今年もやって参りました。
花粉シーズン。
いま流行りのアメリカドラマのシーズンⅦなんてブッチ切りのシーズンもの。
僕は13才の頃から、この花粉症という名の呪いに掛かってしまったので、
けっこうもう古株。
太陽に吼えろ、ならカフン刑事と呼ばれるくらいの域ですね。
犯人尾行中にクシャミをして、犯人に気づかれてしまうお騒がせ野郎。
「カフン!なにをやってるんだ!」とゴリさんから叱られ、
「すいません!なにせ花粉症なもんで!」
みたいな心温まる展開。
そんなこんなで、来年で花粉症20周年ですからね。
ベテランと言っても、別に対処法とかに詳しいワケではなく、
ただただ毎年ひぃひぃ言ってるだけ。
今年もですね、昨日やって来ました。
NHKの集金くらい唐突にやって来るのが花粉症です。
ホントに病気の苦しみや痛みというものは、他人に全く伝わらないという法則の通り、
花粉症も同じことですね。
中1の時に発症した時は、花粉症なんて名前はなく、医者からはアレルギーと言われていました。
そりゃそうでしょう、と中1の僕は思いましたけど。
まぁ花粉症も数あるアレルギーの一つの名称ですから、あながち違うワケでもありませんが。
もともとガラスの貴公子くらい繊細な僕ですから、けっこうアレルギー体質です。
でもその時は、目は真っ赤、鼻水でまくり、クシャミ10連荘とかする、
な僕を母が見かねて病院へ連れてかれました。
変な管を2つしかない鼻の穴に挿入されました。
何が始まるんだろう・・・と鼻から管を出しながらドキドキ。
そして何やら管が吸引し始めました。
もちろん吸引されるのは、鼻水です。
どんどん鼻水が吸い込まれますが、鼻水もどんどん出てきます。
すげー無駄な戦い。
鼻の穴から変な管を2本も出してる僕としては、
一刻も早くこの辱めから脱出したいところ。
でもなかなか止めてくれません。
母親が微妙に僕を見ないのがとても気がかりでしたが、15分くらい経ったところで、ようやく2本の管が僕の鼻の穴から引き抜かれました。
ちょっとラクになった感じがしました。
それから数年はそんなに苦しい思いをしませんでしたが、
一人暮らしをするようになって、以前より悪化した形で症状が出始めました。
つづく