ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

ル・コルビュジェ展

2007-07-29 | 観 Movie Museum
六本木ヒルズの森美術館で開催されている
ル・コルビュジェ展」へ。

今年は生誕120周年を
迎える記念の年でもある。

死ぬまでにやりたいことを
10個言えと言われたら、

間違いなくベスト3には入るだろう
”コルビュジェ作品の巡礼旅”

携帯のアドレスにもコルビュジェ作品の
名前を使ってしまう安易さはお恥ずかしい所・・。

そのくらい尊敬してやまない
素晴らしい建築家。

今の住宅の原型を示す先見の明。

あまりにも先を行き過ぎていて
都市計画などは実現しなかったものがほとんどであった。

今回の作品展は、コルビュジェの建築作品以外に
絵画や彫刻も多く展示されていた。

今まではどうしても建築へ目が向いてしまっていたが
絵画の方をじっくり観賞する事で

奇抜と思われる建築作品が、
一連の流れをもっていたのがわかる。

圧巻だったのは

マルセイユにある集合住宅「ユニテ・タビタシオン」の
メゾネットタイプ原寸大模型。

おぉぉ憧れの「ユニテ」が!!

ユニテ・タビタシオンは

第二次世界大戦中後の住宅不足を解消する為に
フランス政府から依頼された集合住宅である。

コルビュジェが研究したモジュロールを用いた

天井高2・26m・幅3.36mの縦長の
2層になったメゾネットタイプの造りが基本プラン。

住宅内にスーパー、病院、託児所、
ジム、ホテルが併設されている。

現在も337戸1600人が暮らしている。
この建物は1952年に完成したので、なんと築55年。

ちなみに売りに出ている
物件価格は約7000万円。

さすが元祖デザイナーマンションだけある。

日本で築55年の住宅なぞ
ほぼ廃墟か、重要文化財しかない。

ましてや人が住めるというのも、まれで
こんな価格も付かないだろう。

コンクリートと木造の違いはあるにせよ
住宅に長く住むという意識の違いは大きい。

壊して、全て作り直せという
発想との大きな違い。


「ユニテ」と同じ様に実寸模型がもう一つ。
コルビュジェが晩年過ごした、

「マルタンの休暇小屋」

想像以上にコンパクトな造りで、
見学するにも一度に3人~4人が限界。

しかし手を伸ばせば全ての物に
届くのではないかと思える機能性。

窓の室内側に付いた鎧戸を閉じると
鏡が現れる。その真横には小さな洗面ボール。

これなら鏡は使わない時はたたんでおけばいい。

この小さな小屋で、
眼下の地中海を眺めていたのですか?巨匠!!と

しばし妄想にふけて、
出口でつまずいた。

ぜひ実際の作品をこの目で確かめたいと
帰りに購入したのは、展示カタログではなく

コルビュジェ作品最新行き方ガイド。


フフフこれで巡礼もバッチリだヨ。


帰り道、行きからあの店気になるね~と話していた
toufu cafe へ。

白玉tofuパフェ。


クリームは全て豆乳ソフトクリーム。
というよりまんまお豆腐か?と思う豆腐味。

しかし甘くなく、
最後まで飽きずに食べられる。

これは美味しい!

疲れた身体に甘いもの。
”絶食ジュース”の話しながら甘いもの。

今日が最後ねといいながら、
毎日甘いもの。

意思弱過ぎだろ。。。。





灼熱ペンシルハウス

2007-07-27 | 暮 Life
長梅雨の肌寒さに

今年は猛暑なんて予測はあてにならんねと

フフン寒い位だよ、

なんて調子に乗っていた。

忘れていた。

すっかり忘れてた

恐怖の灼熱ペンシルハウス!

ここの所の真夏日に

否応なく甦る記憶

身体は忘れぬこの暑さ

アヅイのだ…

もうなんだかわからない位アヅイのだ…

アヅインダヨ~

毎年叫んでる気がするが、

しつこく何度でも叫ぶ

この部屋アヅインダヨ~

空しく極狭ペンシルハウスにコダマヒビキ。
寒い。寒すぎ。。

暑いけど寒。


禁断のスイッチに手が伸びて初クーラー

人間って弱いもの甘いもの。


じゃがポックル

2007-07-26 | 暮 Life
三連休明けから、結婚式の為に
休みを取っていた北海道出身の同僚が
今日から出社した。

お式は親族だけでこじんまり挙げ、
披露宴は、実家が飲食店をされてるので

父上が嫁ぐ娘の為に
腕を振るって準備してくれたと教えてくれた。

なんかいいね~

”愛”が溢れてるじゃない~と

つい涙腺弛みそうに。。。

新婚旅行は世界遺産となった知床を
ぐるりと周ってきたと幸せオーラ全開!

隣の席でオーラをあやからねば。

あやからねば。


そんな”幸せおすそ分け土産”ではないが
なんと「じゃがポックル」登場。



カルビーの北海道の空港限定のお土産。

商品が入荷したとたんに
売り切れてしまうという人気商品。

私も北海道旅行の時に探してみたが
一切姿形を見かけなかった。
(類似品はワンサカあったが)

ぱっと見”じゃがりこ”に見えるが

もっと芋芋しい?とでもいうか、
ポテポテしい?とでもいうか、

あっさりしたでも
限りなく本物に近い”フライドポテト”。

会社でなぜ北海道の、
空港でしか買えないのか議論になり、

「きっと北海道のカルビー指定農家で
ポックル用ジャガイモを使っているからだろう」とか

「カルビーの北海道工場で揚げたらすぐ空港行きなんだろう」とか

小学生レベルの議論。

とにもかくにも味は後引く味。
北海道に旅行の際に運がよければ手に入るカモ。


追伸:
moeredamaと若は
食べた事あるのかしらん?


どうなってるドーナツ

2007-07-23 | 暮 Life
霧雨降る日曜早朝6:30。

日曜の早朝に
わざわざドーナツ買いに来る人間なんて

そんな奇特な人間なんている訳ないね

ワタス位だよねえと

思った読みは甘かった。。。

奇特な人間は世の中に沢山いた。
ワンサカいた。


早朝なら平気だろうと、7:00過ぎに
新宿のクリスピー・クリーム・ドーナツへ到着。

しかしなんとすでに店の前は
ネズミーランド状態。

ガードマンのおじさんに

「ここ最後尾じゃないですから、
その橋の終わりが最後尾ですから!」と冷たく言われ

看板には「1時間30分待ち」の文字。

あり得んよ。あり得ん。
日曜朝7:30のドーナツ屋で1時間30分待ち?

なんなんだ?おかしいだろう?

なんてブツブツ呟きながらも
並んでしまう自分。

ここまで来たのだから並んでやると
ちょっと意地になってる自分。


並んでいる間に出来たてドーナツを
1個プレゼントしてくれたのをムシャムシャ食べながら

そして並ぶ事70分。

遂に手に入れた。
1ダース。12個入り。

箱買いならファストパス並とはいかないが
かなり列を飛ばして購入出来る。

えーい。かまわん
大人買いじゃ。大人買い。




確かに今までとは違うフワフワな食感。
口に入れると溶けていく様な感じ?
確かに美味しい。

外を覆っているシュガーコーティングは
”うわ甘っ!”と一瞬思うが、意外と甘さもクセになるか?

出来立てドーナツは、熱々で
外側のシュガーがカリっとしていて

並んだ達成感も加わって?!
さらに美味。


そんな戦利品をお土産に
先月誕生したベビちゃん”抱っこします会”へ。

どんな会だって・・・。




腕にすっぽりと納まる生まれたての
壊れそうな宝物。

ドーナツなんかよりフワフワで甘い
小さい手と足。

なんと可愛い。。。


追伸:
みんなが喜んでくれて
ドーナッツ頑張って並んだカイがありましたわ。

また次回も頑張る?頑張るのか!?