Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

秋の京都 2日目

2012-10-22 22:00:34 | travel

土曜日。
7時半頃起きてカーテンを開けると、強烈な日差しが目を刺す。
窓の外には京都御所のグリーン。

後輩ちゃんが午後イチでまた東京に向かわなきゃ行けないので、
朝食バイキングを食べたら、10時前にホテル出発!

後輩ちゃんのリクエストで、哲学の道&銀閣寺&その近くの和菓子屋さんに行くことになりました。

「銀閣寺道」のバス停で降りて、哲学の道方面に歩いていくと、
さっそくお目当ての和菓子屋さん「日栄軒本舗」を発見。 
ここ、「クウネル」の京都特集で紹介されていたお店なんですが、
雑誌の写真そのまんまの店主のおばあちゃんが迎えてくださいました。
お湯を注いで食べる、かわいい茶釜型の「懐中しるこ」を購入。
ちょうど祭りの季節とのことで、おばあちゃん忙しいらしく、かなりテンパってらした。
それでも待っている間にとお菓子を出してくださったり(椅子も出してくださった)お気遣いいただいて、のんびり気分で買い物ができました。 

そのあと、哲学の道を散歩しつつ銀閣寺へ。 
哲学の道は緑がいっぱいで、
「すごい! マイナスイオン効果出てるのかな? イライラしないもん!!」 
って後輩ちゃんと言いながら歩いてました。
ちなみに、このあいだ健康オタクの人に聞いた話によると、森林浴効果って1ヶ月も続くんだそうですよ。
 (しかし、やっぱり…というか、イライラが消えたのは、この歩いてた時だけでしたね…世の中そんな甘くないですね)

 
哲学の道の両脇には、観光地らしいファンシーなお店がちらほら。
あと、なぜか、股間に竿をはさんだ熊のぬいぐるみが、川っぺりに置かれていた…。ファンシーが暴走…

 
で、銀閣寺にやってきました。
地味に質素に、ひっそりたたずむ。

錦鏡池のあたりは、しっとり苔むしていて素敵。
空気が気持ち良くひんやり湿っていて、清らかでリラックス成分たっぷりの酸素が体内に入ってくるような気がしました。


 

また哲学の道を歩いて戻り、
ガイドブックに載っていたアイスキャンデー屋さんに行こうと思ったら、
さっきの和菓子屋さんのお隣だった!
なんでさっき気づかなかったんだ??

こちらが、「銀閣寺キャンデー店」
自家製のアイスキャンデーを販売しているお店で、昔ながらの店構えがなんともイイ! グッとくる!
 
ミルク、ソーダ、あずき、パイン、クリームなど種類豊富。

私は、「アンマック」という、ミルクの中にあずきが入ったものをチョイスしてみました。
なぜ“マック”?
あずきをミルクでサンド→サンドするもの→ハンバーガー→マクドナルド→マック??
後輩ちゃんは、「チョコマック」を。

固めの、懐かしい歯ごたえのアイスキャンデー。

食べていたら、氷入りケースの中に入ったパインジュースにやたら惹かれてしまい、
(↓写真の右のほうにある) 

小サイズ(30円!)をいただく。
その場でガラスのコップに入れて出してくれます。
なんと持ち帰り用ボトルもありました。
夏はパインジュース飲みながら散策とか、いいですねえ。
冷たいパインジュースは、遠い昔にどこかで飲んだような、ノスタルジックな味がしました。 


それから、歩いて5分程の「ガケ書房」へ。

ここ、以前母が虫のイベントをやらせていただいたお店なんです。
12時の開店までまだ5分程あったので、しばし店の外で待つ。

中に入ると、ここも本だけでなく、作家さんが作った雑貨やCD、DVDなどが所狭しと並んでいました。
昨日の「恵文社 一乗寺店」より、一言で言ってしまうとサブカル寄りという感じ。
漫画コーナーも充実していました。
古本棚は古書店名別に並んでいて、書店ごとにジャンルが違うのが面白い。
(ホームページによると、古書の“貸し棚”というものらしいです)
田房永子さんの漫画本「えろしぼり」と、食をテーマにしたリトルプレス「LEMON RICE」を購入。
後輩ちゃんもいろいろ買い込んでいた様子。

私は職業柄、ほぼ毎日書店に行って新刊をチェックしているため、普段本屋で新たな驚きを見つけるっていうことがあまりないのですが(企画のネタ見つけなきゃ!と切羽詰まっていることも多いし…)、今回の「恵文社 一乗寺店」や「ガケ書房」のような書店では、純粋に本との出合いを楽しむことができました。
 

ここで京都駅に向かう後輩ちゃんと別れ、ひとりまた三条京阪でバスを下車。 
このあたり、前に家族で京都に来たとき歩いたなー、と思い出しました。
お店をのぞきつつ烏丸御池方面へ歩いて、「インド食堂 タルカ」でカレーを食べることに。

ベジタブルカレーのランチを。

このナンが、バターのいいにおいがして、薄いのにもっちりとしていて、
すごく美味しかった!
2種類のカレーもかぼちゃのサブジも、サラダもパコラもうまー。
いろいろ混ぜながら食べました。 
食後には、小さいサイズのアイスチャイを。 


店内は可愛らしい内装。
インドのポスターが貼ってあったり。

で、トイレに行ったら、すごい心遣い発見!
カゴの中に、爪楊枝とあぶらとり紙と、そして! なんとビオレ「メイクしたままさっぱりシート」が置かれていたんです。
カレー食べた後のテカリへの気遣いまで…脱帽です。
ありがたく使わせていただきました。 
(お客さんの忘れ物じゃないよね??) 


店を出て、雑誌で見て気になっていたドーナツ屋さん「ひつじ」へ。
 

売れてしまったのか、そんなにたくさんの種類はなかったけど、
3つチョイス。
 

シナモンシュガー、和三盆、きなこ、メイプルシュガーは、プレーンのものに小袋入りの味付けパウダーがついてくるので、自分で食べる直前に振りかけるスタイル。
持った感じも軽く、ふわっふわとした食感のドーナツでした。
かるーくすぐ胃の中に消えてしまって、いくつでも食べられてしまいそうな…
奥にはイートインのスペースもありましたよ。


その後、「京都国際マンガミュージアム」へ行ってみました。
敷地内に入ると、こんなにピースフルな光景が目に飛び込んできました!
 
みんな芝生の上に寝っころんで、好きなマンガを読んでいます。
天気がいい日にぴったりな場所!
デートにもいいんじゃないでしょうか~。

さっそく入館して、物販コーナー、世界のマンガコーナーや作画実演コーナー、『アシュラ』の原画などを見て、たくさんのマンガが並べられている棚に来ると、『ウォーキング・デッド』の原作コミックを発見してしまいました!
これ、すごく読みたかったんだけど、ちょっと高いので二の足を踏んでいたもの。
ありがたく読ませていただきました。

しかし、1巻の後半に差し掛かったところで、そろそろ今日もボロフェスタで観たいアーティストが出る時間。
再びKBSホールへ~。
「透明雑誌」「BiS」のライブを観ました。
透明雑誌は、初めて聴く台湾のバンド。“台湾版ナンバーガール”と呼ばれているらしいですね。
途中から入ったのですが、すでに会場お客さんで満杯で大盛り上がりでした。
想像していたよりストレートな曲調で、歌詞は全然聞き取れないけど、感情に直接訴えかけてくるものがあり。
歌が、というより、ぐわっとエモーショナルな雰囲気を作り出すパフォーマンスが上手い人たちなのかな。
ボーカルの人のカタコトの日本語MCにちょびっと萌え。媚びてない感じがいい。

BiSはアイドルアイドルしたパフォーマンスがとっても可愛かった☆
めちゃくちゃキュートなアイドル声でありながら、振り付けはすごく激しかったり。
長い髪をぶんぶん振り乱して踊ってるのがかっこいい~。
あと、歌っているときの笑顔とか、徹底した表情作りの可愛らしさにヤラれました。
ファンと一体感たっぷりの“自己紹介”も面白かったー!
そう、ほんとにファンの勢いがすごくて! 圧倒されました。
ステージにのぼらん勢いで(ていうか、半分のぼってる人いた…)ギュウギュウと押し寄せたり、ファンが他のファンを持ち上げたり。いろいろお約束事があるんでしょうね。
またどこかで観たいなあ。


ふたつのアーティストを観た後、さすがに疲れたので、
ホテルに預けておいた荷物をピックアップして、今日宿泊する京都駅近くのホテルにチェックイン。
お昼たっぷり食べたので、夜は買ってきたもので軽くすませました。

お風呂入って、(ホテルのWiFiのつながり速度がめちゃ良かったので)ネットの動画見たりして、明日の予定を整理して、おっぱい体操して…
私にしては珍しく、“なんか、さみしい…”ていう気分になってきたので(昨日の反動?)、思考が深まる前に早めに就寝です!


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