クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

さぼうる・1~東京レトロ喫茶巡り・3

2019-09-27 | まち歩き

かつて、

「文化人のたまり場」としての カフェ  が あった、

じんぼうちょう(東京都千代田区神田神保町)・・

 

そこには、

今も 昔も

「学生のたまり場として、日々、けんそう(喧噪)の かちゅう(渦中)にある、

「創業1955年」の

しにせきっさ(老舗喫茶)が あります

 神保町駅・徒歩30秒の ところにある、「さぼうる」です

 

たぶん、

この町で、いちばん・有名なカフェ ですが、

 「さぼうる・1」と、「さぼうる・2」

が 並んでいて、

ぎょうたい(業態)が ちがうので、

クリンが せつめい(説明)いたします🐻

 まず、「喫茶部門」の「さぼうる・1」から

いきます

 こちらのお店・・ 半地下・1かい(階)・中2かい(階)と、

迷路のような こうぞう(構造)の 店内に 入って、

まず、

全員が びっくりするのは・・・

 かべ(壁)一面に、白ペンで 書きまくられた、

らくがき(落書き)・らくがき(落書き)・らくがき(落書き)・・・

 

うちのチットいわく、

近隣の学生たちが書いたのが、一種の、お店の名物になってるのよね

20年以上前に初めて来た時には、すでに この状態だったわ・・。」

とのことですが、

 ほとんどは、サークル名とか、

日付とか、

自分の名前とか、

好きな子の名前とか、

 いみ(意味)を なさない・つぶやきとか、

そんなんばかり・・。

(しかも重ね書きしてるから、読めません

 ・・・おそらく、コーヒーのほかに、「洋酒」を出していたせいで、

よっぱらった・学生たちが

見さかいなく 書いてしまったのが はじまりでしょうが・・

(推測ですけどね🐻。よその店で飲んだ後で、コーヒー飲みながら、グダグダ書いたのかも・・)

 (よくまあ・・こんなこと、ゆるしたよなあ~)

と、

さぼうる店主の器量と、

学生に対する・かぎりない・やさしさを かんじずには いられません。

 ここらへんの学校に 通っていた・学生たちにとっては

完全に、青春の1ページ

 

アウェーな お客さんにとっては、

このかべが

居心地わるく かんじることは まちがいないでしょう

が・・

 お店・イチオシの「いちごの生ジュース

クリームソーダが、

ふつうのかべ(壁)を背景にするよりも、

「写真的に、映える」点に つき

 (まあ、いっか)との だきょう(妥協)を

見出すのでした。

(味わいが、あるっちゃ・ある、落書きです

 いちごの生ジュースは、(これ、ぜったい、いちごジャムが入っているよなあ~)

って 気がするほど 甘く

そこにも

学生たちの、昼夜分かたぬ・きょうたい(狂態)

包み込んだ

さぼうるの やさしさを 見出せるのですが・・

 このあと、クリンたち、となりの「さぼうる・2」

に行って、

「大盛り・ナポリタン」の 洗礼を受け

 決して、「さぼうる」が、やさしいだけの店では ない

と いうことを、思い知らされるのでした。。

 

 

<次回は、「神保町さぼうる・2」に、つづきます。>

 

 

コメント (12)
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