ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

横浜快晴・大桟橋2

2007-04-30 | 暮 Life


ふと、ウッドデッキとフローリングの違いは
表面の処理の違いだけ?

材質の違いだけ?

用途の違いだけ?




そんな違いは

どうでもいいかと

思える平和な大桟橋

横浜快晴。



横浜快晴・大桟橋

2007-04-30 | 暮 Life



連休最終日

横浜は快晴

後ろから

風に乗って野球の歓声が時折聞こえる

歩道に出来た

特設Cafeにて

まったり午後



大桟橋のウッドデッキから

マリンタワー

砂漠で見える蜃気楼の様だ

うねる床は波ではなく砂の波紋。


流れてくるアナウンスは

「このデッキは

フローリングではありません

裸足で歩くと刺が刺さる場合がありますので

裸足では歩き周りません様にお願いします」


痛い思いをしないと

わからない事も

あるのにねと


ぼんやり思う

しかし暑いのぉ…



ラブソングができるまで

2007-04-29 | 観 Movie Museum
今日は情熱大陸をみても
世界遺産の曲を聴いてもガックリこない。

あーすばらしき三連休。

巷ではGWだというけれど、
カレンダー通りではただの三連休であり、

しかも先週はずっと忙しく
月末の締めからの、かりそめの開放。

どこにも行かなくたってイインダヨ~。
どこに行っても混んでるンダヨ~


という訳でもないが、

またまたバルト9にて映画を観賞。

ラブソングができるまで

ラブコメ界で確固たる地位を
確立しているヒュー様主演である。

まず「金返せー!」とはならないだろうと
思われる安心度はかなりの高さ。

はたして結果は。。。。。

忘れられた元80年代ポップスターが

現役バリバリアイドルの為に曲を書かなければ
いけない羽目になり、

ひょんな事から知り合った

ライターとして自信を無くしている
ドリューバリモアと組んで曲作りを行う。

もう一度復活してスポットライトを浴びる!

自信を取り戻したい!

そして愛ってこんな風に簡単に生まれちゃうの!

正統・王道・ラブコメ道。

ヒュー様の80年代ポップスター時代の
ミュージックビデオがとにかく最高。

あー懐かしい!あったね!あったね!と
友人とお腹をよじって爆笑。

となりの女子高校生らしきトリオ達は
なぜそんなにこれが面白いのか?と不思議がっていた。

そうね。
きっとあなた達生まれたばかりだもんねぇぇ

瞼を閉じれば
ヒュー様の腰フリとポップの歌が離れない映画。

あんな風に簡単に
始められる恋愛が羨ましい。。。。


映画とは関係ないが、
スパイダーマン3のポスターが

どうしても「スパイダーマンヨ」に
見えて仕方ないのは私だけか。













品川猿

2007-04-26 | 暮 Life
村上春樹の「東京奇憚集」という短編集を読む。

「きたん」の「奇憚」は当て字になるだろうが
その字が指し示す様に

少し不思議で、珍しく、
奇妙な出来事が五編納まっている。

その本の最後に収録されているのが

「品川猿」

結婚して3年。品川に新築のマンションを買った。

夫の仕事も順調で、ワタシも結婚前と同じ様に
働き続け何もかも順調な生活である。

そんなある日ワタシは自分の名前を思い出せなくなる。
思い出せないのは自分の名前に限ってであり

その他の事、住所や他人の名前、
過去の記憶も思い出せるというのに。

最初は気にもとめていなかったが

自分の名前という、自分を存在させる総称が
見つからない。出てこない。

中心にある何かがすっぽり身体から
抜け落ちてしまう心元なさ。

そんな時にたまたま見つけた
品川区広報の「こころの悩み相談室」開設のお知らせ。

軽い気持ちででかけた相談室にいた
おばちゃんは実は凄い力があり、

楽観的に考えていた「名前忘れ」は
とても深い深い心の奥にさかのぼり

苦しい過去を突きつける。

そして驚きの名前忘れの犯人の正体が!

まさに「奇譚」な話。さすが春樹先生。


本とは関係ないが
人の名前がスコンと抜ける。

最近の知り合いでもなく
ましてや会社の先輩だったりするというのに。。。

会社で立ち話になると、毎回焦って
IDカードをチラチラ確認してしまう。

マズイ・・非常にマズイ・・。

それは知り合いに限らず

今日はズームインの羽鳥アナの
ペアを組んでいる女子アナの名前が出てこず

ひたすら
「ほら、なんとか尾なのよ~
板尾?岩尾?タツオ?カズオ?あ”~気持ち悪い」

思いだしてくれ~と
同僚に懇願するが

「ムリ。めざまし派だから」とつれない返事。

あ・・・。出てこない。
と思ったら今出てきた。

西尾アナでした。

良かった。良かった。
細胞は消えずに済んだぞ。









バナナ探して三千里

2007-04-23 | 飾 Shop
少し前の話。

トントントン。

真冬の雪が降り続く寒い夜

玄関の扉を叩く音がする。

「こんな夜中に誰だろうか」とおじいさん。

「吹雪のいたずらですよ」とおばあさん。

トントントン。

「ほらほらおばあさん、やっぱり誰か来ているよ」

と、おそるおそるおじいさんが扉を開けてみると、

そこに居たのは、大きな大きな女の子。

バナナを一本持って

「バ、バ、バナナスタンドはありませんか?」


「申し訳ございませんが当店では取り扱ってございません」

「なぬ・・ここも置いておらぬか・・・」

ああそして
自由が丘の日が暮れる。。。。

ナンツッテ。ナンツッテ。


近頃バナナをよく買う。

実家に居た時には見向きもしなかったが

これが手軽で腹持ちも良く、
朝の手抜きご飯にはぴったりである。

さすがに皮むいてモリモリと
手抜きをしたら最後、

そこから戻れない気がして

一応器にバナナを一口大に切り、

プレーンヨーグルトをかけてさらに
フルーツシリアルをまぶす。

なんて書く程の朝ご飯かい!と
ツッコミ入れられそうだ・・・。

バナナを買う様になって
どうにも置き場に困る様になった。

なんとなく籠に置いておくのも
ボテっとしてイマイチすっきりしない。

バナナの保存方法は、木に生っている状態と
同じ状態で置いておくのが一番長持ちするのだと

小耳に挟み、

これはバナナスタンドを買わねばと
自由が丘に出向いた。

オサレなキッチン用品や雑貨店がこれだけ
あるならばバナナスタンドも選び放題だろうと

意気揚々と探し始めるが

ない。

どこにもない。この店にもない。あの店にもない。

歩いて探した店6軒。

こうなったら意地でもみつけてやると
その後2軒回って見たものの扱っている店はなかった。

なんだ?
自由が丘辺りじゃあ、バナナは吊るさないのか?

翌日会社で、

「バナナスタンド見つからなかった
もぉ聞いてよ大変だったのよ~事件」を

ちょっと得意気に話した所、

「ネットで探せばいいんじゃないの?」
と同僚にあっさり言われる。

おぉーなんとインターネット!

文明の利器!

ちーっとも思いもつかなかった自分に
少々ショック。

家に帰って早速検索してみたら
出てくる出てくる。

しかも探していたウッディーバナナスタンドが
しかもお値段お求め安い価格帯で登場!


そして頼んだら2日後に届いた。
家にいながらバナナスタンドが手に入るではないか。



あ・・

ワタスの自由が丘バナナ探して三千里は一体・・。

情報化社会をバナナスタンドで
実感した出来事。

何事も行き当たりばったりじゃあ
ダメっだって事だな。

ってまた今更そんな事を。。。