出す
成長が遅い分密




シミに見えるこの部分は石のように硬い
刃物が当たると火花が散る事もある




これから組むグリップ
刃紋のような杢





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樺瘤とは結構長い付き合いです
まだ、フレームがヒノキしか手に入らなかった時から樺瘤はよく使っていました
当時は良質のものが手に入りやすかったのですが
最近は多少枯渇状態のようですね
この材は硬質で木目の良いものをつかえました

今回からウレタン塗装の塗料と、下地の作り方を変えてみたのですが
思った以上の効果が出て上塗りは6回ほどで完全に面が出ました
ソノ分木地段階での面出しに必死でしたけど(^^;

まだ、網を発注していないのにフレームだけ早く出来上がってしまいました(笑
網が来るまで静養させて、塗装を落ち着かせてから送り出せるので良いことかもしれません

塗装は厚ければよいというものではないかもしれません
このあたりは専門家ではないのでなんとも感覚的な話ですが
厚塗りが過ぎると割れやすかったり?
何よりもシルエットがボケてしまいます

僕のランディングネットは平らやまん丸ではアリマセンので、元の形を出そうとすると
厚塗りは厳禁です

このところオイルフィニッシュが多いので新たな気持ちで塗りに専念しましたが
色々と勉強になりました・・

ウレタン塗装も良いですね(^^







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