ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

確定申告

2013-02-27 | 暮 Life
年末調整前に退職してしまったので
確定申告へ出かけた。

日々独りで出来たもん!的な事が続く(笑)

10年前位に一度、歯の高額医療で
確定申告した事があったが

その時は渋谷の税務署はどえらい混雑で
ディズニーランドばりに並んだ記憶が蘇る。

今年は世田谷区と合同になったからか
以前からなのか?会場がイベント会場の様な場所に
移り、さしずめファミリーセールな雰囲気。

並ぶのは変わらないが、
天井も高いし、早くしろ的殺気、
圧迫感がないだけいいのか。

ほぼマンツーマンで係りの人が
一枚一枚書類と金額確認してくれながら
入力出来るので、その辺は安心。

入力で使うパソコンが、
前の会社で20代の頃に長く使っていた
旧式パソコンで、

お、お、お前!元気だったか!と
懐かしい旧友に再会気分と
さすがお役所まだこれ使ちゃう!!と
変な感心。

平日の昼間なので、かなり高齢の人も多く
パソコンで入力せいと言われても大変だろうなと
見てると、

ベテランそうなおじさんが
はい次はこれを入れますね!はい次!と
手慣れた様子で代わりに入力する
暗黙システムが出来ているようだ。

戻せるものなら全て!という勢いが
強過ぎて、

都民税の納付書を3回も係りの人に
これもいけますか??と尋ね、

「ですから~これは区の方に聞いて下さいね~」と
ウンザリされる。

ベタベタ貼られたポスターに
【山を持っている人も確定申告必要です】と
書いてあり、

山持ってる人がこの辺にいるのか!と思うが、
いやいや隣のお婆ちゃんは実は
山の申告してるのかもなと思ったり、、、

ちょっと並ぶ時間も入れても
一時間弱で終了。

発行された登録番号は、
継続で使える様なので来年は家で入力して
提出だけにするぜと心に誓う確定申告(笑)









イボ コロリ

2013-02-22 | 暮 Life
「あーこれね、イボだから、イボ、イボ、イボ」

先生、今何回イボって言いいましたかね。、

あれはそう、気がついたのは3年前辺り
首の周りにポツポツ小さな点がある。

最初は2~3個位で、現れたり
消えたりするので気に留めなかったが

仕事が変わり、外出が増えたのと
忙しさとストレスからか

首からデコルテラインの広範囲に渡り、
小さな点だったはずが黒いボツボツに変化している。

色素沈着まで起こした感じで
一気に年齢が上がりオバアの首だ。

ネットで調べても要は
「加齢によるボツボツだからあきらめるべし」
と身も蓋もない。

にしてもこのボツボツ
首回りが開いた服だとかなり目立つ。

ピラティスのレッスンで
さすがにインストラクターみたいな露出の激しか
ウェアは着ないにしても

骨格がわかりやすいものをと
選んで着ると、鏡に写る大量のブツブツ、、

私はこのままではブツブツに乗っ取られると
意識が遠くなる。

ネットで見つけた皮膚科のHPに
「首回りのイボは取れる」とあり

早速受診してみた。

行った時間が休み前の午後と
悪かったのか、とんでもなく混んでいて
初診は予約が出来ない為ひたすら待つ事2時間。

携帯お呼び出しシステムを
導入してる事からすると
曜日限らず常に混んでると思われ、、、

最近の皮膚科は薄毛の治療もしてたり
美容皮膚科と同じレーザー照射が
半額だったりして、心が動くが今日はブツブツ集中。

「先生これは加齢のブツブツなんですよね」

「あーこれね、イボだから、イボ、イボ、イボ!」

「イ、、ボですか?」

「そうそう、体質もあるんですけどね、
イボだから感染もあるかもしれないし、そこから増えたりとか
するんですよ」

「でも結局加齢によるものなんですよね、、」

「いや、20代で出来始める人もいるし
70でも綺麗な人もいますからね。イボだし。」

わかりました。イボ決定。
イボオンナ決定。

「で、取れるんですか?」

「取れますよ、でもケロイド体質の人はダメですし
保険適用のレーザーだと色素沈着します。
自由診療の炭酸レーザーで取るのが一番ですね。

今日は四つほど取ってチェックしてみましょう。
数がかなりありますからね、見積もりも。」

「見積もり?」

「はい、じゃあ右側から数えますよ~」

取り出したのは野鳥の会必須アイテムの
カウンター。

カチカチカチカチカチと物凄い早さで
カウンターを押している。

「おーこれは非常に数が多いなぁ。
片側で300超えるぞ。」カチカチカチカチカチ

とりあえず今日は時間がないので、
部分麻酔注射を鎖骨の上にされ

四イボにレーザー照射。
麻酔で痛みは全くないが
焼けてます!何か焦げてます!的カホリ。

時間にすると五分位でイボコロリ終了し
あっけない。

麻酔周りは白く、イボがあった所は
赤いので日の丸国旗がいくつもある様だ。

ここから二ヶ月程経過観察し、
傷跡が問題なければ本格イボコロリになる。

見積もり結果は400超え。
314個以上になったら料金は同じとの事。

しかし1イボ@315円✖314
しえー凄い大金じゃないか!!

と頭で電卓叩いてるのを見透かされたか
先生が現金払いは20%引きしますと
ディスカウント提案が(笑)

にしても、、、

とりあえず直ぐには大量イボコロリは出来ないので
それまで飲めと「ヨクイニン」というハトムギ成分の漢方を
三ヶ月分処方された。

ネットでもハトムギがイボを小さくすると
書いてあり、サプリで飲んでいた時もあった。

「漢方だから直ぐに変化はないですが
飲み続けるとイボがかなり減る人もいますから」

減ったら見積もりも変わるかも⁉
と春にはイボが減ってる事を祈つつ。

◻ヨクイニン効果
イボは減らぬなーと思っていたが、
なぜか最近、肌が乾燥も少なくしっとり感があり
調子が良い気がする。

普段のこの時期の乾燥状態からしたら
ミラクル~ヨクイニン。


落ちこぼれ、、

2013-02-19 | 暮 Life
「キュウセイキ時には避けて下さい」

キュウセッキって、
石のお金でマンモス追いかけてた時代っつー事?

養成コースの二日間みっちり解剖学で
普段使わない脳が、

使い過ぎの電化製品の様に
熱くなり、爆発しそうだった。

驚く事に参加者20人中15人が
理学療法士とドクター、、、

英語の説明を通訳で聞き取るのだが
日本語も解剖学の専門用語が滝の様に流れ

メモも、まあ酷いものだ。
ひらがな羅列の読めない字。

下手すれば最初の「マンモス時代」?で
引っかかり、

ギャートルズが右へ左へ動く図を
思い浮かべる間に講義はどんどん進む。

身体の構造のプロフェッショナル達と
比較するだけ無駄だと思い直し、

隣に座ってる美人整形外科医の女医さん
捕まえて質問責めに。

しかしこんなに真剣な勉強は
いつ以来か、、高いお金出してるのもあるし(笑)

同じ期で始めた人達は同期になる。

全員が同じベクトルというのも
一体感が出やすいのもある

性別、年齢、住んでいる場所、仕事、
様々な人達がいて

この年でこのタイミングだから
知り合えたと思うと不思議な縁。

しっかり勉強しなくては。
既に今完全落ちこぼれ。

ちなみに「キュウセッキ」ではなく
痛みが一番強い初めの「きゅうせいき急性期」

日本語ヒヤリングもままなりませぬ。




おとなの小論文教室

2013-02-15 | 暮 Life
まだ20代の血気盛んな頃、
友人に教えてもらったサイト。

ほぼ日刊イトイ新聞」略して ほぼ日

その中にあった山田ズーニーさんの
連載になるほどと思う事が多かった。
おとなの小論文教室」

いつも仕事をする中で
「伝わらない」ジレンマに発狂しそうになり

それが自分以外の原因だと決め付けて
騒ぎ、怒り、暴れる私の頭をガツンと

冷水を浴びさせられた感じ。

伝える事をあんなに真剣に考えた時期は
なかった。

なんて言いながらいつの間にか
忙しさで毎日見てたサイトも覗かずなり

考える事を放棄して流れた月日。

会社を辞めてから
本も沢山読み、

本当に久々に「おとなの小論文教室」の
サイトにもいった。

何せ時間だけは有り余る程ある。

はたと本を読む事や
何かを考えたりする事は

気持ちも身体にも余力がないと
出来ないのかと気が付き驚く。

おとなの小論文教室を読み始めた当時は、
山田ズーニーさんが長く勤めた会社から
独立し、起業し、

社会に対して個人立場、
会社というしがらみから解放される事は

また、自由になる反面、
会社に属すという不自由の中で

自分自身を証明する大きな
後ろ盾の無さの厳しさが書いてあった。

それでも尚、
「書く」事に専念する過程や葛藤があり、

「伝える事」を何より大切にしていくという
信念がそこから感じた事を思い出した。

それから、10数年後にまさか
自分が会社を辞めて全く違う道を進む立場で

おとなの小論文教室を読み返すと、
これからの不安な気持ちと
そこに同じ位の楽しみと交じり合う気持ちが

手に取る様にわかる。

不思議なのは、
一度何か大きくシフトチェンジすると
新しい事に挑戦する事は怖い事でもなく

これもやってみよう、あれも勉強になるかもと
思える事だ。

いよいよ明日から遂に
ピラティス養成コースが始まる。

当初の勢いが
少々薄らぎそうな所を気合い入れ直して。

といいながら始まる前の静けさとでも言うか
始まったら、

辛くて根性無しの性格が
全面に現れそうなのが心配どころだが(笑)