今年は渓流に行っていない・・
友達と行った3、4回ほどで
自分のホームリバーにさえ単独では一度も行っていないのだ・・
原因は簡単
昨年からシリベツの本流でのヤマメ釣りに魅了されてしまい、自分の釣りは全てソチラになってしまっているから
それにしても心境の変化とは恐ろしく
数や大きさを求めてがんがん登りつめた渓流釣りとはかけ離れていて
同じ場所に2、3時間ずっと居座り、岸の大石に座って 時折おきるライズに併せてヨウヤク川に立つという釣り
先に誰が入ってもお構いなし
場所取りに必死になって早起きして朝靄の立つ川原に降り立った今までとは正反対だ
以前はボサオと呼ばれ(名乗りか)、源流での釣り上がりにはその健脚を自負していた僕だけど
今年は運動量が足りないらしくこの時期になっても体重はあまり減らない・・(ヤバイ)
きっと沢を上ったら息が切れるかも
昨日も体が空いたとたんシリベツに向かって
川原に下り立ったのはすでに午後4時
転送電話に切り替えてきたので川原で仕事の電話を2,3本受けながら
土曜なので、いったいどれくらいの釣り人がここを通過して行ったであろう流れを石に腰掛けてぼーっと見ていた
暫くするとアチコチで単発のライズが始まる
試したいフライを結んでライズに対峙
釣れたり釣れなかったりを繰り返していた
流すことに興味が湧いてきて
大きい魚がつれることより、数がつれることより
流したい筋をフライが流れることが嬉しくて
思う場所から反応があるだけでとりあえず満足してしまう
昨日も一番嬉しかったのはこの魚(^^;
大きさが倍以上の魚も釣れたけど、この小さな虹鱒が出てくれたシチュエーションのほうがグッと来た(笑
おやぢどのと合流して、暫し並んで釣りをして
薄暗くなってきたので川から上がって
帰り道のサプライズ
タモギダケ発見!!
イブニングまでと思ったけどこのときばかりは血騒いで
ウエーダー履いたまま久々に木登りをしました・・(^^;
おやぢどの、美味しかったかな??
さて、チャリティーのランディングネット
本日チェプカさんから網が届いてしまった!! 早い!
サスガキレイですね
色は緑の濃いオールドゴールド
フレームとも似合うでしょう
塗装のほうは多湿に泣かされてなかなか進まなかったけど
(湿度が高いと塗装の表面が白く濁ることがあるのです)
塗った後からシンナーを吹けば濁りが取れることを思い出して事なきを得ました
2液の硬化の早い硬質ウレタンを使っているので一日数度塗り重ね出来ます
そろそろ折り返しです
ランディングネットの塗装は回数が多ければよいというものでは無いと思うのですが、しっかり面を出すためには塗りと研ぎを繰り返すしかありません
その突き詰めたものが鏡面という状態で、下地をしっかり作らずに、ただ塗り重ねただけではシルエットがぶれたヌラヌラした塗装面にしかならないのです
鏡面は結果であって目的では無いといういうのが僕の持論
やがては材自体が痩せて鏡面と呼べる状態はそれほど長くは続かないのですが
しっかり仕上げた地の上の塗装が痩せた姿はソレはソレで美しいものです
特にイチイ年輪に仕上げた塗装が痩せると年輪が表面に浮き出てそれはトテモキレイなものです
僕としてはそっちのほうが好きなのですけどね(^^;
無論
渓流にはまた行きたくなると思うので
タイトルは変えませんけどね(^^;
アノ水とアノ景色
そして愛すべき森の流れの住人は渓流と呼ばれる場所にしか存在しませんからね
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