3ちゃんねるといっても
NHK教育テレビ。
「誰が観るんだろうか?」というマニアックなものから
「ブログの作り方」など旬ネタを素早く察知したりして
中々ぬけめない。
こんなのわたししか観てないんじゃないの~と
思いながらのチャンネル選択率もまた楽し。
その3ちゃんねるで
日曜日の朝9:00から
「新・日曜美術館」という番組がやっている。
実家にいた頃は、日曜の朝は割と家族揃って
ご飯を食べながらぼけーっと観ていた。
国内外を問わず、様々な芸術家の作品を
ゆったり、じっくり、分かりやすく紹介してくれる。
しかしその時に開催されている会期に合わせて
番組で紹介されてしまうので、
行こうと思っていた展覧会だと
その後急激に来場数が増えてしまい
「あちゃー」と思う事もしばしば。
若冲の時は三の丸尚蔵館がおばちゃん達で
ごったがえしてたし・・・。
先日紹介されていたのが
「富本憲吉のデザイン展」
人間国宝であり、陶芸家として有名な富本憲吉が
実は今で言う所の「インテリア・プロダクトデザイナー」の先駆けで
明治の時代にロンドンへ留学し、建築を学び
家具や照明までもデザインしていたというのには驚いた。
そしてそのデザインがものすごく
シンプルでありながら現代でも十分通用する。
現在の芸大を1909年に卒業した際に
卒業制作として設計した住宅には和室が一切無いのである。
今から100年近く前に
そんな発想が出来るとは・・・。
英語が堪能で、モダンで、洋風な生活を好んだ
富本が晩年暮らした住居は
京都の長屋を改築した、畳だけの家だったのは
ある意味で温故知新であったか。
とても共感できたのが
富本のデザインの発想の源は
日々の暮らしの中で使用したり、
囲まれたりするものは
自分の気に入ったものしか置きたくないし
使いたくないのだという事。
彼はとても才能があり、器用で、
そこに実家の財力も味方して
ないのなら作ればいいのさと
自分自身で生み出す事が出来た。
極狭・ペンシルハウスとは比較の対象にもならないが
居心地の良い空間を追求する心は同じですぜ!と
汐留の風に吹かれた日であった。
お薦めの展覧会。
おまけで新橋駅までの帰り道に
岡本太郎先生の「明日の神話」を覗けるカモ!
NHK教育テレビ。
「誰が観るんだろうか?」というマニアックなものから
「ブログの作り方」など旬ネタを素早く察知したりして
中々ぬけめない。
こんなのわたししか観てないんじゃないの~と
思いながらのチャンネル選択率もまた楽し。
その3ちゃんねるで
日曜日の朝9:00から
「新・日曜美術館」という番組がやっている。
実家にいた頃は、日曜の朝は割と家族揃って
ご飯を食べながらぼけーっと観ていた。
国内外を問わず、様々な芸術家の作品を
ゆったり、じっくり、分かりやすく紹介してくれる。
しかしその時に開催されている会期に合わせて
番組で紹介されてしまうので、
行こうと思っていた展覧会だと
その後急激に来場数が増えてしまい
「あちゃー」と思う事もしばしば。
若冲の時は三の丸尚蔵館がおばちゃん達で
ごったがえしてたし・・・。
先日紹介されていたのが
「富本憲吉のデザイン展」
人間国宝であり、陶芸家として有名な富本憲吉が
実は今で言う所の「インテリア・プロダクトデザイナー」の先駆けで
明治の時代にロンドンへ留学し、建築を学び
家具や照明までもデザインしていたというのには驚いた。
そしてそのデザインがものすごく
シンプルでありながら現代でも十分通用する。
現在の芸大を1909年に卒業した際に
卒業制作として設計した住宅には和室が一切無いのである。
今から100年近く前に
そんな発想が出来るとは・・・。
英語が堪能で、モダンで、洋風な生活を好んだ
富本が晩年暮らした住居は
京都の長屋を改築した、畳だけの家だったのは
ある意味で温故知新であったか。
とても共感できたのが
富本のデザインの発想の源は
日々の暮らしの中で使用したり、
囲まれたりするものは
自分の気に入ったものしか置きたくないし
使いたくないのだという事。
彼はとても才能があり、器用で、
そこに実家の財力も味方して
ないのなら作ればいいのさと
自分自身で生み出す事が出来た。
極狭・ペンシルハウスとは比較の対象にもならないが
居心地の良い空間を追求する心は同じですぜ!と
汐留の風に吹かれた日であった。
お薦めの展覧会。
おまけで新橋駅までの帰り道に
岡本太郎先生の「明日の神話」を覗けるカモ!