渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 





今手がけているフレームです (岩手のAさん、見てくれているかな?)
長径34センチのイチイ年輪グリップイチイフレーム
グリップは少し長め



フレームの内側をトリマーで額のように削り取る飾りフレームタイプです

イチイのみのシンプルなフレームに陰影でアクセントを与えようと考え付いたモノですが、、
毎回削り取るときにはチト勇気が要ります。。
内外あわせて7枚のフレームを張り合わせて、一部をを削り取ります
なにせ、削り取った後は取り返しがつきませんので失敗は許されません
失敗は即、作り直し、、という、カナリリスクを伴う手法です

僕の造るランディングネットの中では最も難易度高いものの一つ
(工程的にやり直しが効かないという意味で)

思い切れるのは刃物との相性が良いイチイならではだと思います。。





でも、コレはある意味僕の理想の形の一つなんですよね(^^
材に振舞わされず材を活かす
陰影はスパッと仕上がるとやっぱりいい感じ

スパッと極まりました!!

今はオイルフィニッシュ中
このフレームはウレタンでコーティングする予定です。。




明日ちょっと釣りに行くかも・・(^^;



追加・・

ちょっと晩酌中
何かつまみ無いの?っていったら
自家製の枝豆が出てきた。。

やっぱ自家製は美味いなあ・・















コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )




もう数年前になってしまうのですが
虹鱒のフィッシュカービングを一尾請け負ったのですが(木彫ではなくカービング)
その後何かとゴタゴタ(言い訳)しているうちに製作する時期を逃してしまいました
忘れていたわけでは無かったのですが
僕のちょっとした勘違いで流れたものだと思い込んでおりました。。

今年になってオーダー主さんと再会というか(^^;
また連絡が取れまして
そのときのことを詫びると、快く許してくれて
再度依頼を承りました。。

そして魚種も虹鱒からヤマメに変更

ちょうど今年は夏に良いヤマメに沢山出逢えたので僕としても願ったりかなったり

納期の迫ったランディングネットの製作もひと段落しましたので
今日からランディングネットの製作と平行してヤマメフィッシュカービングを作ろうかと思っています
このヤマメが終わったら次は木彫の小さなイワナ
そろそろ釣りに見切りをつけて製作にいそしもうかと??

ランディングネットは手間が掛かりますが、作業と作業の間に時間を開けることが多々あるのでその間に魚をほるという感じで、これからの僕の夜は手仕事の時間と、なることでしょう。。

作業をするにあたってモデルになる魚を画像フォルダーから物色
僕は魚の真横から写真を写すことが殆ど無いのですが
この一尾はほぼ真横のアングルでした。。

魚自体は9寸5分ですが
コレをふまえて尺ヤマメの画像を見ながらの製作になります

ちょうどこの魚を取り込んだフレームを再度オイルフィニッシュ中だったので
画像に重ねてみました

うーん
こんな良い魚釣れたんだなあ、、などと  夏の余韻に浸ってみたりして・・
でも、それよりも5年越しの夏休みの宿題再提出のほうが問題ですね・・

宿題提出率が悪いのは小学生の頃から変わってません・・

秋の夜長、、がんばります! 



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




家族がラクヨウキノコ食べたいって言うものだから
今日は夕方から仕事で出かけるのでその前に
ちと山歩き

僕はどちらかというとボリボリが好きだから・・
先にボリボリを・・
と思ったけど今年初めてキノコを採りに行くわけで
タイミング的にもそんな簡単にあるかな??
既に撮り尽くされていたりして・・
アチコチ人が入った後がありましたのでちょっと無理かなあ、、などとも思いましたが

それでもようやくありました

ボリボリ(ナラタケ)

これからなのかな??遅いのかな??
今ひとつ勢いを感じませんでしたが、
手ごろなサイズのモノの周りには
まるでスーパーのブナシメジみたいなボリボリ
見た目にも可愛らしいですね





小さなレジ袋一つくらい取れましたよ



それからカラマツ林にラクヨウキノコ(ハナイグチ)を採りに

コチラも新しい人の足跡だらけ・・・

それでも採り尽くすと言うのはけっこう難しいモノで
探せばそれなりに・・



ありますね



小さなものばかりですが、キレイで可愛らしい



コチラも小さめのレジ袋一杯

これくらいあればま、いいんじゃないでしょうか・・(笑



コレはホテイシメジ
僕は結構好き。。


さて仕事に行ってきます~
塩水で虫だししてキノコは明日かな??






コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )






絵自体はA4サイズの小さな作品ですが
ずっと前に手がけていたのに完成までとんでもなく時間が過ぎてしまいました
合間合間にちょっとずつの製作ではありましたが絵は完成していたのですが
額をつけるのが後回しになって・・

ホント、スンマセン
ようやく昨晩額を作りました。。

久々のトリマーワーク
それなりに楽しかったです、ハイ

額の素材は松系のものです 
多少荒く仕上げてステインで着色してちょっとカントリー風に・・

モデルはニュージーで大物と対峙するフライフィッシャー
逆光気味の淵で大物が掛かったファイトシーン
それらしく見えたならちょっと安心します(^^;

(ウッドバーニングとは板に電熱ペンで絵を施したものです)


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




4時に起床
5時半にはエゾかずさんが迎えに来てくれる

こういう日だけは支度が早い
準備万端
寒いかもと過剰に冬支度で時計を見ていた

エゾかずさんはいつものごとく時間ぴったりに現れて
同乗させてもらい川へと向かう
乗せてもらうのは恐縮だけど、こんな贅沢な釣りに出かけられるのはシアワセだと思う。。


ところが峠を越えるアタリから天気が怪しい
今日は全道的に晴れの予報のはず
でも海岸線から南は晴れているのに
目的の川の源流たる山は厚い雲で覆われて、道路も時折にわか雨

いや、この川は時折そんなことがあったりする
ちょうど気圧の谷間がこの山の辺りを頂点に西から東に向かうことが多いので
海からの湿った空気が山肌にぶつかるためか
他が晴れていてもこのあたりだけ雨が降ったり曇って寒かったり
そんなことも今まで度々あったっけ。。
その分水量もあって美しい渓魚が育つわけだ・・


やがて東の空から幾分遅く上るようになった今日のお日様が顔を出した


東からの低い光は僕らの右側に虹を驚くほどコンパクトに作り上げた
ほんの100メートル先から架け橋が架かってる
こんな綺麗な虹を見たのは久しぶり
それも2重に掛かってる

たしかハワイでは二重の虹を見た人はシアワセになれるって
そんなことを思い出して、虹鱒狙いの釣りに、きっとコレは幸先良い証だと勝手に思った。。

やがて
街を外れて車は林道に
そして車止め
小雨の振る中身支度を整える
雨は時折思い出したようにパラッと落ちてくるけど、本降りになる様子もないし
二人で林道を暫し歩いて川へと入った

途中に何箇所も熊の痕跡があった 
今日はナイフも熊スプレーも携えた久々のフル装備

この川に来るのは1年ぶり(正確にはキノコ採り)
このあたりで釣りをするのはもう何年ぶりだろう

相変わらず澄み切った水は逆に生命感に乏しいくらい輝いていて
底石もコケ一つ付いていないくらいに磨かれている

ホント、人里は慣れると 自然って圧倒的に美しい

久々の渓流に身震いするような、そんなキモチ
やっぱり渓流っていいなあ、、



しかしロケーションの割には魚の反応はイマイチ
昨日の雨で水の量が多少多いのを差し引いてもここぞという場所からは魚の反応がない
寒くて反応が鈍いのか??
でも、折角だからドライで通そうと決めた

途中小さなポイントや竿抜けっぽいところからは反応があった
今ひとつの状態を不思議に思ったが、直ぐに原因が分かった

今朝付いたばかりの足跡が上流へと向かってる
僕たちよりも早くに入った人がいるのか・・
こんな天気に、それもあの時間に・・  でも僕達もそんな釣り人の一人(^^;

ただ、気になるのは以前に比べて川底が砂で埋まっていること・・
川底が埋まった分魚の付き場も減ってるから
狭まったポイントを丹念に釣り上がられれば後発は釣果も貧弱なのはしかたないかもね。。




川底が埋まった原因は3,4年前に上流では川の形が変わったほどのスゴイ集中豪雨かもしれない
そのときの砂がだんだん下流に落ちてきているのかな?
アチコチの伐採の影響もあるかもしれない
でも幸いに、泥じゃなく砂
きっと来年はもっと違う感じになってると思う

ただ途中出た岩魚が全て随分痩せているのがちょっと心配
夏の渇水の影響かなあ
それとも体力がない魚が産卵に参加できずに遡上しなかったのかも






それでも昼近くなってくると青空がさしてきた


エゾかずさんと岸際の板屋楓 増水の流れにも負けないでいったいどれくらいこの場所で生きてきたのかな・・

魚の反応はナカナカないし
折角譲ってもらった場所から良型が出ても取り込むまでに至らない・・
僕はちょっとあわせが早すぎるカモ、、
ヤマメ釣りの弊害か(^^;

(エゾかずさん撮影)
この魚、ちょっと良かったんだけどなあ・・走られて切られてしまった・・
ティペットが細かったということにして置いてください・・


小さな虹鱒
でも綺麗な水は石も魚もピカピカに磨いてくれる
惚れ惚れするほど美しい

エゾかずさんは僕に全てのポイントを譲ってくれて
僕はドライフライで釣りあがり、その後を彼がニンフでせめていく

一度エゾカズさんのニンフに良型の虹鱒が食いついた
40センチクラスのとても綺麗な魚だったけど残念ながらバレテシマッタ・・
あの魚はホント惜しかった・・

でもやっぱりこの空気と水はステキだな
何回も深呼吸した




やがて時間は午後3時

林道に出る時間も場所も近づいてきた

そんな頃にようやく僕のネットに納まった9寸ほどの虹鱒
 

日が傾きかけた渓流で、西日に照らされた虹鱒
サイズはともかく惚れ惚れするほど美しかった
すばらしいプロポーション
エゾかずさんはコレよりもふた周りは大きいのを僕に釣らせたかったらしいけど
今日の僕にとっては十分過ぎるほどの魚

先行者の足跡も最後まで消えなかったけど、とっても楽しかった

また来年一緒に来ましょう
今日の魚たちも、きっと大きくなって待ってるはず・・。




帰り道はたっぷり1時間
久々の長歩き、ちょっと不安もあったけど、そんなに疲れてはなかった
それよりも、今日は綺麗な水にさらされてとてもキモチよかった。。

行ってよかった

そんな久々の渓流だった・・。






しかし・・


この後林道のゴミを拾おうとしてかがんだ途端に熊除けスプレーが噴射!
直撃はしませんでしたがシャツの腕に付いたトウガラシエキスは
とても強力で、その後何時間もヒリヒリと痛みましたよ
ストッパーが外れていたんです・・

皆さんもお気をつけ下さい
ウエーダー、ベスト、シャツとも全て洗濯しております。。
ホント強烈な威力、、、熊もコレなら逃げるしかないですね(^^;

二重の虹は幸運の使者だったはずなのになあ、、

あ、分かった 昨日僕が釣ったまともな虹鱒2匹だから
ダブルレインボウ・・
今度は2尺の虹にしてほしいです・・(^^;


あ、熊スプレー
油性っぽいんで落とすときには台所洗剤が効果的ですよ(笑



エゾかずさん、ホント色々とありがとうございました
そんでもってスンマセンでした・・

















コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )






きっと後で書き足すと思います(^^;

コチラは板屋楓の巨木と
エゾかずさんの勇姿


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




今日は札幌への行き帰り
土砂降りに見舞われました・・
8時出発帰りは4時
疲れた・・(^^;

帰りにテムズでチト買い物をして
明日のための毛鉤をちょっと巻きます。。

帰りに見た喜茂別と本流はカフェオレ状態でしたが・・
明日はどんなモンでしょう??

京極あたりでと思っていましたが、、濁ってるかな??
濁ってるとテンション下がりますが
テムズに来ていた喜茂別から来たという方は全然問題なしっていってましたけどね。

畑からの土砂で濁ってるから
雨が止んだら落ち着くかな??

尻別がダメなら久々にあそこに行こうかな
っていうか、最初からあそこに行こうかな・・



その前にスッカラカンのフライボックスの充てんが出来るか
明日朝起きれるか

そっちが問題だな。。。


と、思ったらエゾかずさんから連絡が来て
明日別河川に出かけるそうで。。

今年はあまりご一緒できていないし
あの川、前はあんなに行き倒していたのに今年は一度も行っていないので
無理言ってご一緒させてもらうことにしました!

久々に熊に出逢うかもしれない場所に行ってまいります。。

ここのところの僕のブログを見ていただいている方はピンと来ないかも知れません
でも、僕はちょっと前までは、健脚自慢源流のイワナ狂いだったんですよ(^^;
明日は久々に歩いてきます・・(実はちょっと心配だけど)


慌てて撒いたフライ
どうするかなあ、、テレストリアル系もチト巻くかな?
山はもう寒いからコレでもいけると思うんだけど。。

バレリーナもちと巻いておくかな?フライボックスにも二つくらい残っていたけど・・。



本日札幌のショップで買ってきた雑誌
やっと手に入れた(^^;(通販でも手に入るのに・・)

実はこの写真を撮影したのはCCさん
この魚を釣ったのはSilverDr.さん
で、ランディングネットは僕が作ったもの

こういうのって、僕にとって一生の思い出ですから・・嬉しいです。。
実はたまーーーにチラッとでも載ったりするとひっそり喜んでます(小物でスミマセン(^^;)



明日は超早起きで5時半出発です
釣れても釣れなくても
エゾかずさんと一緒に
久々の渓流の景色と水を楽しんできますね。。。 

熊に遭いませんように・・ 






コメント ( 9 ) | Trackback ( 0 )




明後日25日は暦の上では(旧暦)十五夜だそうですね
実際の満月は27日のようですが

夕方家族総出で薄狩に出かけてきました



すっかり秋ですね
毎年決まった場所で刈るのですが夕方は肌寒いくらいでしたよ



薄と一緒に飾る野菊



そして月見草 文字通り夜に開く中秋の名月頃が盛りの秋の花


他にも萩やら山野草を集めて帰りました
毎年の行事ですが、この頃を過ぎると本当に涼しくなりますね・・


ちと寂しくなる季節です・・。


明日はお見舞いで札幌へ。。
ちょっと寄り道してテムズにでも行って来ようかな(^^



ブックマークの部屋4 にchuelさんのブログ 渓流遊び を追加させていただきました。。
是非ご訪問くださいマセ。。

 

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




先日のエントリーにも書きましたがイチイの古木の根

今朝来客前に板に挽いてみようと思い立ち



板になった時の木目を想像してチェンソーで部分的に切り出し

断面
赤いですね


板にするために形を整えるのですが、切り落としたこの部分も素敵な木目ですね
捨てるところがアリマセン

そして、板に挽き割って・・


思う以上の杢が出ました、、すばらしい杢ですね、、
一つの板の中に変化にとんだ木目と色
十数年も外に放置したままだったのに中は生き生きとしています
イチイの生命力は死んだ後にもこんな形で残るんですね、、


本当は大きなまま切り出さずに一つのオブジェにでも仕上げたほうが良いのかもしれませんが
僕はそちら方面にはあまり興味がないので、ランディングネットのグリップにします
切り端も勾玉にしたり、ミニネットのグリップにしたり

それと根の部分でスプーンも作ってみたいなあ
きっと苦労すると思うけど、とっても素敵なモノに成ると思うんです(^^


yanmaさん見てるかな~??
もしよろしければこの素材で作りませんか??
いい感じになると思いますよ!(^^
形は違えどCCさんとSDさんとおそろいです(笑


思ったら、先ほど行き先が決まりました(^^
yanmaさん、コレ系がお気に入りであれば、また挽きますからね。(^^




コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




すっかり朝が涼しくなってきました


ミニトマトはどんどん伸びて、こんなふうになってもまだ実をつけてマス
涼しくなってきて逆に元気よいかも


ぶどうは随分色付いてきました
多少不ぞろいながらも大粒



ともろこしを収穫した後
石灰を入れて耕しました。
もう少ししてからホウレンソウを撒きます
秋に収穫はしないで雪の下にして越冬させます

雪が解けた頃ホウレンソウを収穫するのですが
驚くほど美味なんです 
ホウレンソウは年中スーパーに並んでいますが、基本的には寒い時期の野菜
同じ種を撒いても収穫する時期で味が全く違います
やはり時期のものを食べるのが一番良いのでしょう





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ