クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

COFFEEこころ~東京レトロ喫茶巡り・6

2019-09-30 | まち歩き

「大学喫茶」をとり上げる

ならば、

さいこう(最高)学府・東京大学の 「学生御用達喫茶」

も とりあげなければ、

「東京レトロ喫茶めぐり」が 手落ちに なってしまう・・

 そう考えた クリンは、ほんごう(東京都文京区本郷)

の 東大前に やってきました🐻

 

通りをはさんで 東大のま向かいにある、

「COFFEE こゝろ」(読み:コーヒー こころ)

に おじゃまいたします

 看板の「こゝろ」の 文字が、奥ゆかしい・・

 

もちろん

文ごう(豪)・なつめそうせき(夏目漱石)の小説・「こころ」から きていることは、

明々白々

(これは・・入らないわけには、いかない

 クリンたちは、東大生のキャンパスライフの

一部であった、この店で、

ランチを とることに しました

 

中に 入ると・・・

 店内は、ほの明るい・照明に 包まれて

 なんだか、えらく・ムーディーな かんじです

 マンガとかが おいてなかったら、「夜のお店」(まあまあ健全な)

と いってよい、

 わりとそういう・しつらえ・・

の、ツヤのある ソファーが おしゃれです

 1かい(階)席には、常連さん

というよりは、

明らかに 研究者(というか東大の先生)

って 見た目の おじさんや、

パイプをふかした・ひげの外国人が いたりして・・

 この店にしかない・「独特の空気感」が ただよいます

 2かい(階)は、学生たちが、ゼミのあつまりに 

利用しているようで、

日差しが入るのか、1かい(階)より 明るいです

 

「東大闘争も、見つめてきた店主のおじさんが 番をする、

レジの近くに マンガが おいてあるのですが・・

(東大生って、どんなマンガ、よんで

きたんだろう?🐻)

と 気になって

本だな(棚)を 見ると、

「課長・島耕作」シリーズが、

「課長・部長・専務・常務・取締役・社長・会長・相談役」

まで そろってて、

(・・ここで、東大生は、未来の自分を

イメージづけていってたのか

かるく・引きつつも ナットクした、クリンでした。。

(※そんなのと関係ない「土佐の一本釣り」っていうマンガもあったりして、ホッとしました

 

さて・・

そんな、

きっさ(喫茶)「こころ」の、かんばん(看板)メニューは、「ウィンナーライス」です

 

ごはんの上に、

赤いウィンナーと、キャベツ炒めとつけものが乗った、ワンプレート・ランチで、

 なつかしいというか、若い人にとっては あたらしい

というか・・

(めずらしいもの、食べたな)っていう、よろこびを おぼえます

(しかも、570円とは、学生向けの 良心価格

 

もひとつ

「焼きそば・目玉焼き付き・550円」 

めん(麺)太め、きざみのり・いっぱいで、

家で作る やきそばとちがって 美味しく、

 ハート型にやかれた「目玉焼き」に、

「こころ」というお店の、

かぎりない、「夏目漱石リスペクト」を かんじるのでした・・🌈

 

しかし

 食後のサービスとして、ついてきた、ブルボンのおかし(菓子)「エリーゼ」を 手に取った

クリンたちは、

(こっ、これは、「エリス」・・つまりは、「舞姫」

つきつめれば、もりおうがい(森鴎外)

いうことに 気づき

 そうせき(夏目漱石)とならぶ、「東京帝大出身」の もうひとりの

「文豪・森鴎外」への リスペクトも 忘れない・・

お店の 

はいりょ(配慮)に

びっくりしたのでした・・

 

(※上記のエリーゼ関連話は、想像です🐻)

 

 

<次回は、同じ本郷の「喫茶・麦」を、ご紹介します

 

 

 

コメント (6)
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