Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

ちもと氷

2008-08-04 21:30:43 | food
夏休み最終日。
今年は、この間の富士山キノコツアーで早々と夏休み気分を満喫してしまったので、そしてちょこちょこ仕事もあったりで、なんとなく何となく何をやっていいやら分からぬまま、まったりだらだらと過ごした休みでした。でも、家でゆっくり過ごせてよかったな。
しかし今週末には軽井沢一泊旅行という、これまた夏休みっぽいイベントが控えてます。

今日も、最終日だからとじたばたせずに、ゆっくり過ごすことにしました。
というわけで、母と『ちもと』へかき氷を食べに。
なんと、到着した時点で、たったの1組待ち!これはラッキー。30分待ちくらい覚悟して行ったのだけど。


やっぱり夏はコレ!この山を征服せにゃ始まらんですよ。


ふわふわの氷の中には、甘いこしあんがたっぷり。
母といっしょに、あっという間にたいらげてしまいました。


舞城王太郎の『ディスコ探偵水曜日』、なかなかリズムにのれず、すでに脱落気味…。英語の交え方とか、相変わらず絶妙で好きなんだけどなー。
平行して、恩田陸の『不連続の世界』を読み始めてしまいました。『月の裏側』好きなので、同じ登場人物ものと聞いて。恩田陸作品の怖さは、体の内側からじわじわくる。

直木賞受賞の井上荒野『切羽へ』も読んだんですが、うーん…私は、前回の候補作『ベーコン』のほうが断然好きです。
不倫愛ものというところよりも、島で繰り広げられる恋愛ものって部分が気になって読んでみたのだけど。
何気ない風景、空気の中で密やかに繰り広げられ、追い詰められていく大人の恋愛を書きたかったのでしょうが、私には、あまりもささやかすぎて、哀しさとか切なさがそこまで胸に迫って伝わってこず。もうちょっと年を重ねれば分かるものがあるのでしょうか。