中秋の名月

夜空を眺める

あいにくの曇り空

と思いきや

 

あっ!

すっと雲が去り

月が顔を出した

夜空が一気に明るくなる

 

それも一瞬

今夜の雲は忙しそうだ

 

あっという間に

月を消し去り

ぽつり残された管理人

 

鈴虫の声につつまれながら

月見えずとも

あの雲の上に月はある

 

流れる雲から

染み出る明かりに

思いをはせる

 

 月々に

 月見る月は多けれど

 月見る月は

 この月の月

 

どっかで聞いた句が頭をよぎる

 

やっぱりこの月なのだろう

 

この鈴の音と共に観る

月は別格なのだ

 

すすきにお団子

満月には良く似合う

 

やっぱり

中秋の名月

 

月見る月は

この月の月

こればかりは外せない

 

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