2、3年程まえだったか?
尻別川の小さな支流に魚を見に出かけた時に、川岸の泥の中に黒い塊が顔を覗かせているのが見えました。
大雨の降った後で、カーブが深くえぐれているので、そのおかげで掘り返されたのか
近寄ってみると、お、、埋もれ木だ、、
何気に触ってみたところ動きそうな雰囲気なので、近くに落ちていた流木をシャベル代りに穿り返してみたところ
長さ80センチ程の塊が出てきました
泥を洗い流しすと 表面も腐っている様子も無く、ある程度固く少し無機質な感じ
もしかしたら材種は判らないまでも神代かもしれない、、と
釣りを中止して車まで担いで帰りました
そのまま屋外放置して雨ざらしにしていたのですが、腐る様子もありません
そのうちに製材してみようと思いつつもそのまま時間が経って、、
そして、今日
薪を切っていた時にふと思い出し
その拾って来た流木の端を少しカットして、面を出して軽く磨いてみたところ
綺麗な斑をまとった楢材でありました。
肉の焼き方に例えれば ミディアム程の楢神代でしょうかね
でも、鉋をかけた削りかすの質感は、しっかり神代の感触でしたね。
斑はすっかり黒くなっていてなかなかの風格
完全に炭化したような素材よりも変化があって良いかもですね。
倒れてからどれくらい土中にあったかはボクの知りうるところではアリマセンが
それなりに時を重ねていたことは間違いないでしょうね。
この新米の神様
ランディングネットのグリップか
それともスプーンにでも彫ってみましょうか
とにかく、せっかく掘り起こした故、なにか形にしなければなりませんね。
| Trackback ( 0 )
|
|