君へ

君の話を聞いてこう思ったんだよ。
チャンスを逃したかもしれないと思っている君に
こう思ったんだよ。

今、君の周りに
多くの不協和音が響く中
何故それを君は手にしなかったか?
ちょっぴり後悔していた。
それが君の美学であった事を
ちょっとばかり迷ってるんじゃないかって

「神様からの試練」と言葉を結び
君の短い話は終わったのだけど

こう思ったんだよ。
これは神様からの試練ではなく
君が君への問いかけをしているのだと

君の思うチャンスは
君の人としての生き様の中に降りてきた。
君の資質と君の美学の中に
降りてきた。

でもチャンスを手に入れるために
君は人としての道を優先した。
君の美学を捨てなかった。
両方を兼ね備えたものしか
君はきっと受け入れなかった。

そう君はチャンスを逃したのではなく。
ビッグチャンスを吟味し
君の美学を通したのだ。

今の不協和音が君を翻弄させているのかもしれない。
でも、君の美学は
人の為にあるのでなく
自分の為に有るんだと思うんだ。

一生を終えるとき
きっとそんな馬鹿正直な生き方を
君は誇りに思うはずだと思うんだ。
そんな君への誠のフャンが如何に多いか
君は知ることになるだろう。

誰かの為に君の美学があるのではなく
君の人生の為にある。

短い君の話を聞いて
こう思ったんだ。

そんな君は
とても信頼できる素敵な人に思えるなって。


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