☆☆☆新板長デビューです☆☆☆

今までセラヴィを支えて下さった板長も

85歳を迎え

2番手に板長を譲り

この度名誉板長と相成りました。

2月1日からは2番手を務めてきた料理人が

めでたく板長を継承する運びとなりましたことを

改めてここにご報告申し上げます。

 

板長とは日本料理だけにある言葉です。

日本料理の板場の長

料理長のことです。

これも名誉板長に教えて頂きました。

 

名誉板長のフャンは多く

昨日もご贔屓さまから

「せっかく美味しい料理と一緒に

 板長さんから元気をもらいに来たのに・・・」と

とても残念がっておられました。

 

そうなのです。

日本料理一筋50年の名誉板長のフャンは多く

おさみしいことでしょう。

 

でも少しだけ安心なさってください。

名誉板長はますますお元気です!

ご家族との時間を大切に

少しだけの休息のあと

地元青梅市のマダム達を集め

料理教室でも開こうかとも・・・

流石でしょう(#^.^#)

それにね

まだセラヴィのお目付け役のお仕事も残っています。

名誉板長ですからね。

 

セラヴィのお料理に関してもご安心くださいませ。

実は名誉板長の下

2番手だった新板長が多くの料理を受け持っておりました。

 

昨年7月には

「じゃらん」でセラヴィの夕食が

関東甲信越ホテル部門で1位になりました。

競合の多い関東甲信越の

じゃらんに登録された全ホテルです。

一位は実に快挙でした。

 

名誉板長は初めて彼に感謝の言葉を口にしました。

二人で勝ち取った王冠です。

そうです。

安心してください!

皆様の愛した名誉板長の味は新板長に

しっかり受け継がれおります。

 

名誉板長の和食50年に比べれば

新板長は未だ小僧っこではありますが

調理師学校を卒業してからは

イタリアンを5年と

蕎麦の10年含め

日本料理は27年です。

 

32年の長き渡り

料理人道に妥協なく励み

積み上げた32年間

まさに職人です。

 

もうじき50歳を迎える節目の年に

セラヴィ板長となりました。

 

言葉を打ち込みながら

管理人の胸もキュンとしました。

 

なんでもとことん

妥協を知らないその性格は

名誉板長にも似ています。

 

今は名誉板長も

ホッとしたり

寂しかったりと

複雑そうではありますが

何より弟子の成長を楽しみに

していることと思います。

 

 「不易流行」

新板長に一番似つかわしい言葉だと思います。

 

頑固一徹の厳しい名誉板長より叩き込まれた

味・技・料理人の心

特に「素材と向き合う姿勢」は深く刻み込んだようです。

 

なにぶんセラヴィの料理は地場の野菜をふんだんに使う

野菜主体の会席料理

お帰りまでには40種の大地の恵みを

お客様に召しあがって頂きます。

 

たかが野菜

されど野菜と

ここまで丁寧に

美味しく仕上げる技は

大切に伝承されてゆきそうです。

 

もちろん彼にも

名誉板長にない多くのものがあります。

蕎麦を打たせたら天下一品

いつか落ち着いたころ

新板長の蕎麦も食べられる日が来るでしょう。

魂を削って打つという蕎麦は絶品で

県外からも多くフャンが彼の蕎麦を食べに来ていました。

管理人も彼の蕎麦の大フャンの一人です。

是非皆様のお口にも・・・

 

しかしながら今は

目の前のお料理に魂を削っているようなので

そのうちにということで(#^.^#)

妥協なくとことんのめり込むの職人気質ですから

今はお許しを

 

毎回彼の作るデザートも美味しいです。

勿論料理にも新たなセンスが光ります。

 

そして性格なのでしょう

決めつけることなく

多くの可能性を信じる力を持つ

その探求心には

大きな広がり

高い可能性を感じます。

 

今年の新板長のテーマは

「愛」だそうです。

 

素材への愛

料理への愛

お客様への愛

チームセラヴィへの愛

 

愛があるからこそ

美味しく幸せな気持ちになる料理を

お客様にご提供できるのだと信じています。

 

彼もまた

頑固で実直ないい料理人です。

強面ですが情のあつい

意外とロマンチストで

よい男であります。

 

そうそう

少々短気もあるようです。

時々調理場から

今の2番手が怒鳴られている声が聞こえます。

名誉板長にそっくりになってます。

 

ちなみに今の2番手は

3番手から昇格になりました。

セラヴィ2年目の26歳

実に素直で料理大好き男子です。

やっと大根の桂むきが本日のつまに使われました。

大出世です。

朝の厚焼き卵も任されてます。

新2番手も頑張っています(#^.^#)

 

蛇足ですが

新板長の趣味はギター

歌もうまいという噂で

おやじバンドではギターとボーカルもこなしていたようです。

但しここ数年は料理一本

おやじバンドはしばらくお休みとのこと

今年のセラヴィ忘年会には

聞かせて頂きましょう♪

 

ついつい長くなりました。

セラヴィの新板長はこんな男であります。

 

どうぞ厳しくも温かい目で舌で

お客様の愛のムチで

新板長をジャッチしてください。

それが彼の成長と自信に繋がることと思います。

 

どうぞ新板長を宜しくお願い致します<m(__)m>

 

ちなみに今月の夕食のお品書きの最初には

「 誠心誠意 

 如月のお献立 」

と力強い字で書かれおりました。

 実に彼らしいと思いました。

 

 

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