目的

貧しい田舎町で、小さな子供がレンガを積んでいました。
重いレンガを黙々と積み上げます。

男が少年に聞きました
『君は何をしているの?』

『レンガを積んでいるの 』
少年は男に
硬くなって汚れた手を
苦悩に満ちた顔で見せました。

男はもう一人の少年に同じ質問をしました。
『君は何をしているの?』

『僕は教会を造っているの!!』
と目を輝かせ、まだ出来ていない建物を空と共に
嬉しそうに見上げました。


きちんとした「目的」があるということは、迷わない。
苦労も夢と変える力がある。

 

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