ゲーテを
きょうよう(教養)として たしなんだ人
日本には 多いと思います
(ヨーロッパ人が作る「ファウスト」と、
日本人が読書で作ったイメージは、
差異があるかも・・)
と
チットは、えいがかん(映画館)で 思ったそうです。
・・・・・
カバがある・・(かんじ:差異)
一体 どういうことかしら?
≒
「例えばだけど、
ゲーテが書いた、すてきな詩には
ヨーロッパの風土ってものが息づいているわけ。
それを
学ばずとも知っている人たちが口ずさむのと、
そうじゃない人とだと
発揮される価値が変わってくる、みたいな・・」
「 汝は祝す 緑の畑を
花霞 おぼろにけむる
豊かなる 世界のさまを 」 (Goethe)
一方、
・・・ほんとうだ。
ヨーロッパの畑と、なんかちがうね・・
「ゲーテの作品を味わうなら、
ドイツの森に、一度は入りたいよね。」
と、
チットは言いました。
かの・ゆうめい(有名)な
モーツァルトも
「ゲーテの詩とは知らずして」 曲をつけましたが、
まったくもって
「ウィーン」に、仕上がっているそうです
近くても
ドイツの森と、ウィーンの森では
やっぱり・カバ(差異)が あるらしい。。
むずかしいね・・
クリンが、ミケン(眉間)にシワをよせていると
チットがあわてて 言いました。
「でもさ、
高橋健二さんみたいな、素晴らしい日本語訳を
文庫本でよむのも良いよね。
ユーハイムのケーキ食べてさ」
日本人ならではの
好ましい、ドイツ文学のよみかたです