ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

運命じゃない人

2008-07-28 | 観 Movie Museum
「30過ぎたら、運命の出会いとか自然の出会いとか
そんなのないから。もうクラス替えとか文化祭とかないんだよ」

身につまされるお言葉。

運命じゃない人

アフタースクールの監督の初監督作品。
友人に面白いらしいよと誘われてギロッポンへ観に出かける。

全く別々の人生だと思っていた
5人の男女それぞれにスポットがあたりつつ

話はユルく見えて、最後はしっかり糸が
繫がっている面白い作り。

冒頭のセリフ以外にその通りと思ったのが

ケッコン詐欺に遭いマンションを買わされた
優しいだけが取り柄の、奥手な可哀相な中学時代の同級生に対して

飲み会を開催しても電話番号を聞かなかった
という事に激怒して放ったセリフ。

「オマエ~、あの11桁の番号をなめんじゃねーぞ!
その番号を知ってるか知らないかで、
お前の人生は天国と地獄ほど違うんじゃー今までの人生反省しろ!」

ホント。先に続くか続かないか。

しかし最近全くもって、
”電話番号知りたい~”と思う相手も
”チミの番号教えて”なんてココロ踊る言葉もご無沙汰だ。。。

チミって。。。カトちゃん?

しかし帰りは色気より食い気でしょうと
暑い夏の夜に、西麻布で”とろろ鍋”

玉乃葉屋



こんな辺鄙な場所なのに気になるお店が
あちらこちらに。

でもつい口ずさむのは
♪ふたりのニシあざぶぅぅ~♪やっぱり昭和。










リ・サイクル関係

2008-07-27 | 暮 Life
もしかしたら決定的に言ってはいけない事を言ってしまったかもしれない。


普段あまり周りにはいないタイプで怒るスイッチが全然掴めない事がある。

これで?と思う事で、プイと不機嫌になられると、


何を言っても駄目な気がして、不本意に[だんまり]を決め込んだりしてしまう。


その割に、結構デリカシーの無い事や、身勝手な事も言われたりする。


その度、こちらも腹を立てるのもおかしなものだ。


相手にとって嫌な事と自分の嫌な事は全く違う。


お互いに相手の気高き!?プライドや、繊細かつ理解不能な考えをなんとか理解してるだろうと思いきや


その実何もわかっていない。


さわらぬ神…的、部分をついうっかり見落として平気で踏み入れ、荒らすから、


お互いになんとデリカシーの無い奴!と思うのだろう。


かと言ってまた余計な事言ってしまったら…と先読みし過ぎて、何も言えなくなる。


言いたい事や、聞きたい事や、思ってる事を大量に飲み込んだ所で、


それが消化される訳もなく、どんどんココロに蓄積されて腐敗していく。


腐敗は決して良いものには変化しない。


嫌な思考、歪んだ気持ち、最後は怒りに変わってしまうのだ。


そんなのカラダに入れてたら関係なんて上手く成り立たない。


「もっと言いたい事言ってやんなさい」と言わたりするが、


ただ自分の思ってる事を言い放つだけでは、ただの[腐敗臭フリマキ]にしかならず

結局また相手の地雷を踏んで終わりになる。


伝えたい思いが、真っ直ぐに相手に届いて戻って来る事で、


腐敗になりかけていた思いは、カラダに優しい肥料へと変化出来るのかもしれない。


リ・サイクル関係。。


エコ関係?


なんやそれ。。。


こんな事を今まで散々思いつつ


ただ腐敗が溜まっているだけなのは、向き合う自分の強さがなかっただけで。


勝手に付けたフィルターが突然取り除かれて、


面食らって見えてきたものや自分自身の気持ちに正直幻滅してる。


リ・サイクル関係なら、最後は一度自然に帰さないとな。

サイクル出来ないもの。

少年少女合唱団。

2008-07-24 | 観 Movie Museum
会社の人から
「娘が合唱団に入っててさ~発表会があるから一緒にどう?」と誘われ!?

「へぇーいいっすよー」と答えたはいいものの
どこでやるのかと思いきや

あの「サントリーホール」しかも大ホール。

「ええー!本格的じゃないですか?」と驚くと

「そうそう。演奏も神奈川フィルだし。
それを聴くだけでも良いと思うよ」とあっさり。

少年少女合唱団とか
なんとかって言っていたので、

よくありがちなお育ちの良さそうな
お坊ちゃま、お嬢ちゃまの合唱隊かと高をくくっていたが

なんとチケットが”よんしぇえんー”もするではないか。
どんなお坊とお嬢が出てくるのかと期待しつつ

かなり久しぶりの
サントリーホールにワキワキする。

やはり貫禄。
ホールに入りると益々ワキワキして思わずシャッターを切った。



「お、お、お客様~お写真はお止め下さいませ~」と
遠くから係りの人がすっ飛んで来る。

すんましぇん。。。

開演前のしばしの時間に、
「娘さんっておいくつなんですか?」と

今回声をかけてもらった会社の人に尋ねる。

「えっとねー高校1年かな」

ワタス:「うわっそんな大きかったんですか!
あのオチビちゃんは一番下?」

「そう。小学校1年。二番目は今日は塾で来れなかったんだよ」

ワタス:「奥さん可愛いっすね~イヒヒ」

「ブホホー何を言ってるんだよ~うひゃひゃ」
しっかり喜んでるじゃないか。

しかしほんとに高校生筆頭に3人も
お子さんがいるとは思えない可愛らしさ。

生活の余裕かなあ。
ダンナもかなり家族思いで人柄が良いからなあ。

いいなあ。
普通に家族最優先できるってなあ。

と、思わず合唱とは全く違う方向へ
妄想が飛びそうになった所で開演となった。

舞台には神奈川フィル管弦楽団を囲み

元少年少女だったOBの合唱隊が70名程と
現役少年少女合唱団70名程のかなりの大人数。

中央にプロのソプラノとテノールのオペラ歌手の方がいる
立派な編成。

演目もブラームスのドイツ・レクイエムと
フォーレのレクイエム。

もちろん演目は皆目存知ないが

始まって早々の歌声と演奏に鳥肌もの。
癒しの音楽とはこの事かもしれない。

暑さを一瞬忘れる上質な時間。

終演後、すぐ影響された興奮状態で

会社の人に
「気持ちは永遠の少年少女!合唱団入れますかね?」と詰め寄ると

「うーん。ちょっと遅かった!ざんねーん!」と一言。

その後パンフレットを見ながら
「おい!募集してるぞ!男性合唱団!」

「ってアタシは男かよ!」とハリセンボン風ツッコミ。

しかしあれだけの大人数で歌うと
気分が良いだろうなとちょっとゴスペルの事を思い出した。

年末の第九とか参加しちゃうか?!




ケンショウ炎

2008-07-21 | 暮 Life
北斗の拳でなく。

しかしアタタタタタタタタ~と右手の手のひら親指の付け根全体が痛い。

以前、カラオケでタンバリンを次長課長河本ばりに叩きまくった時に発生した痛みとも一味違う。


何やろか~?


誰か叩いた?


しかも指を広げると全体的に痛い。


ますます何が原因なのか謎は深まる。


テニスもこの一年、まるっきりやってない。


ふとよぎる記憶。


まさか、、、


な、訳ないよな、、、


いや、
でも思いつく原因といえばあれしかない、、、


ピアノ。


私の一番のストレス大発散方法として、


実家に帰ってピアノを弾きまくるというのがある。


明らかに学生時代からのレベルダウンは否めず、

レベルMAX時代の曲は指が動かないので、


簡単だが、ピアニスト風に激しく弾ける曲(どんなん?)を


ジャンジャンと楽譜を並べてかたっぱしから弾く。


その内に最後は、中学時代に使っていた合唱曲集を広げ、伴奏して歌い続ける。


未だ♪恐竜のバラードや♪風になりたい♪をガンガン弾き、

絶叫している自分に時折怖くなる。


背筋がゾクッとする怖さ。

しかし弾いている間の集中力と無心はどこから来るのか?!


と自分でも不思議になる位で。


出来ればホントは毎日弾きたい位で。


しかし!狭いペンシルハウスにはピアノなんて置けズ


紙のピアノじゃ指が沈まズ~by薄汚ねぇシンデレラ


と月に一度か二度のピアノ程度で、今まで手が痛くなった事などなかったのだが、


今回は、久しぶりに新しい楽譜を購入し、ウキウキで弾いてみたものの

右手オクターブ5音押えが何小節も続く。


二人羽織の様な指に、イラつき最高潮。


「お前、やる気あんのか~」と二人羽織の様な指に、イラつき最高潮。


意地になり何時間も練習していた結果がケンシロウ。


いや、ケンショウ炎。


あぁ格好悪い…。


この程度の練習で痛みが出るなんて父ちゃん情けなくて涙出るわい…。


トドメに妹から「下手になった」と言われる始末。


最近の電子ピアノは小さくてかなり高性能。

音色もタッチもグランドピアノ顔負けのものもある。


アタタタタタタタタ~でケンシロウ炎になるレベル脱出の為に、


買っちゃうか。

買わない。要らない。必要ない(笑)

頑張ちゃってる系

2008-07-16 | 暮 Life
占いは一種の精神カウンセリングの様なものだと思う。


海外ドラマや映画で、かかりつけの心理カウンセラーに向かい


長椅子に寝転んで、あーでもない、こーでもないと喋るシーンがよくあるが


日本にはイマイチ心理カウンセリングが一般社会に浸透馴しない。


沈黙が美徳という考えがある位だから、


そう安々とメンタル面を他人に話す民族ではないのも影響しているからなのか?

(話が大きくなり過ぎつつある?…)


今の自分の現状を知らない第三者の人から


[あれまぁ、随分と空回りしてる状況だね]と言い当てられると、



さすがに'顔に出てるか?'とさえ思う。


[まあ、大丈夫よ。方向はあってるみたいだから今はそのまま続けて。今年から18年かけて大きな流れに入ってるし…]


えぇっ!?今年から18年ってアタシ一体何歳になっちゃう系…それって大丈夫系…



まさに昨年の今頃に見てもらった占いへ一年振りに出向いて言われたのが、先の18年。


占ってもらうというより、一番は気持ちが安心したかったのがある。


やっと自分の思う仕事の方向へ向いたというのに、これといった結果が現れず焦る毎日。



大丈夫よと言われるのが、こんなに肩の力を抜かせてくれるとは。。


かなり必死な形相伝わってたよな…


あの人怖くね系~。必死こいちゃってる系~。


焦っても仕方ないし。



仕事以外に聞きたい事ないのかと言われて、


やっぱり気になるあの事を聞いてみた。


やっぱり微妙なニュアンス回答。。。


微妙。微妙。微妙。


やっぱり中途半端に続くのか…と有体退離気味の所に、


「9月に出会いがあるわよ」との言葉に一気に魂が戻る。


ヨッシャ~セプテンバーまで一頑張りやな!ウシシ。


とかなり俗世間的思考に染まって現世復活。


しかし、楽な方へ流されやすいのはわかってる系なので、


しばらくは、頑張っる系も見せておかなくちゃ系か!!!