ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

復活・復興

2011-07-31 | 暮 Life
先週末から一週間夏風邪と胃腸炎を併発し


記憶にある限りで、人生5回目の吐き戻しまで(失礼)プラスされ


弱る頭で'下り'より'戻り'の方が300倍辛く、体力消耗すると学ぶ。

だいぶと復活し、雑用済ます為に出掛けた先で


「東日本大震災復興宝くじ」販売の文字。


カラダの復活はココロの復活でもあり、

大震災の復興を同じにすんなと怒られそうだし

全額寄付にすればいい所、当選金あわよくばの

やましい気持ちが我ながら嫌らしいが、

復活と復興も何かのタイミングという事で。


強引こじつけ…

宝くじを買ったら、復興折り鶴をとサムライブルー色の折り紙をくれた。

久々に折り紙で鶴を折ってみた。

が、

折れない鶴…


驚いたナベジャパンブルー。

鶴も折れなくなってるオレ。
**********
困難の先に

見えた小さな光が

大きな喜びに繋がる。
**********
近所の掲示板に貼られた紙に励まされ。

「折る」と「祈り」は同じ字なんだな。


追伸
色々と予定ドタキャンして本当にごめんなさいのお詫びと、

ペンシルハウスで悪臭放ってるのではないかの
ご心配ありがとう。

いつも涙ものです。

復活したので
リベンジチャンスを!!

福岡 博多ったい2

2011-07-10 | 暮 Life
つづきにする程の引っ張るネタでもなく(笑)

大宰府天満宮にはリアル「こえだちゃんと木のお家」発見。

残念ながら中には入れないが。

それはさておき
大宰府天満宮から天空へ続くエスカレーターを上がると

そこにあったのは・・・・
光るキントウン?漢字で書くと觔斗雲。

九州国立博物館。御立派。


残念ながら月曜日で休館。中に入れず。

外からへばりついて見るしかなく。無念。




仕方なく山を降り、「山笠」見学

本当は今時期は新しい山車を作るので飾っていないらしいが
ラッキーな事に明日まで飾るという。

その巨大さと精巧さに驚き。
よくこんなもの運べる。


夜は水炊き「華味鳥」へ。
全て半個室で、店員さんが全て作ってくれるが
知らずに勝手に始めてしまい家族でやんわり怒られた(笑)


最初に頂く鳥スープが美味。
残念ながら九州と関西にしか出店してないとは・・

短く濃ゆい博多満喫の旅であった。


オマケ画像
佐賀の方々のド肝を抜いた情熱の踊り。
動画は刺激が強すぎてアップできません(笑)





福岡 博多たい!

2011-07-06 | 暮 Life
九州は大雨が続いていて心配だ。

今まで気にも留めてなかった
地域でも知り合いが出来ると

ニュースでも天気予報でも気にかかる。

というわけで(どんなわけで?)
1ヶ月経っての博多の旅。

遥か昔の様だなあ。

電車で周るのはさっさと放棄し
スポンサーもいるので大人の観光タクシー巡り。

まずは大宰府政庁跡地


やはりここが外国との最初の入口だったろうと
思わせる壮大さ。

何もないのが心地良い。
後から知ったがパワースポットみたいで。どうりで。どうりで。

その近くにある観音寺。



平日月曜日というのもあってか
本当に人がいなくて静かな佇まい。




緑も眩しい。



そんな心地よさからか、突然コリン父はお腹が痛いと
トイレを探して右往左往。なぜ今ここで!?

そして大宰府天満宮へ。

本殿前にある三つの橋。
過去・現在・未来

モットーは過去は振り向かん。前だけ見る!

ウソやん。過去にへばりつきやん。

瓢箪に願い事。


遠く京の地から島流しとはこの事か。
大変だったろうよ。藤原さん。

学問の神様。
トイレの神様でも何でも祈る。

コリン父が
「どうか嫁にいけますよーに!
まずはあーちゃんからとよろしくとお願いしといたぞ~」

と大きな声で言う。

「へいへい。ありがと。ありがと。
へいへい。がんばりますよ」と呆れて言うと

「へいへい~頑張って!!」と
ハイタッチをしてくるコリン父。イヤミも通じない。。

と観光タクシーのドライバーさんが
「この大宰府天満宮の山の上にえらいものが
出来たるんですよ」と言う。

えらいもんって何??

佐賀って 焼き物編

2011-07-05 | 暮 Life
佐賀と言えば有田や唐津焼。

それ以外でも、地域で様々な焼き物がある。

今回は有田焼の窯元まで案内して頂く。


与山窯よざん
とにかく店内はモダンで

興奮。興奮。大興奮。

昼寝のにゃんこも白くつやつや

棚の横にある本に見えるのは、
なんとブックカバーに入った花瓶。

ブタも、ゾウも全部欲しいゾー。

今年は節電、キャンドルナイツもこれなら
ラブラブムードも高まっちゃうね。ちゃうね。


モダンな食器は海外のレストランでも使用されていて
先日この白いお皿をNYのシェフがいたく気に入ってお買い上げ。

私はおひとりさま右端の焼酎カップをお買い上げ。


特別に工房も案内してもらう事になり
お店から坂道をゆっくり登る。


昔は薪で微妙な温度を調整して焼き上げたという。
もう使われてはいない焼き窯が歴史を感じさせる。

映画のセットの様だ。

かなりの大きさの工房に驚き、
調度焼きあがったばかりで窯出ししたものが

うず高く並ぶ。
近づくと熱気がうごめいている。

だいぶ冷めて400度位だよとご主人。


熱いっすよぉぉぉ。

今の窯はガス窯で温度は電子管理。
高さが3m位もある大型のものが4台。


モダンなものと伝統的なもの。
時代に合わせて変化し受け継がれていくもの。

基本が美しいものは
いくど時代が変わろうとも伝わるのだ。

もう一箇所案内したい所があると
連れて行って頂いたのが

山奥深く、新緑が眩しい「冠岳窯展示場」


木の葉天目という中国から伝わった
本物の木の葉を陶器に焼き付けるという焼き物。



漆黒の器に蒼い葉が焼きついている。
不思議なのはここに日本酒が入ると葉がより蒼さを増し
あたかも本物が浮かんでいるかの様に見える。


コリン父と私は代表でと
ぐいのみに日本酒を注いで頂き

またクイッと呑みほした。
器も良いからさらに旨さ倍増。

ほろ酔いになり気持ちが大きくなった
コリン父は突然

「結婚40周年の記念に、ナベ家家宝として
買っちゃいまーす!!」

両家一同「ええーー大丈夫か!」と驚き。

悠然と
「いいのよ。いいのよ。はいヒカリさんよろしくね」

ってぴーちゃん払いかい!


九州に来て感じたが
中国大陸や朝鮮半島の影響を色濃く受けている。

焼き物が発達したのもわかる。

京都が中心だったとなっているが
卑弥呼も邪馬台国も九州説が正しいよと熱く語る

酔いどれの佐賀有田&唐津。

次回報告は福岡博多たい!めんたい!食べたい!





佐賀って。佐賀って。

2011-07-05 | 暮 Life
ああ。サボりまくりまくりで
佐賀祝の宴から早1ヶ月。

自然に癒された
気持ちの温度も佐賀っちゃう。

とにかく雄大な山々と海。


斜面に並ぶ広大なビニールハウスに


有機肥料で作る色とりどりの花々。



絶え間なく咲く花々を休む事なく管理する労力は
いかほどばかりか。







有機肥料が川を綺麗にし、
蛍が飛び交い

土が戻り、山が戻り、
最後に海が綺麗になる。

全部繫がってるのだと

当たり前の事も忘れてしまうの。
汚い都会にいるとね。