cahors日記

美味しいものを求めて東へ西へ

焼き上がり

2014-02-01 | 陶芸・器

今年初、ずらり焼き上がりました。



最近の自分の流行が二つ。「三島模様」と「あめ釉」。



その三島模様で3点。裏にも模様を入れました。

土は再生粘土といって、削った後の削りかすを集めて
再び、粘土にしたもの。
色んな色の土が混ざっているので、素朴な色合いが魅力。
釉薬はワラ白。柔らかな白濁でぽってり感が出ます。




そして「あめ釉」という飴色で艶のある釉薬。
これ、すべてあめ釉をかけました。

土台の土の種類によって
仕上がりの色合いががらりと変わります。
右のツートーンの小皿は
あめ釉を全体にかけたあと、黒釉を一部にかけました。




あめ釉と白系の釉薬(白マットorワラ白)の組み合わせを試したくて
実験的に仕上げてみたものがこちら。

刷毛で白マットを塗って、その後
全体にあめ釉をかけたもの。
 



こちらは白マットをワラ白にかえて、同じように
あめ釉をかけてみた。ワラ白だとちょっと流れ出る感じ。
 



白マット&あめ釉の組み合わせがいいみたい。
勉強になりました。



仕上がりは土と釉薬の組み合わせで無限大に広がります。
丹精込めたはずが、イマイチな出来だったり
その一方で、時間がなくて、テキトーにやったのが
案外、素敵に仕上がったり…。
思い通りにいかないところが楽しいんだな。



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2 コメント

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ステキ~♪ (小太郎)
2014-02-04 09:55:26
cahorsさん、こんにちは。
素晴らしい腕前ですね~!!
特に三島模様の方は、お店で見たらまちがいなく手に取りそうです。

まだ2・3記事しか読んでいないのですが
ひょっとしてこれをお仕事にされている方なのでしょうか?
素敵なので思わずコメント残しました~。
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*小太郎さんへ (cahors)
2014-02-04 17:33:13
遊びにきていただき、また
コメントありがとうございます!

お仕事だなんて、とんでもないですっ
近所の陶芸教室でお遊びでぼちぼち…ですよ~

シンプルなほど難しくて
手間と時間をかけて、なんとか仕上げてます

試行錯誤の日々ですが
結局、砥部焼きがお料理には一番だったりする
今日この頃です笑

砥部焼ってお料理が映えますよね♪

小太郎さんの食卓も砥部焼が中心で
癒されます♪

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