ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

リベンジ太郎

2011-04-30 | 暮 Life

昨日のロイヤルウェディングを観ながら、

普通の女の子は、王子様と結婚してお姫様になり

沢山の人々に祝福を受けながら馬車でお城に帰り

末永く幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。

絵本のおとぎ話が現実になるもんだと


'ペンシルハウスにも馬車が来ないかね~'


'なんでキャサリンがケイトになのだ?ケイト'ケ'の字もないじゃないか。'

'ウィリアム王子ってば、顔がニヤケちゃってる~'

とどうでもいい感想を並べつつ。


ロイヤルウェディングとは全くもって何の関係も脈略もない話の流れで


先日観そびれた'岡本太郎生誕100周年展'へ


ものすごい人出。あの美術館があんなに混んでるの初めて見た。


幼き頃は、絵も何やら恐怖心を煽るし、言動も変なおじさんとしか認識出来なかったが


あの作品から出る圧倒的な力強さが、

無意識に子供心に恐怖を与える程のインパクトを持ちあわせていたからなのだろう。

変わっている、人と違う、普通じゃない。

それを個性として持ち続ける自分の強さと

認めて許容する世の中がもっと増えれば楽に生きれる人がいるんだろう。

太郎展の最後に、「太郎のことば」がおみくじみたいに引ける。

出てきた言葉は。

-絶対に自分自身と

妥協しないことを

決意しなければならない。-

太郎センセイからイタいお言葉!!

春の名残

2011-04-17 | 暮 Life

部屋の乱れは心の乱れとはよく言ったもので

仕舞わなくてはいけない電気ストーブやホットカーペット

クリニーングに出せないでいる冬物の汚れた衣服

うっすら埃が溜まった家具。


新聞屋が3月の整理袋を入れ忘れたので新聞は山積みになって倒れそうだ。

しかしこうやって汚さに感覚は麻痺して、


この汚さでは、男も部屋に呼べない→

まてよ、呼びたい男が浮かばない→

ならばこの汚さでもいいんじゃね→

いいさ、いいさ、なんくるないさ~

と最後は全て明日への架け橋とする。

さすがにとりあえず新聞山は何とかせねばなと始めると

日付は3月11日から新聞が溜まっていた。

11日の朝刊はなんと平和なんだろうかと眺める。
この後に境に世界が一変するとは誰が予想しただろうか。

それでも今私は普通に生活出来、仕事に行き、家族も友人も無事で

表面的には何一つ変わらない生活を送っているのに

なぜこんなに色々虚しく思うのか。

震災直後の不安感からある種の興奮状態で、

息つく暇のなかった仕事が少し落ち着いたからか
すっぽり気が抜けてしまったプチ鬱状態なのだ。
スーパーでちょっと立ち読みした週刊誌に、津波で両親を亡くした小学生の話が出ていて

ハラハラ涙が出てくるのに驚きダッシュで家に帰る。

追い討ちかけたのが、その夜見た夢の中で自分が
子供を津波で亡くす母親になって、自分を責め続けて号泣していた。

「こりゃあかん…」とこう見えて意外と繊細なのさを再認識。

気分転換に、岡本太郎先生の目玉見て生きる力をと出掛けたが、

入場制限かかるほどの人の列に待つ気力もなくあっさり諦め、

竹橋から地震当日不安の暗い中を歩いた道を、再び新宿まで歩いてみた。

皇居の桜は葉桜になっていたものの、少し遅れた桜がまだちらほら。

お堀にはボードが浮かび高速には車が走る。

日差しは眩しく冬はすっかり去った。

無理やり元気になる必要もないかと思うが、

自ら進んで落ちる必要もないかと少ない見頃の桜を見上げる。

一人暮らしを始めて早7回目の春。毎年こうやって桜を見上げてたではないか。

季節的なものもあるのだ、落ちて落ちたら後は上がるだけだと。

あの日暗い中では気がつかなかった景色や建物。
東京MX「五時に夢中」のスタジオも発見し、

「うぉ~ポールの後ろに映る場所はここかぁ!!」とテンションが上がる。
そんなもので簡単に上がれるのだ。

すっかりしまい込んだ楽しみ方思い出さねば。

出てこない

2011-04-16 | 暮 Life
頻繁に流れるACのCMで、
EXILEヒロの後に出て来る人に向かい

あなたは一体誰よぉぉ!!と
ツッコミ入れてる人が日本全国にいるよね~と

'いるいる'とお昼の社食で皆で同意。

部署の平均年齢がアラフォ~の
高齢化部署なので、


周囲であれは誰か知ってるかと
周りに聞いても


「お坊ちゃまくん」

「きっと若者の間ではカリスマDJ」


と超いい加減な回答ばかり。


後輩ちゃんが、
「あの人、昔二人組で女の子がメイン歌ってた、
あれですよあれあれ横文字の!!」

「二人組?ELT?」

「あっくん!」

「いや、それはいっくん」

「全然違うし。英語じゃないし」

「何だっけな~英語とカタカナとの組合せな名前だった様な」

「DJオズマ?」

「組合せただけじゃん」

「ファンキーモンキーベイビーズか!!」

「英語もないし、三人組だし、男だし、適当過ぎない? 」

「あーこの辺まで出てるんだけどな~気持ち悪いっ」

「ちょっと妊婦、考え過ぎて産気付かない様にね」
後輩ちゃんは来月から産休に入る。

「きっとエイベックス系歌手だねえ」

「それは間違いないな」

「私はさあのCM見る度にヒロが、
老いた涙目の犬に見えて仕方ないよ…」

話が脱線しまくりで、一向に出てこない。

「そうだ!ミラクルヒカルみたいな名前ですよ」

「マジカルバナナ?」

「アタシさ友近が藤原紀香の物まねする
物まね今練習中だから今度披露するね」

「どんなやつ?」

「人間てぇ~ってやつ」

「そこまた関係ない話を!」

「ミラクル?マニュアル?ミヒマル?」

「あーそれそれ!ミヒマル! ミヒマルAT!」

「いや、MTじゃなかった?」

「HTじゃない?」

「MCハマー?」

「それ絶対ない」

「あのお坊ちゃまくんはミヒマルMTの後ろにいた、
変なメガネかけた男の人か!!」

「ふーん」と言われてもピンとこない
アラフォ一応納得。

「で、ミヒマルはどんな唄歌ってた?」

「…」

一同無言。

その午後の仕事が始まると
後輩ちゃんから訂正メールが入る。


「私達の記憶悪さはひどいです。

ミヒマルATでもMTではなく、

ミヒマルGTが正解でした。

しかもミヒマルではなく、更に正解はm-flo。

バーバラ36歳。

知ったかぶりして、他の人に話すと危険です。

訂正を!!」

情報は出てこない、
出てきた情報があまりに適当な最近の状態。

80、90年代歌手や唄ならバッチリんこなんだがなぁ。

早速今日からあのCMが出たら
「あっバーバラさんどうも!」と言おう。

しかし再来週から配属になる新入社員とは
きっと話がかみ合わんだろうなぁ。

なんと昭和最後の生まれらしいし(笑)
あー恐ろしや。

浅草 金楽

2011-04-07 | 暮 Life
焼肉 「金楽」

この記憶もなくしそうな忙しさの所に
いつも絶妙なタイミングというか

ホントに少し時間が空いた時を
狙いさだめられているのか

完全にいつも予定はガラガラだと
思われるだろうなと

ちょっとは気になる相手になら
そんな事思われるの絶対いややわ~と思うが

全然かまわん。かまわん。

気が付けば浅草で
七輪の炭焼き焼肉をほうばっている。

煙はもくもくだし
店内はとてもパンチが効いている。

しかしどの肉も厚さ2cmはある?
カルビの柔らかさったら。泣けてくる。。

焼肉なんて1年振り?いつ振り?シモ降り?


「何かさ、いつも服装が参観日みたいだよね」

「うっさいよ。いつも同じ事言うよね~さっさと焼いて!」

「ワカメスープも美味しいわ~ホント美味しいわ~」

「ちょっと頂戴」

「参観日だからあげませんよ。ご自分でどうぞ」

色気より食い気。

愛よりお肉。

また縁遠くなりにけり(笑)

苺とレモンのシャルロット

2011-04-06 | 食 Gourmet
シャルロットはフランスの帽子。



3月末に友人のお菓子プレ教室参加。
「苺とレモンのシャルロット」

ハンドミキサー持ったのは
四半世紀ぶり?

メレンゲに3種類もあるなんて。
フレンチ、イタリアン、スイス。

そして自分の雑さ、ガサツさを痛感。
お菓子作りは「適当、ザックリ」は厳禁。

少しよそいきのものを作るには
細かい計量・1度単位の温度管理、手早さ。

ふふふ。

完全にあたしには足りないぜ。

この美しい2層。

頑張ったイタリアンメレンゲの入ったレモンムースが
玄人っぽい。

だって写真は先生の作ったシャルロットケーキやもん。
こんな綺麗にはいきませぬ。

しかし自分でも作れるのだなと
仕事で疲れたココロが気分転換。

しかもケーキつくっちゃってるって
普段男全開なのが、女度上がりそうだしなあ。

ポイント高そうだしなあ(笑)

フランスお菓子通信楽しみにしてるわん。