夏になると冷たい麺が食べたくなります。
家では、そうめん、冷やし中華が定番ですが夏にラーメン店に行くと必ず『冷やしラーメン』を探してしまいます。でも、どこに行っても冷やし中華ばかり、最近は冷やしつけ麺(ラーメン)なんかも見かけるようになりましたが、やっぱり私の求めているものと違うのです。
実は今日、その『冷やしラーメン』を食べることができたんです。メニューにあることも知らず、入ったお店でとうとう見つけました!!私の求めていたものにかなり近い味でとても感激しました。
私が始めて冷やしラーメンを食べたのは、会津坂下町で働いていた頃…。訪ねていった家で冷やしラーメンの出前をとってもらったのが最初でした。
その時にラーメンがまるごと冷えた冷やしラーメンに感激してしまったのです。そのラーメンは、坂下町にある石山食堂の名物でした。
同じ頃、テレビで、山形の夏のラーメンといえば誰もが冷やしラーメンと答えるほど山形では当たり前ということを知りました。そして、米沢に行った時、冷やしラーメンを探したのですが米沢では冷やしラーメンを見つけられず、ラーメン店の店員の人さえも冷やしラーメンを知らなかったのです。その話を友人に話したら、山形まで冷やしラーメンを食べに行こうと言ってくれて山形市まで冷やしラーメンを食べるためだけに行ったことがあります。山形に行ってから本屋さんで冷やしラーメンの有名な店を探して食べてきました。それが、いままで食べた冷やしラーメンでは一番おいしかったような気がします。といっても、山形でも珍しい塩味の冷やしラーメンでした。
ちなみに今日行った『あたごや』というお店も美味しかったです。冷やしラーメンが今まで見つけられなかったので何度か『来夢』で、冷やしラーメンにちょっと似た水ラーメンを好きで食べてた事がありましたが具がないのが物足りなくて、やっぱり冷やしラーメンの方が好きみたいです。
あまりの感激に頭の中は冷やしラーメンでいっぱい。思わず、ネットなどで調べると意外と会津で冷やしラーメンを食べれる店がありました。一部ですが『源来軒』『坂内食堂』『三角屋』『盛ちゃん食堂』など、また食べに行きたくなってしまいました。
ちなみに坂下の『石山食堂』は山形の冷やしラーメンの元祖(冷やし中華の元祖より古い)『栄屋本店』とほぼ同じ時期から冷やしラーメンを売っているそうです。
会津と山形以外ではほとんど食べることのできないらしい冷やしラーメンですが、何故、山形では人気で会津の人はほとんど知らないのか不思議なくらい…。
でも、私の友人で冷やしラーメンは許せないという人もいるので、好き嫌いは分かれるかもしれません。