ちょっとちょっと、今、戦後最大の長期経済成長中、と言われていますよね?
それが、来年辺りには、もう終わるらしいのです。
田原総一郎の番組で、専門家が口を揃えてそう述べていました。
ショックですね。
「庶民が好景気を実感しないまま、終わる」とも言っていました。
本当にそうですね。
なぜかというと、成長率は確かに上がっていても、サラリーマンの賃金は上がっていない・非正社員の数は増えているからですね。
この理由が何か、というのは、様々あると思いますが、
自分と同世代を見ても、格差はかなり広がっていると感じます。
これって、単なる勝ち組・負け組みの問題でしょうか。
運もあると思うけど、雇用主の姿勢の違いでは?!
「これまで日本のメーカーは、社員を大事にして来た。育ててきた。それに応えて社員は頑張った。だから成功した。国外のメーカーは、非正社員を多くとって、育てなかった。大事にしなかった。だから成功しなかった。
今、ソニーの電池問題や、自動車メーカーのリコール問題がおきているのは、メーカーが賃金を削るため、非正社員の数が多くなったからだ」とも言っていました。
これは一理あるかもしれない。
私の職場では、むしろ派遣社員のほうが優秀で、常識もあり、物事も広い視野で捉えていると思います。
そういう人を軽んじて、まんまと逃して良いのでしょうか。(段々 怒・・?)
「10年前の学生と今の学生では、同じ能力でも就職できる人と出来ない人がいる。
これは、生まれた時代が悪かった、という問題ではもはや無い。
ニート・フリーター問題を政府がどうにかしなければならない」
とも、専門家が述べていました。
これについては、まさに私達の世代ですね。
過去最悪の超・氷河期に就職活動をしましたね。(泣ける・・・)
私は今の職場で人事も少し絡んでいますが、本当に、売り手市場だと感じます。
学生を採るのに、必死です。
だけど学生からは、あまり必死さは感じられません。
スーツのポケットに手を突っ込んだままの学生も見受けられます。
(やる気が無いなら来ないで下さい)
25歳~30歳の男性の年収別結婚率は、本当に顕著な数字でした。
これも、この番組で話されていたのですが、
年収600万代の男性は、なんと二人に一人が結婚していません。
そこから、上に下にと見事に比例した数字になっています。
私が思うに、(年収だけでなく)会社の福利厚生が大きく関係してくるので
この数字だけでは分からないと思いますが、
実際に、自分も周りも、結婚する時に「お金」というのは大きな問題になっていますね。
こんなことで、結婚が遅れ、出産率が下がり、、、
景気が良いといわれても、身近なところでは何だか明るい気持ちにならないのも納得できます。
長州藩に期待したいけど、期待できない感じ。
ただ、サラリーマンでバブルも味わえず、氷河期に就職した私達世代(76年生まれですけど、何か?)
が、バブル入社の先輩よりも、今の新入社員よりも堅実な努力家である事は間違いないはずです。(悔し紛れ)
いつかその努力が報われると信じて、頑張りましょう!!
そうだ、利回り良いうちに何か金融商品買っておこうかな(冷静)