【2011年5月】ワイン勉強会＠ビストロ アン・バロン

月一恒例のワイン勉強会、5月は、西麻布にあるビストロ『アンバロン』にて。



オーナーの両角さんが趣味の食べ歩きが高じて、某金融機関を辞めて始められたお店。



ワインを人数分持込ＯＫということで、勉強会の場所となりました。



2009年オープン直後に1度行ったことがありましたが、かなり久々の来訪。



ハカセタロウのようなヘアスタイルが印象的でしたが、すっきり短髪に！








お店は、まるでパリの一角にあるような雰囲気で、

入ってすぐはカウンタースペース、奥はゆったり間隔のテーブル席があって落ち着けます。



立派なワインセラーを備え、ワインも比較的リーズナブルにいただけるのでおススメ







出題者は、ワインおたく!?に超詳しいＯさん。
　
16:30スタート。泡1本、白2本、赤3本の6本。Ｏさんからは、品種と国を予想して欲しいとのこと。



泡と白はほぼフランス、赤は、スペインやイタリアやニューワールドと答える人多し。



ドキドキの答え合わせ。



なんとなんとの6本全て日本ワインそれも西日本限定。



ということで、ここで本日のテーマ発表！



　　　　　↓



『山梨、長野、北海道、山形だけではありません！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西日本も頑張っているのです!!』





泡と白はこちら。

左から、

安心院スパークリングワイン/安心院産シャルドネ100%/瓶内二次発酵
　　
安心院ワイン　イモリ谷2007/安心院イモリ谷産シャルドネ100%/シュールリーで9ヶ月貯蔵

（大分県宇佐市の安心院葡萄酒工房。1971年から盆地を利用したワイン造り。

　母体の三和酒類㈱はいいちこでお馴染み！）

奥出雲ワイン　シャルドネ/限定醸造4910本→夕張メロンのような香りがある。

（島根県東部に位置する雲南市の奥出雲葡萄園。

　全ての工程は手作業にごだわり、地域に根ざしたワイン造りに励む。）



赤はこちら。

左から、

奥出雲ワイン　メルロ/限定醸造1840本/9ヶ月樽熟成

　→これは、八丁味噌のような香ばしい独特の香りが印象的。ごはんや味噌汁に合うワイン！

仲村ワイン　蝶メルロ/メルロ97%ミツオレッド3%

（大阪府羽曳野市の仲村わいん工房。

　酒屋をされていた先代が65歳で突然ワイン造りを宣言し、畑の開墾からスタートしたという。）

菊鹿カベルネ樽熟成/限定醸造2500本

（熊本ワイン㈱。熊本産の葡萄にこだわって地産地消がモットー。

　馬刺しの燻製に合う。）




九州にはよく行っていたので、ワイン造りが盛んなことは知っていましたが、

出雲や大阪産は初めて。



日本のワインも日々進化してますね。。。



それにしても、日本ワインに精通しているＯさんらしいラインナップでした。



ここからは、待ってました～～のお食事タイムへ。

店名になってるBallon（気球）ロゴ入り、オリジナルのお皿が可愛い



ヤリイカと石鯛のフリット

肉厚で柔らかなヤリイカと淡白な石鯛、カリッな衣がいい感じ。



揚げたパセリがとっても◎。パセリも揚げると脇役ではいられない主役級の美味しさ！



初鰹のマリネ
　
旬の初鰹♪お肉のようにしっとり。新玉ねぎなど野菜もたっぷり。野生種のルッコラが嬉しい。



ボリューミーな砂肝コンフィのサラダ




熊本産梅肉ポーク肩ロースのポワレ　レンズ豆添え

こちらのシェフは熊本出身ということで、馬肉をはじめとした熊本産の食材に力を入れています。



この梅肉ポークは、梅酒を漬けたあとの梅を食べて育った豚ちゃん。柔らかくて旨い。。



大好きなアスパラソバージュにテンション高まる～～～



差仕入れのワイン、ありがとうございます。
　



楽しいひと時でした。