大晦日の夜に我が家の居間を蝶が舞った
舞ったというよりも、バタバタ、よろよろと窓にぶつかって落ちた
きっと薪の中で越冬しようと眠っていた蝶が、部屋の暖かさに騙されて目をさましかけたのだ
紫がきれいな大きな目玉模様の羽を持った蝶で
孔雀蝶と呼ばれているらしい
なるほど、羽の模様は毛鉤巻きにもお世話になっているクジャクのそれにそっくりだ。
こんな大きな蝶がどこに紛れていたのかと思ったが
おそらく白樺の薪のめくれかけた樹皮の間にでも忍んでいたのだろう
お父さん、この蝶どうするの??
と聞かれても、
この真冬の外に放せばすぐにでも凍えてしまうだろうし
家の中で春まで生かしておくことも無理だろう
時おり毛虫やら蜂やらと薪の中に紛れ込んで冬を越す虫が部屋の中に現れるのだが
蝶は初めてだった、、
早くなんとかしないと死んじゃうよ
とせかされて
思いついたのは庭のブルーベリーの冬囲いの中
枝が雪で折れないようにと母親がコモを巻いて支度した中なら
案配良く暖かいだろうし、乾燥もしないので生きていれるのではと
蝶を捕まえて、羽をたたみティッシュで覆って
それを新聞紙で包み、コモの中に置いた
春になって暖かくなるまで生きていてくれるだろうか
忘れないでいて雪がなくなって少し暖かくなったら放してあげないと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/f0/2600ba12b05c0e89859afcce452069e8.jpg)
昨年中は何かとありがとうございました。
渓流で逢いましょう
今年も始まります
またよろしくお願いいたします。
そして、いつものことながら
年賀状はこれから書きます(^^;
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